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   ~13:40 アート論

   13:40~ 日本の政治


アート論はともかく後半がなかなか香ばしい。

「MMTはトンデモ・セオリー」「リフレ派と同じ」「まともな経済学者で支持している人は一人もいない」発言、頂きました。w

もちろん、なぜトンデモなのか、なぜ支持できないのかは、説明しておりません(できません)。野口悠紀雄、浜矩子、小幡績らに洗脳された脳は回復不能です。

意外だったのは、年金保険料を収めるくらいなら、自分でファンドに投資する発言。

人間の脳は資産運用に向いていない

…と思ったら、最近の若い奴はクズ!発言、老化の始まりでしょうか?

2019.09.18 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

紫ババアこと浜矩子氏が『サンデー毎日』でMMTのMはMad(狂った)のMだと発言。「アホノミクス」の命名者もババアなんで、なんて口が悪いババアなんだろう。



 政府が借金をいくら膨らませても、気にしなくてよい―。安倍政権の財政政策の説明ではない。国内外で支持を広げている「現代貨幣理論(MMT)」の骨子だ。アベノミクスを"アホノミクス"とこき下ろす同志社大大学院の浜矩子教授は、MMTをどう見るのか。

 *

 MMTは1990年代、米ニューヨーク州立大ストーニーブルック校のステファニー・ケルトン教授ら米国の経済学者が提唱し始めた経済理論だそうです。どのように評価しますか。

 MMTの中心的な考えは「自国通貨建ての国債を発行している国は債務不履行に陥らない。インフレが起きない限り、財政赤字の増大を気にする必要はないし、財政赤字がインフレを引き起こす危険性も低い」といったものです。ただ、これは次の二つを前提としなければ成り立ちません。

 一つ目の前提は「(円や米ドルなど国が定めた)法定通貨の価値が消失することは絶対にない」ということです。その背後には国家の権力は絶対、という「前提の前提」があります。何があっても人々は御国の権威を疑わないから法定通貨への信認も揺らぐことは決してない。このまるで王権神授説のごとき国家主義的前提がなければ、MMT的論理は成り立ちません。要は強権政治の絶対性を大前提に置いているわけです。とんでもない話です。

 二つ目の前提は中央銀行は常に政府の言いなりになるということです。中銀の独立性を完全に踏みにじり、蹴飛ばすような発想。「わが権力は絶大だ」と思っている国家が、全く緊張感のない経済運営を展開する姿が想定されます。MMTはそのような「経済的国家主義」に理論的な裏付けを与える道具となりかねない。

 MMTはModern Mon-etary Theoryの略ですが、今話したことを踏まえれば、最初のMはMad(狂った)のMだと言いたくなります。実に危険な理論だと思います。


 古い理論なのですか。

 ルーツをたどると、20世紀初めからMMTにつながる理論を唱える学者がいました。ざっくり言えば、管理通貨制の絶対不滅性を唱えるところから始まったという感じです。論争の系譜としては、「国の借金をどのように理解すべきか」というテーマにつながります。MMTの考えでは「国家財政は均衡しなくてもいい」となります。私の考えは「国家財政は均衡していることが基本だ」。両者の対立は「国家は何のためにあるのか」という価値観の違いに由来すると思います。

2019年9月22日号

れいわ新選組、朝日新聞、サンダース議員がもてはやす新経済理論「MMT」に騙されるな! エコノミスト浜矩子が看破!



MMTが成立する前提は、「法定通貨の価値が消失することは絶対にない」ことと「中央銀行は常に政府の言いなりになる」ことだと言っている。

MMTが、「インフレが起きない限り、財政赤字の増大を気にする必要はない」と主張している時点で、じつはインフレを気にしていて、「法定通貨の価値が消失することは絶対にない」と考えていないことは明らかだ。

中央銀行の独立性はよく問題になるが、政府と中央銀行がちぐはぐな経済政策を取ったことが、「失われた20年」の原因であった。

たとえば、1997年の消費増税とアジア通貨危機で日本経済が悪化したとき、政府は赤字国債を発行して公共事業を行い、日銀はゼロ金利政策を取った。しかし、日銀は、2000年に経済が小康状態になったとゼロ金利政策を解除してしまい、経済が悪化して翌年に再開した。

アベノミクスでは、日銀が大胆な金融政策、政府が機動的な財政政策をかかげていたにもかかわらず、2014年の消費増税で景気回復を鈍化させた。

このように、足並みをそろえた政策を取れないのなら、日銀の独立性は経済の足枷にすぎない。

紫ババアが《両者の対立は「国家は何のためにあるのか」という価値観の違いに由来する》と言っているが、まさにそうで、デフレで苦しむ人がいても「国家財政は均衡していることが基本だ」と言い放つのがババアの本質なんだろう。w。

2019.09.14 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

正確にいうと、「MMTを知らないのに、MMTを腐す」だ。

まほほん暴行事件だけやってりゃいいのに、経済問題にまで口出ししててワラタ。



橋本龍太郎と小渕恵三はまったく逆の経済政策なのだが…。橋下=消費増税5%=緊縮財政、小渕=公共事業=積極財政。わけわからん。


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2019.09.13 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

立民支持者(とくに田中信一郎推し)に多い意見。





減税など財政政策なしに賃金を上げたらどうなるか? 前に書いた記事。

ボトムアップで失業発生w

オイラは嫌韓ではないが、文在寅政権の韓国がまさにこれ。

とくに消費増税は、消費=需要を減らし、景気を悪化されるので最悪の選択。

2019.09.06 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |


経済同友会の櫻田代表幹事は3日の記者会見で「増税よりも消費意欲が伸びていないことが心配だ」と述べ、来月の消費税率の引き上げよりも、将来不安を背景とした消費意欲の弱さに懸念を示しました。

この中で櫻田代表幹事は「消費税率引き上げを前に駆け込み需要が起きていないというのは政府が対応してきたことも理由の一つで『山が低ければ谷が低い』というように、駆け込み需要の反動は少ないだろうと思っている」と述べました。

そのうえで、櫻田代表幹事は「より心配しなければならないのは、消費増税の問題以上に消費意欲が伸びていないことだ。先日、政府が公的年金について財政検証をしたが、将来への不安が消費者の財布のひもを締めていて、そこに大きな課題があると思う」と述べ、年金などの社会保障制度について消費者が不安を感じていることが消費が伸びない背景だという認識を示しました。

2019年9月3日 16時26分
「増税より消費意欲伸びていないこと心配」経済同友会代表幹事

>駆け込み需要が少ない → 需要の反動も少ない!キリッ

駆け込もうにも疲れて走れないとは思わないのか?w

>より心配なのは消費意欲が伸びていないことだ

水をやらないと鉢植えは枯れるということをご存じない。w

経済団体の幹部がこれじゃ日本経済がダメなのも理解できる。

あぼ~ん!まで秒読み段階ってことだな。

2019.09.04 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |


>インフレの恐ろしさを知らない世代の方なのですね。

と書いている国会議員はオイラの1学年上。小学6年~中学1年のとき、「狂乱物価」を経験している。

「狂乱物価」とは、1973のオイルショックを契機に発生したインフレ(スタグフレーション)のこと。消費者物価指数は、73年に11.7%、74年に23.2%上昇した(年率)。

しかし、オイラは、当時「定額お小遣い」制ではなかったので、インフレの恐ろしさを体験していない。

2019.09.03 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |



田中信一郎氏推薦の2冊で、オイラは読んだことないんだが、レビューを読むと、な・ぜ・か どちらも、自国通貨建て国債は破綻しない、プライマリーバランスにこだわるのは良くないなど穏当な内容だそうだ。

しかし、MMT界隈は、本の内容にはこだわらずw、田中氏が推したというだけでこの反応。w


大丈夫なのか?w

2019.09.01 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

この動画はいきる(熱る)ヤッシーを見て笑う動画なのか?

8月29日(木)Vol.582
「経済は手品に非ず! MMTとリフレ派はカレーライスとライスカレーの違いでしかない! Ya'ssyを経済音痴とディスる皆さんは大前研一、野口悠紀雄、浜矩子etc.の爪の垢を煎じて飲めw」


>大前研一、野口悠紀雄、浜矩子etc.の爪の垢を煎じて飲め

この面々だと、お腹が痛くなりそうだな。w

MMTとリフレ派ってけっこうちがうんだけどね。リフレ派は、マネタリーベースを増やせば、マネーストックも増えると思っているし、MMTは、マネタリーベースをいくら増やしてもマネーストックは増えない(だから財政出動がたいせつ)と思っている。現実はMMTの思ったとおりに展開。w

さて、ヤッシーが読めと言ってた『日経』の記事についてだが…

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2019.08.30 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

大西つねき「消費税はゼロが当たり前」シリーズ。

1.国家経営的にあり得ない


2.財政金融的にありえない(前編)


3.財政金融的にありえない(中編)


4.財政金融的にありえない(後編)


5.時代遅れ過ぎてあり得ない


6.格差拡大的であり得ない

2019.08.25 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |



歯医者さんみたいな堤防。w

インプラント堤防は、地震と津波による複合災害の発生を事前に防止する防災インフラです。堤体の中心を貫く"背骨" が地中に深く根を張って地盤と一体化し、地震動による地盤変位や津波などの外力を受けても地球に支えられるため、決壊・転倒・滑動することなく、その場に耐え留まって防災機能を発揮し続けます。

インプラント堤防

やっしー(田中康夫)が言ってた鋼矢板で補強する堤防。ただし、二重鋼矢板壁で補強するので、もっと丈夫。地震と津波に耐えられるんだから、洪水にも耐えられるはず。

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2019.08.23 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

「田中康夫YouTube公式チャンネル」で2018年7月に連続で行われた「間違いだらけの日本の治水・治山」シリーズ。続いて最後に治山。

2018年7月15日 Vol.353
『国土の66%を占める日本の森林 なのに林野庁予算は僅か3千億円! 間違いだらけの日本の治山 Part.1』


7月16日Vol.354
『森林整備こそニッポン再生! なのに抵抗する既得権益集団・森林組合! 間違いだらけの日本の治山 Part.2』

2019.08.23 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

「田中康夫YouTube公式チャンネル」で2018年7月に連続で行われた「間違いだらけの日本の治水・治山」シリーズ。続いてダム。

7月12日 Vol.350
『観れば納得! 危機を煽りながら基本を怠るダム至上主義者! いまだに天動説な国交省水資源・国土保全局が牛耳る 間違いだらけの日本の治水 Part.1』


7月13日 Vol.351
『もいちど納得! 羊頭狗肉な日本の堤防行政こそ諸悪の根源! いまだに天動説な国交省水資源・国土保全局が牛耳る 間違いだらけの日本の治水 Part.2』


7月14日 Vol.352
『治水とは何か!2人の泰斗に教わったヤッシー!ダムを知り尽くしたればこそ脱ダムに目覚めた今本博健・京大名誉教授と宮本博司・元近畿地方整備局河川部長!間違いだらけの日本の治水 Part.3

2019.08.23 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

「田中康夫YouTube公式チャンネル」で2018年7月に連続で行われた「間違いだらけの日本の治水」シリーズ。まずは堤防。

7月8日 Vol.347
『スーパー堤防こそ万里の長城! 間違いだらけの日本の治水・治山 Part.1』


7月9日 Vol.348
『森林整備費は林野庁予算の僅か8%! 間違いだらけの日本の治水・治山 Part.2』

2019.08.23 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |



中央政府(国家)と地方政府(地方公共団体)のちがいは、中央はお金を刷れるが、地方はそれができない。だから、地方はプライマリーバランスをプラスにしないとダメだが、中央はかならずしもそこにこだわる必要はない。むしろ、民間貯蓄超過を解消するため、積極的な財政出動が必要なのだ。…ってことがわかってない。

長野県知事時代に、プライマリーバランスを黒字にしたのは正しいし、地域の水洗化率を90%台に上げたのも正しい。もちろん、「脱ダム宣言」も正しい。この点では、国土“狂人”化計画=1000年に1度の大津波に耐えられる大型潮受け堤防(しかし1000年もたないw)とか、200年経たないと完成しないスーパー堤防とか、問題山積のリニア新幹線マンセーのMMT論者よりマトモである。

あの田中信一郎氏だって、住宅の断熱・気密性能を上げて無駄なエネルギー消費を減らす方が良いという主張は正しいのだ。

しかし、無駄遣いが嫌だから不景気でも財政出動しない!ってのは、家が燃えてても濡れるから水をかけるな!とか、アバラ骨が折れちゃうから心臓マッサージするな!ってレベルの話で、やらないと燃えちゃうぞ!死んじゃうぞ!

なんども書くけど、MMTが優れているのは、その経済政策ではなく、貨幣供給のしくみを合理的に説明しているところ。総債務=総貨幣量だから、企業や家計が借金できないときは政府が借金しないとおカネが減る=不景気になる!ってこと。←これがマチガイであるって批判じゃないと、MMT批判にならない。

2019.08.22 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

MMT論者ってホントにリニアが大好きだな。w


しかし、問題山積で「21世紀最大の負の遺産」になるかもしれないのにな。w

 JR東海が進めるリニア中央新幹線は、国から3兆円の融資を得る超巨大事業になった。工事の入札ではスーパーゼネコン4社の談合が疑われ、大林組の社長が辞任、東京地検は鹿島建設と大成建設の幹部を2018年3月逮捕した。工事に伴う膨大な残土、地下水脈を断ち切る水枯れ、住民の立ち退きなど、リニア建設が環境や社会生活に及ぼす影響はちゃんと検証されているのか? そもそもリニアが必要なのか? リニア新幹線を長年取材してきたジャーナリスト・樫田秀樹氏がその問題点を指摘する。

リニア中央新幹線は要らない! 21世紀最大の負の遺産とならないか?

ここで指摘されている問題だけでない。

国鉄→JRの歴史って、《新幹線をつくる→在来線に赤字→在来線廃止 or 第三セクター化→さらなる過疎化》このくり返しだった。中軽井沢駅や一関駅に行ったとき、在来線の15両編成の長いホームが、2両分を除いて、草ぼうぼうって光景を見た。

長野新幹線ができて、長野まで日帰り旅行ができるようになったら、長野のホテルがつぎつぎ経営不振になった。「新幹線できて地方寂れる」のが現実。山梨県はともかく、長野県は同じことがリニアでも起きるって想像できないみたい。

そもそも東海道新幹線以外ぜんぶ赤字(新幹線ではなく、在来線が赤字化する)の新幹線。リニアができたら、東海道新幹線の利用客が激減して、リニアは黒字でも新幹線が赤字になるかもね。w

2019.08.21 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

MMT論者って、大規模開発好きだな。

  ・巨大潮受け堤防

  ・スーパー堤防

  ・リニアモーターカー

おカネは政府が無限に刷れるけど、資源は有限だから無くなったらオシマイなんだぜ。

1000年に1度の大津波に耐えられる堤防は、100年もたないコンクリートでできている。200年経たないと繋がらないスーパー堤防は、200年間役に立たない。1時間で大阪に行きたかったら、飛行機に乗ろう。

有効性に疑問のある公共事業はやめて、例えば、今話題の合流式下水道を分流式に改めるとか、





老朽化したインフラを新しくするとか、そっちの方におカネと資源を使いましょう。

2019.08.20 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

経済オンチの宮台真司・神保哲生両氏が VIDEO NEWS.com に招いた経済学者は小幡績氏。彼の説明するMMTとは…。

んっ、小幡氏って、行動経済学が専門なので、ちゃんとMMTを説明できるのか?って疑問が…。



案の定、この動画のコメント欄にこんなコメントが…

MMTの説明を聞いていつも思うのは、お金の流れの説明をする前にお金の発行の仕組みを話せということです。 そこのところをすっ飛ばして結論だけ言う人は本当に今の金融経済システムが分かっているのか疑問になります。小幡先生もその一人です。

さて、その小幡氏なんだが、紫ババア浜矩子氏、野グソじゃなくて野口悠紀雄氏なみに、経済予測をことごとく外している。w

 ・1ドル85円であった2012年12月時点において「これ以上の(円安への)動きは危険だ」と語っている。

 ・アベノミクスについて「日本の経済に必要なのは構造改革である」「財政政策・金融政策で解決するものではない」と述べている。

 ・著書「リフレはヤバい」(2013年)では、アベノミクスは国債暴落、ハイパーインフレの危険があると指摘、特に20代以下の若い世代が購買力の低下により苦しむと主張。

 ・2014年7月の時点において、「(これまで日本経済の問題は需要の問題だと思われていたが)今、需要超過となり、需要の問題はなくなった。」と述べている。9月には、景気下ぶれリスクが意識される中「景気は、まだ悪いと言うよりは良い」と明言している。

これぞ、彼のヒューリスティックのなせる業。w

この方がdisっているので、逆にMMTに期待してしまう。w

2019.08.03 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

木下ちがや氏というより「こたつぬこ」氏の山本太郎批判がなかなかオモシロイ。

「山本太郎現象」をどう読み解くか

この草稿を6月に『論座』に載せてしまったようだが、載せない方が良かったんじゃないかと思うくらいアレなのだ。

この中の《3、「富と貧困」のポピュリズム》を以下に引用する。

 「金を刷れ、皆に配れ」。各地で張られている山本太郎のポスターには、このようなスローガンが大書されている。山本は消費税を廃止しても、大量の国債発行によりそれを埋め合わせることができる、だから「どんどん金を刷れ」と主張している。このような「金を刷れ」というスローガンが、ポピュリスト政治に極めて親和的であることを示す実例を、およそ100年前のアメリカ合衆国に見出すことができる。

 ウィリアム・ジェニングス・ブライアン(1860年~1925年)は扇動的な演説で人気を博した弁護士であり、民主党とポピュリスト党から三度の大統領選に立候補したアメリカでもっとも有名なポピュリスト政治家である。アメリカの大統領選ではじめて全国遊説をやった彼は、各地でウォール街を徹底的に指弾し、「銀貨自由鋳造」を政策として掲げ大衆の喝さいを浴びたのである。「銀貨自由鋳造」とは、金本位制に対して、銀も紙幣の裏書に加えることで、紙幣をどんどん刷れるようになり、デフレを脱却することができるという理論である。まさに「金を刷れ、皆に配れ」というこのスローガンは、とりわけ借金に苦しむ南部、西部地域の農民層に熱狂的に受け入れられ、1896年、1900年の大統領選では敗北したものの、共和党のウィリアム・マッキンリーを僅差にまで追い詰めた。

 ブライアンは生活苦にある農民層の「反エリート主義」を扇動することに成功した。他方で政治学者ケヴィン・フィリップスが評するように「人類を『金の十字架』にはりつけようとしているとウォール街を非難した彼の攻撃はおおむね効果をあげたが、草原の田舎をたたえて都市の成長や技術進歩を攻撃する言葉は有権者の反感をかった」のである。進化論に猛烈に反対した「反リベラル」のブライアンは、ポピュリスト政治家の系譜とともに、反動極右政治家の系譜にも名を連ねることになったのである。このブライアンへの怒れる大衆の共感と、進歩的なリベラルの反感という図式は、山本太郎をめぐる評価の対立と似てはいないだろうか。

 しかしながら、「銀貨自由鋳造」はブライアン以後顧みられることはなかった。1900年前後から台頭したアメリカの革新主義は、大恐慌とニューディール政策の展開のもとで、金の供給ではなく「有効需要」を重視する方向にむかったからである。「大きな政府」のもとでの公共事業や「戦時経済」による有効需要の創出、労働組合と農民組合の交渉力の強化拡大は、1960年代には右派に属するニクソン大統領すら「われわれはみなケインズ主義者である」といわしめるような、左右を問わない経済コンセンサスをつくりあげていった。この「偉大なる社会」(リンドン・ジョンソン大統領)のもとでは、「金を刷れ」というポピュリズムのスローガンは影を潜めたのである。

 ところがこの、「偉大なる社会」における経済コンセンサスは、1970年代に終わりを告げ、新自由主義の時代がはじまる。新自由主義とは「強力な私的所有権、自由市場、雌雄貿易を特徴とする制度的枠組みの範囲内で個々人の企業活動の自由とその能力とが無制約に発揮されることによって、人類の富と福利が最も増大する、と主張する政治経済的実践の理論」である。この新自由主義実践のもとで、労働組合の交渉力は徹底的に奪い去られ、ゼロ年代に入ると「格差と貧困」が先進国において深刻化していくことになる。このように、労働組合が政治経済的な力を失うことで、民衆の経済要求実現の回路が封じ込められてしまっていることが、「金を刷れ」を掲げるポピュリズムが台頭する原因なのである。このような「民主主義の脱経済化」が、「民主主義的/ファシズム的」ポピュリズム台頭の余地を切り開いたのである。さらには、「労働組合+リベラル」という社会民主主義的ヘゲモニーブロックが分解したことで、反リベラルの極右排外主義が「民衆の情念」をつかみ取る余地が開かれた。「トランプ現象」ならびに「黄色いベスト運動」へのマリーヌ・ルペンら極右政治勢力の接近はその証左である。われわれはこの民主主義の閉塞状況のもとで、21世紀のウィリアム・ジェニングス・ブライアンの登場に、期待と不安を寄せているのである。

この草稿、ウィリアム・ジェニングス・ブライアン(と山本太郎)の「金を刷れ」がポピュリズムで、ニューディールやケインズ政策はそうではない、と読める。しかし、ニューディールやケインズ政策の金融政策、そのうちの金融緩和こそ「金を刷れ」であって、経済をよく知らないんじゃないの?って文章だ。

一方、ニューディールと同時期にドイツのナチス政権は公共事業でアウトバーンを建設していた。その原資は国債を発行しての「金を刷れ」で、こっちは究極のポピュリズムだから、「金を刷れ」とポピュリズムは関係ない。

高校生の「世界史」と「政治・経済」レベルの知識で論破できちゃう草稿を『論座』もよく載せたなと感心している。

ひょっとすると、「金を刷れ」っていう言説が問題で、言わなければホントに金を刷ってもポピュリズムではないという「逃げ道」があるのかもしれない。姑息だけど…。w


「この間の議論も、これにもとづいてやってきました」だって…。じゃあ全部まちがってるじゃん。w

2019.07.24 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(5) |

以前、財政政策と金融政策を自転車に例えて書いたけど、

MMTで金融政策は不要?

建築に例えている人がいた。


どっちもどっちな例えだな。オイラなら…

 ・制度改革…断熱・気密、日射遮蔽、換気システムの変更

 ・財政政策…エアコンの冷房・除湿・送風・暖房の変更

 ・金融政策…温度設定と風向・風速の変更

 ※ 制度改革…選挙制度改革、税制改革、年金改革など、一度変更したらそうそう変えられないもの。

景気循環(短期)で変更する財政政策を制度改革と同一視してる経済顧問ってどうなの?

断熱・気密、日射遮蔽、換気システムの変更は、建て替えやリフォームのときにしかできない。断熱性能は断熱材の厚さに比例するけど、壁より厚い断熱材は入れられないからだ。日射遮蔽には、窓の外に木製ルーバーをつけるんだけど、窓ごと交換しなければならないこともある。換気システムも壁に配管できる空間がないとできない。そうでないなら、パイプむき出しでもOKな人でないと無理。

費用も数百万円から一千何百万もかかるのだ。何百万もかけて断熱材を厚くしても、それに見合う効果が得られなかったら、少なくとも経済的には意味がない。500万円かけて断熱材を総入れ替えしたとする、それで年間10万円得したとしよう(実際にはそんなに得はしない)。資金回収に50年かかるんだよ。w

このブログ記事を読んでいる人ならわかるだろうけど、長崎出身の某アイドルの実家、有名なエコ住宅なんだけど、夏が暑いらしく、ものすごい数の扇風機を使って、2階の冷気を1階に落としている。こーゆーことって家ができてみないとわからない。エコ住宅だから住みやすいとは限らない。w

わが家もエアコン2台で全家屋冷暖房しているが、夏はエアコンのない2階が暑く、階段の吹き抜けにサーキュレーターをくくりつけるという荒業で解決したが、それまで5年くらい試行錯誤を繰り返した。w

じつは、このツイートを読むまで、日本の住宅の断熱・気密性能の貧弱さに詳しいと思っていた。しかし、どうも「付焼刃」的な知識だったんだ!と確信した。w

2019.07.19 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

MMTの提唱者の一人ケルトン教授が来日し「国際シンポジウム」に参加したので、“DIAMOND OnLine”が記事を書いた。

異端の理論「MMT」に、保守もリベラルも熱くなる理由

記事はMMTの特徴を以下のようにまとめている。

 MMTが強調するのは、(1)通貨発行権を持つ政府はデフォルトのリスクや財政制約はない、(2)財政赤字は民間の資産増であり民間への資金供給になる、(3)貨幣は税の徴収のために政府が流通させたもので、貨幣価値は政府の信用力で支えられている、(4)租税や公債は財源調達手段ではなく、金利や購買力を調整する手段――といった点だ。

異端の理論「MMT」に、保守もリベラルも熱くなる理由 4

(1)(2)はそのとおりだが、(3)は市中銀行の信用創造について言及されておらず、(4)はあくまでも現代だから言えることで昔からそうだったわけではない。

(4)については、このように書いている。

 これらの主張の多くは、ケインズ理論などが前提とする財政の考え方と大きくは違わないが、財政赤字や政府の役割をより積極的に肯定しているのが特徴だ。財政の均衡は中長期的にも考慮する必要ないという考え。ただケルトン教授は講演で、MMTが財政赤字を無制限に続けることを肯定しているわけでなく、財政赤字はインフレ率によって調整する考えを強調した。

 インフレや景気は税や国債の増減で調整できるし、雇用も政府の「雇用保障プログラム」を通じて調整されるとする。

 不況期には、財政支出を増やして政府が働く意欲のある人を最低賃金で雇って支えるが、好況になれば失業が減り、賃金の高い民間に雇用が移動するので、財政支出は減るというわけだ。

異端の理論「MMT」に、保守もリベラルも熱くなる理由 5

問題は、議会承認を必要とする財政で機動的できめ細かな調整が可能なのかという点だ。ここについては、金融政策の方が優れていると思うんだけどね。

ロードレーサーで坂を登るのに、大きな坂だったらギアチェンジが必要だが、小さな坂だったらギアを使わないで登る。ぜんぶギアチェンジしててはレースに勝てないと思うんだが…。w

MMT信者のツイートを読むと、金融政策不要論(アベノミクスで金融緩和してカネ余りだから不要!は除く)みたいなのもあって、それはちがうだろ!と思うんだよね。w

2019.07.17 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(7) |