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滋賀県で撮影されたツキノワグマがカモシカの幼獣を捕える映像。



あのスピード(50km/h)で追いかけられたら人間はひとたまりもない。ただ、米田一彦氏によると、クマは横方向に移動するものに反応するので、樹木があるところでは樹木の後に隠れるのが有効だと言っていた。あと、逃げるものを追う習性があるので、背を向けずに、クマを見て後退するのも良い。

2023.11.21 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |


樋口広秀[監修]、高野丈[著・写真]『探す、出あう、楽しむ 身近な野鳥の観察図鑑』(ナツメ社、2022年)を買った。

買った理由は、トレイルカメラに写る野鳥をいちいちネットで検索するのがメンドクサイからw

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2023.11.08 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |

日大の中島啓裕准教授が、クマ研究を37年間してきた米田一彦氏を「データの裏付けのない思いつきを話す自称専門家が一番迷惑」と一蹴しててw


米田氏のプロフィールは以下のとおり。

1948年青森県十和田市生まれ。秋田大学教育学部卒業。秋田県庁生活環境部自然保護課勤務。86年に退職し、フリーのクマ研究家となる。多数の助成により国内外でクマに係わる研究・活動を行う。NPO法人日本ツキノワグマ研究所理事長。著書に『熊が人を襲うとき』『人狩り熊 十和利山熊襲撃事件 本州最大級の惨事はなぜ起きたのか』などがある。

じつは、イノシシが増え過ぎてクマの餌(どんぐり)を横取りしてるって話は、別の専門家も話していたのをテレビで観た。

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2023.11.03 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |


上のNHK総合「ダーウィンが来た!」のポストに下の記事を返信して

骨が記憶する過去の生態系

もともとヒグマは肉食だったのが、和人の開発の結果、草食に変えさせられたとポストしたら、表示できないようにNHKがした。

悔しいので、上記のように、元論文のリードを返信したが、これも見えないようにされるだろう。

都合が悪い事実は隠すというのがテレビ局なんだと確信したw

2023.10.30 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |



トカゲといえばこの人たち(↓)w



…からのヘビ夫人w

2023.10.28 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |

クマに続いてイノシシも出没中!



2019年12月に、荒川河川敷にイノシシが現れ、騒動になった。設置していたトレイルカメラにしっかり写っていた。

イノシシ動画


リンクがキレてたら…

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2023.10.26 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |

国立研究開発法人海洋研究開発機構の松林 順氏が著した

骨が記憶する過去の生態系 ―同位体分析による動物の食性復元研究―

によると…

骨に含まれるタンパク質であるコラーゲンの炭素と窒素の同位体比率を調べることで、その動物の採食生態がわかる。一般的な植物(C3植物)とトウモロコシなどイネ科植物(C4植物)では炭素安定同位体(C13)比率が異なり、窒素の安定同位体(N15)比率は、植物→草食動物→肉食動物で上昇している。



この方法で調べると、北海道のヒグマ(エゾヒグマ)では、19世紀半ばまでは窒素の安定同位体比率が高く、肉食の傾向を示した。しかし、19世紀半ば以降、その値が急落して植物食の傾向を示すようになった。



この原因と考えられるのは、和人による北海道の開発である。1)沿岸部でのサケ漁業やダムなどの工作物によってサケの遡上が妨げられた。2)エゾオオカミの絶滅により、オオカミから横取りして食べていたエゾシカを利用できなくなった。

ちなみに、この論文の後半ではエゾオオカミの採食生態について論じている。

2023.10.20 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |



坪田敏男・山崎晃司[編]『日本のクマ ― ヒグマとツキノワグマの生物学』(東京大学出版会、2011年)にある、Ⅰ「ヒグマ」第1章「採食生態 ― 環境の変化への柔軟な反応」(佐藤喜和)を読んだ。

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2023.10.20 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |

NHKスペシャル「OSO18 “怪物ヒグマ”最期の謎」を観た。


内容はつぎのツイートのとおりだった。


いちばんの疑問は、人間がエゾシカを保護したから生息数が増え、それを食べてヒグマが肉食化したという説明。エゾシカが増えたのは人間が保護したからだが、絶滅寸前まで減ったのは人間が生息できないように開発したからではないか? だったら、和人が来る前の北海道には、もっとエゾシカは多く生息していて、それを食べるヒグマがいてもおかしくないのでは?

肉食で栄養が偏りってあるけど、内臓や生肉を食べればビタミンなども接種できるのでは? これとヒグマ同士の生存競争で敗れたこととは、直接関係ないのでは? 野生動物を観察していると、生存競争で負けた個体が生息地から追われたり、病気で死んだりするのはふつうに見られる。

OSO18は、ウシを襲って食べ、その被害が甚大で、注目された。しかし、エゾシカだけ食べている個体は他にもいるのでは? また、飢えて動けなくなったヒグマが駆除されることもふつうにあるのでは? 怪物ヒグマはメディアがつくった虚像なのでは?

2023.10.16 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(3) |

奈良県桜井市の纏向遺跡からチャバネゴキブリの破片が出土w


チャバネゴキブリは、江戸時代末期に入ってきたと思われていたが、弥生時代から生息していた。




リンクがキレてたら…

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2023.10.13 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |

東京都江戸川区小岩付近の江戸川河川敷にホンドギツネがいたそうだ。




Tverで番組を確認したが、やはりホンドギツネだった。

荒川河川敷「熊の木ワンド」のホンドギツネは、今年5月7日以降撮影できていない。


河川事務所の命令で撮影場所を変更させられたからというわけでもなさそうだ。


リンクがキレてたら…

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2023.09.18 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |

千葉県千葉市若葉区にあるサバイバルゲーム・フィールドが殺虫剤を散布している動画が炎上しているらしい。


フィールド側の言い分

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2023.06.27 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |



 札幌市南区の真駒内公園で21日午前5時半~6時ごろにかけ、ヒグマの目撃情報が計5件寄せられた。園内からはオスとみられる約15.5センチの足跡が見つかり、アリを食べるために木を掘ったとみられる跡も見つかった。

 クマの目撃情報をうけ、所有する北海道は21日、公園を当面、全面閉鎖にすることを決め、バリケードを設置した。

 公園は住宅街に近く、学校などもある。また、園内にあるアイスアリーナは市が招致を目指す冬季オリンピック・パラリンピックの会場として使われ、コンサート会場としても知られる。

 今週末の24日には格闘技イベント「RIZIN(ライジン)」の大会が予定されているほか、7月1~2日にはアイドルグループ「乃木坂46」の全国ツアーが開催される。閉鎖が長引けば、こうしたイベントにも影響を与えることになりそうだ。

6/21(水) 18:59配信
ヒグマ目撃の真駒内公園、全面閉鎖でバリケード設置 イベント影響か

「乃木坂46真夏の全国ツアー2023」の後は、ジジイ(小田和正)のツアーもあって、どうなるんだか。ちなみに、運営はヒグマが出てもやる気満々でw

現在、日本では、都市緑地と周辺里山の変質によって、原生林化が急速に進んでいる。東京都足立区の荒川河川敷でも、ホンドタヌキ、アライグマ、ハクビシンに加え、イノシシ、二ホンイタチ、ホンドギツネ、(未確定だが)アナグマが観察されている。

札幌市の南側にヒグマが出てもオカシクナイ状態だ。

2023.06.23 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |


コメントにあったサラブレッドに坂を駆け上らせることに無理があるという指摘。

サラブレッドの足首の一番細いところは大人の手首くらいの細さ。
そこに500キロ近い体重を分散させて(アップダウンはあっても一般には平地を)高速で走るように作られている。
神事用の日本馬や、ばんえいの馬のようなガッチリした足、体格の農耕馬、牽引用の馬とは種類が違う。それを垂直に近い坂を駆け上がらせるって、悪意はなくても結果的には虐待になってしまう。
人間のスポーツで言えば、羽生結弦を土俵に上げて相撲とらせてるようなもの。
馬は全部同じと思ってることがそもそもの間違い。
伝統を続けるなら続ければいいと思うけど、馬の品種を変えてやるべき。

在来馬でできないのなら、神事自体をやめるのも一つの選択肢だと思う。


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2023.06.08 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |


警視庁が「防犯広報大使」にあらいぐまラスカルを任命したことで、特定外来生物ガーの人たちがお怒りです。




これでアライグマの被害が増えるわけじゃないからいいじゃんって思うぞ


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2023.05.31 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |

昨日(4/4)、話題になった宮城蔵王キツネ村でキツネにリュックを盗まれたとするツイートがやらせだったという記事。


その動画をさっき見た。


キツネを蹴ったり、カバンを振り回したりしたら、いけない!w

2023.04.05 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |



柳川久[監修]、塚田英晴・園田陽一[編]『野生動物のロードキル』(東京大学出版会、2023年)

3月5日(日)に買って、序章と第Ⅰ部、第Ⅱ部の第5章を読んだ。

第Ⅱ部の第5章は「タヌキ ―ロードキルの5W1H」で著者はタヌキ研究の第一人者、佐伯緑さんだ。

去年9月に買って読んだ『What is Tanuki?』第5章1[節?]でもロードキル問題を扱っていたが、今回はそれを章に拡大して論じている。

『What is Tanuki?』を買っていたw

タヌキのロードキルは春と秋に多い。春は、発情期で追いかけっこをよくするので、それで道路に飛び出すのだろう。秋は、初夏に生まれた若い個体が巣立ちして移動するが、自動車の危険性について認識していないので、事故に遭いやすい。

場所は、高速道路だと、防音壁が途切れる場所や、高速道路ののり面を移動してきた個体がアンダーパスなどで行き手を遮られ、道路に出て轢かれる。これは前掲書でも指摘されている。

何によって、いつ、どこで、どんな個体が、なぜ、どのようにロードキルに遭うかを論じている。

目次は以下のとおり。

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2023.03.13 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |



東京都23区内なら3例目なんでしょうが、「市が管轄して見回りなどをして見守り」とあるので、埼玉県か千葉県なのでしょう。

2023.02.27 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |

昨年12月、A宮殿下、カピバラを食す!のついでに、旭山動物園の行動展示にイチャモンをつける篠原常一郎氏。

■【新・オレ話し。】A宮と動物 動物園関係者から告発きた【23時から配信】



キリンの事故はニュースになった。

■ 旭山動物園がアミメキリン「結」の急死うけ会見 事故の原因となった箇所の改修へ



事故にはならなかったけど、ハプニングは起きている。

■ 旭山動物園 オランウータンの赤ちゃんが檻から出てしまうハプニング



しかし、行動展示は、たんなる見世物ではなく、飼育動物のストレスを除くために自然に近い状態で飼うことなのだ。事故はその過程で発生した。しかし、自然動物を観察すると、彼らwは、ケガをしたり、死んだりする。前足を痛めたらしいアライグマとか、後足を痛めたらしいタヌキ、疥癬に感染して死ぬタヌキも多い。自然に近くすれば、事故も起きるのだ。

あと、繁殖なのだが、日本でゾウの繁殖に成功したのは2004年が最初! 130年くらいゾウを買っているのに、繁殖できたのはここ20年なのだよ。日本の動物園は、繁殖がうまく行かず、輸入に頼ってきたわけで、ゴリラが高齢化しているのもそのせい。行動展示が危険だから輸入できないのではなく、国際条約で制限しているから。

それでも動物園は繁殖に熱心だが、そうでないのが水族館。ようやくイルカショーが問題視されてきたって感じ。

2023.02.05 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |


例のイヌみたいなホンドギツネについて、東京タヌキ探検隊!の宮本拓海氏から次のように指摘された。


彩湖には過去に自転車で何回も行ったが、確かにキツネが生息できる環境だと思う。

これまで二ホンイタチ、オオタカ、トラツグミなどが撮影されたが、だいたい一回きりでその後撮影されていない。ホンドギツネは二回撮影されたが、定住はしてくれそうもないw

2023.01.28 | 生き物 | トラックバック(0) | コメント(0) |