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かなり前、世界史演習の授業で、センター試験にソ連のアフガニスタン侵攻の問題が出ていたのをやらせました。1979年の事件だから、オイラが高校生のころなんだよね。

ソ連軍と戦うため、多くのアフガニスタン人がゲリラとなり、多くのイスラム教徒がゲリラ支援のため、アフガニスタンにやってきました。そのなかに、後にアル・カーイダを率いるオサマ・ビン・ラディンもいたのです。

アフガン内戦は、1988年にソ連軍が撤退した後も続き(この年生まれたのが今の高校3年生)、1990年代にイスラム復興主義を唱えるタリバン政権が樹立されました。

同じ79年、隣国イランでは、イラン革命が勃発し、イスラム復興主義者のホメイニが権力を握りました。イラクのサダム=フセインは、アメリカの支援でこれに介入し、翌80年にイラン・イラク戦争が勃発したのです。

ソ連のアフガニスタン侵攻というと、オイラはオフコースの「生まれ来る子供たちのために」を思い出します。

この曲は、小田和正さん、鈴木康博さんのデュオ時代のオフコースのバックバンドをつとめていた清水仁さん、大間ジローさん、松尾一彦さんの三人を正式メンバーとして加えたオフコースとしてのアルバム『Three & Two』に収められています。

ソ連がアフガニスタンに侵攻した、いわゆるアフガン内戦に傷つく子供たちを思いながら作られた曲で、レコード会社としては、大ヒットした「さよなら」に続くシングルには、他のラブソングを企画したのですが、小田さんがその意向を押し切って、この曲をシングルカットリリースしたと聞いています。

まさに商業ベースを無視した「off course=針路を外れて」の意固地の硬派の小田さんらしい性格が出ているエピソードですね。

「生まれ来る子供たちのために」―オフコース(1979)

あえて売れ筋のラブ・ソングではなく、メッセージ性の強い歌を出す。浜崎あゆみの某ファンサイトにくるチャート・ヲタが知ったら、どう思うんでしょうね。「バカだなぁ」と思うんでしょうね。w

厳密にいうと、ソ連のアフガニスタン侵攻は1979年12月、アルバム“Three & Two”が発売されたのは同年10月なので、この歌がアフガニスタン内戦に傷つく子供たちを思いながら作られたというのは事実ではありません。

ただし、シングルカットしてリリースしたのは、翌80年3月なので、アフガニスタン侵攻がその理由だったのは事実です。…ていうか、小田さん本人がそう言ってたもんね。w



さて、ソ連のアフガニスタン侵攻をきっかけに世界は再び米ソ冷戦の様相が深まっていきました。「人権外交」を唱えていたアメリカのカーター政権は打撃を受け、80年の大統領選挙では「強いアメリカ」を誇示するロナルド・レーガンが勝利しました。このレーガン政権の登場で台頭したのが、今日「ネオ・コン」と呼ばれている連中です。

こうした新保守主義(ネオ・コン)台頭の風潮は、イギリスでは「鉄の女」サッチャーの首相就任、日本でも「戦後政治の総決算」をうたった中曽根康弘の総理大臣と続きました。

こうした「右傾化」の風潮の中で、この歌のリリースはちょっとした物議を醸し出したようです。

「防人の詩は」、1980年(昭和55年)製作、公開された、三船敏郎さん、仲代達矢さん、あおい輝彦さん、夏目雅子さんなどの出演で、舛田利雄さん監督の
東映映画、「二百三高地」の主題歌です。

地味な映画でしたが、日清戦争に続く、日露戦争のなかでの重要な戦いを描き、明治から昭和へと続く我が国が選択した国際紛争を解決する手段としての戦争の歴史を知るには役立ちました。

そして、一握りの軍人や政治家たちの思惑や権謀術数のために、多くの人のかけがえのない生命を奪うものが戦争だということも分かります。

この歌は、さだまさしさんのレッテルに、「暗い」「軟弱」「女性蔑視」に加えて「右翼」というのが貼られた記念すべき歌でした。(笑)

しかし、本来は、「右翼」でも「左翼」でもなく、人が好きで、好きだからこそ、その生命を大切にすべきだと、それを強く主張している、ただそれに尽きるとぼくは思っています。

「防人の詩」―さだまさし(1980)

さだまさしさんのレッテルのうち、「暗い」は彼の歌詞、「軟弱」は醸しだす雰囲気に起因すると思いますが、「女性蔑視」は、やはりこの歌のせいでしょう。www

「関白宣言」(1979)

それにしても、「防人の詩」は知っていたし、「暗い」歌だなぁとは思っていたけど、この歌でさださんが「右翼」のレッテルを貼られていたとは知らなかったぞ。歌詞もそうだけど、映画の内容も戦争賛美ではぜんぜんないじゃん。wwwww

若い人にはわからんでしょうが、当時はねぇ、どんな歌が好きかで人にレッテルを貼るんですよ。オイラなんて、オフコースのファンだったから、「問題意識のない奴」とか言われたんですよ。ラブ・ソングで有名になったからって、軟弱なわけじゃないぞ。それにオイラにこういった香具師、オマエこそ問題意識のかけらもないじゃん。(怒)

2006.11.12 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) |

宇井純さんが亡くなった。

  水俣病問題などで行動する反公害学者として知られた沖縄大名誉教授の宇井純(うい・じゅん)さんが11日、胸部大動脈瘤(りゅう)破裂のため東京都内の病院で死去した。74歳。葬儀は16日午前10時、東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場。自宅は非公表。喪主は妻紀子(のりこ)さん。

  東京生まれ。東大大学院修士課程修了。衛生工学を研究し、1960年ごろから水俣病を告発するリポートを書き始めた。65年に東大助手となり、東大紛争後の70年から市民向けの自主講座を主宰。15年間で2万人以上が聴講したといわれる。それをまとめた「公害原論」で73年毎日出版文化賞を受賞した。

  86年に沖縄大教授に就任し、サンゴ礁を守る新石垣空港反対運動にかかわった。91年に国連環境計画が環境保護の功労者に贈る「グローバル500」を受賞。他の著書に「公害の政治学」など。

  ▽作家・石牟礼道子さんの話 水俣病の実態がまだ分かっていなかったころ水俣に調べに来られ、状況を詳しく聞かれたことを覚えています。最近は手紙だけの交流でしたが、考えごとをする時にはお話から力を得、頼りにしていました。

訃報:宇井純さん74歳=反公害学者、沖縄大名誉教授

宇井さんを知ったのは、1994年7月~9月に放送されたNHK人間大学「日本の水を考える」を見たときだった。

宇井さんは、大学卒業後、塩化ビニルをつくる工場に勤務したことがあり、そこでは触媒で使っていた水銀を川にそのまま投棄していた。もちろん毒であったので、夜にこっそり流した。工場をやめて大学の研究室に戻ったとき、水俣病のウワサを聞いた。チッソ水俣工場もまた塩化ビニルの生産を行っていたのである。実際に現地で調べてみると、やはりチッソが原因だとわかった。しかし、「そうではない」という反論を国をあげて行っていたので、宇井さんはとうとうそのことを発表できなかった。1965年になって新潟水俣病が発生した。宇井さんは、自分の調査結果を発表しなかったため、多くの被害者を出してしまったことを後悔して、以後、公害研究に一生を捧げることになったのである。

ご冥福をお祈りします。

2006.11.12 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |

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                              "' .



下の画像と輪郭ピタリなのに、あまり似てないね。w

2006.11.12 | ├ ayu AA | トラックバック(0) | コメント(0) |