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…という判決がでましたよ。

 「危険は決して生じさせてはならない」――。01年に起きた日本航空機のニアミス事故訴訟で、東京高裁は管制官の職務上の義務を厳しく指摘し、管制官2人に有罪判決を言い渡した。様々な要因が絡む航空事故で、個人の刑事責任が認定されたことで、関係者に驚きと不安が広がった。
     (中略)
 今回の事故は、同省航空・鉄道事故調査委員会の報告書でも、システムの不備や運用の不徹底など複数の要因が指摘された。こうした状況を踏まえ、一審・東京地裁は、個人への刑事責任追及は「相当でない」としていた。

 欧米では影響が大きい事故の場合、当事者を免責したうえで真実をすべて語らせ、再発防止に役立てる考え方が主流になりつつある。過度な責任追及は、原因究明に支障をきたす恐れもある。処罰を逃れようと、当事者が真実を語らなくなる可能性があるからだ。この点で、今回の高裁判決は国際的な流れに逆行する形となった。

「もう管制できない」ニアミス逆転有罪、現場に衝撃

以前、askaさんがコチラのコメントで憂慮していた事態が起きてしまった。

小泉内閣が成立したころから、何でも「自己責任」化する風潮があらわれたんだけど、裁判でもそうなるとはね…。

しかし、今回の事件は「責任追及」するより「原因究明」したほうが「公共の福祉」に合致していると思うんだけど…。

国際民間航空条約の第13付属書には「事故またはインシデント調査の基本目的は、将来の事故またはインシデントの防止である。罪や責任を課するのが調査活動の目的ではない」とあって、それを国会は批准している。ふつう、条約は法律の上位にあるんだから、この条約を批准した以上、刑法を改正しなきゃならなかったんだけど、放置してきたってことだよね。

こっちに記事

「アンギーラ」で550アクセス

で引用した宮台真司さんの「悪循環」に日本の司法も陥っているんじゃないのかな?


リンクがキレてたら…

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2008.04.12 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(2) |