fc2ブログ
5金なので、今週の「マル激トーク・オン・ディマンド」はタダです。w

マル激トーク・オン・ディマンド 第396回(2008年11月01日)
5金スペシャル ジャーナリスト・ラウンドテーブル
解散回避に見る日本の政治とメディアの現状
ゲスト:角谷浩一氏(政治ジャーナリスト)、上杉隆氏(ジャーナリスト)、横田由美子氏(ルポライター)

  5回目の金曜日に無料放送で特別番組をお届けする5金企画。今回は、新しい試みとしてジャーナリストたちが日頃取材しているテーマを徹底的に語り合う「ジャーナリスト・ラウンドテーブル」をお送りする。

  今回は、『永田町コンフィデンシャル』の司会者としてお馴染みの角谷浩一氏、マル激には3回目の登場となる上杉隆氏、小池百合子議員ら主に女性政治家を取材してきたルポライターの横田由美子氏の3人のジャーナリストにご登場いただき、神保・宮台両氏の司会のもとで、解散論争の虚実や麻生政権の現状、民主党の今などについて、自由闊達に議論を展開してもらった。

  自民党総裁選中の9月18日に朝日新聞が「26日総選挙」の大誤報を打ったことについて、上杉氏は、一連の解散報道が、政治ジャーナリズムの現状を映し出していると指摘する。朝日もそれを後追いした新聞各社も、誤報の事実を認めず、30日の麻生首相の会見で当分解散が無いことが明らかになっても、依然として「先送り」「先延ばし」などの言葉を使用して、解散ありきの姿勢をとり続けた。

  また、メディア各社が早期解散の根拠としている、都議選を重視する公明党の意向というものも、実は根拠が怪しいことがわかった。上杉氏が、過去5回の都議選を調べたところ、そのうち4回は都議選の前後1、2カ月以内に国政選挙が行われており、しかもいずれの選挙でも公明党が勝利を収めている。

  事ほど左様に、此度の解散をめぐるドタバタからは、今の日本の政治とメディアのさまざまな実情が浮き彫りになってくるようだ。

  そのほか、麻生政権の内情と30日に発表された追加経済対策の評価、はっきりしない民主党小沢氏の健康問題、女性政治家が活躍する条件等々、日々永田町で取材を重ねる3氏と、解散もできない政権と、誤報を認めることさえできないメディアの狂想曲の行方を、一つのテーブルを囲んで徹底的に語り尽くした。

前半の1:00あたりから、スゴイ話になる。自分の会社を倒産させそうになり、弟に代わってもらったとか、「まえば」って何?とか、「有無」は「うむ」と読むんだが…って話。う~ん、漢字の読めない人でも総理大臣になれるんだな。会社を倒産うんぬんって話はアメリカ大統領も同じ…。orz

オリバー・ストーン監督のブッシュ大統領の伝記映画『W』

なんというか、日本もアメリカも困った人たちが首脳やってるんだね。(爆)

2008.11.02 | 日記らしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |

…の池田信夫さんの笑えるコメントです。

唯物史観 (池田信夫)

2008-11-01 16:56:56

私が大学に入ったころは、まだ唯物史観が健在でした。西洋史の先生が「科学的歴史学」を信奉する歴研の幹部で、最初の授業で岩波が歴研の機関誌を切ったことに綿々とうらみを述べていたのを覚えています。こういう人が弟子を選ぶので、歴史学界ではいまだにマルクス主義の影響が強い。

このため、そういう思想になじめない「右派」は学界で出世できず、文春・産経などの「論壇」で遠吠えするのですが、いかんせん学問的には論争が成立しない。問題の論文で典拠にしているのも、ユン・チアン、黄文雄、櫻井よしこといったトホホな本ばかり。

これは経済学でいうと、70年代ぐらいの状況です。経済学はグローバル競争があるので、マル経は駆逐されたが、人文科学ではマルクス主義の影響が依然として強い。それに対する批判が、学界の中ではなく、こういう幼稚なレベルでしか行なわれないのも困ったものです。

「日本は侵略国家であったのか」のコメント

皇太子殿下が歴研会員であることをご存知ないようですね。w

むかしは歴史学研究会(歴研)=唯物史観でしたが、それも1980年くらいまでです。オイラが歴史学を学ぶようになった80年代前半では、網野善彦さんや阿部謹也さんの「社会史」が流行りはじめていて、従来の社会経済史=唯物史観は衰退していました。

オイラの師匠の小谷汪之さんは、マルクス主義者ですけど、『マルクスとアジア』(青木書店、1979年)や『共同体と近代』(青木書店、1982年)を書いて、マルクスのアジアに対する偏見(アジア停滞論)を批判してました。まあ、ゴリゴリのマルクス主義者からは叩かれてましたけど…。wwwww

小谷さんたち1940年代前半生まれの研究者が出した「新しい世界史」シリーズ(東京大学出版会)なんか読めば、ぜんぜん唯物史観じゃないことがわかります。

ちなみに、アメリカの経済学界にマル経がいないのは、マル経がまちがっていたからでなく、マル経の研究者(=ラディカル・エコノミスト)を新古典派がパージしたからです。

オイラのいた某国立大学では、超有名なケインジアンの先生が、経済学科には新古典派の研究者を、教養部にマル経の研究者を集めていました。ちなみに、オイラが経済学を学んだのは、教養部で、このケインジアンの先生とマル経の先生からです。だから、オイラは市場を信じていないんだな。(爆)

2008.11.02 | 日記らしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |