になるってテレ朝の「モーニングバード」が煽ってたんだけど、なるわけないじゃん。

過去にハイパー・インフレになった例として、つぎの4つが紹介されていた。1920年代のドイツ、戦後の日本、1980年代のブラジル(番組は90年代と言っていたけど、80年代が正しい)、最近のジンバブエ。

このうち、対外債務問題が原因のブラジルを除いて、ほかの3例は、戦争などによって国内の生産設備が壊滅し、供給が絶たれたために起きている。

1920年代のドイツは、第一次世界大戦敗戦国であり、多額の賠償金を要求されていた。しかし、払えなくなったら、フランスとベルギーがドイツ最大の工業地帯であるルール地方を占領した。いわゆる「ルール占領」である。これに対抗して、ドイツではゼネストが行われ(消極的抵抗)、その結果、生産がストップし、ハイパー・インフレになってしまったのだ。これ、高校の世界史の授業でやります。w

戦後の日本は、アメリカの空襲で生産設備の4分の1を破壊され、その復興のため、傾斜生産方式と言って、石炭と鉄鋼に特化した、経済再建を行った。このための資金調達で、復興債を乱発したのがインフレの原因だが、そもそも生産設備が破壊されていたため、需要に供給が追いつかず、ハイパー・インフレになってしまった。これも、日本史や政治・経済でやるんだけどね。

最後のジンバブエは、独裁政権が国民の不満をそらすために、白人の持つ農園を「農地改革」と称して取り上げた。ちなみに、ジンバブエは、南アフリカ共和国と並んで、アパルトヘイトが行われていた国。だから、白人の農園が多かった。しかし、いきなり土地をもらっても、そもそも生産単位としての農園が解体してしまったので、農産物を生産できない。そのため、食糧供給ができなくなり、ハイパー・インフレとなった。これは、学校では教えない。wwwww

生産設備がまったく破壊されず、むしろデフレ(財が余っている)の日本でハイパー・インフレが起こるわけないんだよね。

増税のための煽りはやめましょう!

2012.02.16 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(2) |

心筋梗塞で倒れちゃった。

 15日午後3時40分ごろ、東京都千代田区内幸町の日本記者クラブで、経済学者で京都大名誉教授の伊東光晴さん(84)が講演中に突然倒れた。伊東さんは救急車で病院に運ばれ治療を受けている。

 同クラブ事務局によると、伊東さんは「原子力発電の経済学」の題で講演。30分ほどして言葉が途切れ、ぐったりした様子になった。一時は心肺停止状態だったが、駆けつけた医師らが自動体外式除細動器(AED)を使って救命処置を行い、脈と呼吸が戻ったという。病院によると心筋梗塞(こうそく)という。【池田知広】

伊東光晴さん:東京で講演中、心筋梗塞起こし倒れる

某国立大学での教養の経済学で講義を受けました。大学の先生にしてはめずらしくオモシロイ講義だった。ちなみに、伊東先生ほどオモシロイ講義をする大学教授には会ったことがない。

元気になって欲しいな。

2012.02.16 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |