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丸谷才一氏の訃報を聞いたとき、なぜか、大学受験のときに「現代国語」(今の現代文)の問題集に載っていた江藤淳の文章を思い出した。江藤は、4歳のとき、母を結核で亡くしている。その文章は、死を前にした母と江藤との関係を描いたもので、具体的な内容は忘れてしまったが、ひじょうに切ないキモチになったことだけはよく憶えている。

この文章が何から採られたのか、今となってはわからないが、おそらくこちらの記事

涙無しには読めない江藤淳

にある『成熟と喪失―“母”の崩壊』なのではないかと思う。

その後、大学生になり、彼が「右翼」であることを知り、騙されたようなキモチになった。だから、その後、江藤のことは考えなくなり、彼の著作も読むことはなかった。彼が、妻を亡くしたことと自らの病気を苦に、1999年に自殺したことも知らなかった。

この事件は、マスメディアに取り上げられ、かなり大きく報道されたはずなのだが、ちょうど某国立大学の50年史編纂事業でクソ忙しい時期と重なり、最近になるまで、まったく気づかなかった。

右翼には、繊細で敏感な人が多く、自殺してしまう人も多い。三島由紀夫や野村秋介、新井将敬などがそうである。よしりん(小林よしのり)あたりもけっこうヤバイかも。w

そう考えると、あの切ない文章を書いた江藤淳と、妻の後を追って自殺した江藤淳が、重なってくる。まさに一人の江藤淳なんだよね。

もし、今いちばん読んでみたい本は?と聴かれたら、迷わず『成熟と喪失―“母”の崩壊』と答えるであろう。




浜崎あゆみ / Monochrome

2012.10.15 | 日記らしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |

山中伸哉教授の「失敗は成功の元」話も「豚に真珠」だったようだ。w

  「失敗すればするほど幸運は来る。若い間に、いっぱい失敗して、挫折してください」――2012年のノーベル生理学・医学賞に決まった山中伸哉教授の発言が、ネットで物議を醸している。普通の人にとっては、日本は「1度失敗したらもうダメ」な社会なのに、安易に失敗を勧めて欲しくない、という反発が起こったのだ。

日本では「1度失敗したらもうダメ」なのか 山中教授「若い間にいっぱい失敗して」に喧々諤々

失敗に学び、同じ愚を繰り返さないようにするにはどうすればいいかを考える学問を「失敗学」というそうな(立花隆命名)。失敗の原因を究明し、失敗を防止し、それを社会に広める。この3つが「失敗学」の核だそうだ。

アタリマエの話だが、失敗の原因を調べ、同じ失敗を二度と繰り返さないようにすれば、失敗をつぎのチャレンジの糧にできる。失敗しても何も考えず、放置していたら、つぎも必ず失敗する。

「それ(失敗)を許容する空気があればな」
「(失敗したら)派遣、ニートまっしぐら」
「日本は受験も就職も1回で合格しないとほぼ詰みの国だもんなw何でこうも失敗に厳しい国になっちゃったんだろ…」

人間の人生って、たぶん7割くらいが失敗で、成功は3割くらいだろう。でも、失敗をつぎのチャレンジに生かせれば、人生の失敗を6割、5割と減らすことができる。そうやって学んでいくのが人生なのに、何もわかってないんだな。w

聖なるものを犬に与えてはいけません。また豚の前に、真珠を投げてはなりません。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたを引き裂くでしょうから。(マタイの福音書7-6)

最近、某所で同じような体験をした。w

2012.10.15 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |

この近隣トラブルにかんする記事が笑える。

  大本康志弁護士によると、「新たなトラブルの原因として、太陽光パネルが問題になりつつあります。パネルの反射光が近隣の家に差し込み、トラブルになっています。パネルの反射光は差し込んでいないときの比べて、4000倍近い明るさがあるそうです」

近隣トラブル新たな火種「太陽光パネル」反射まぶしい!

そんなに反射させたら、発電の支障になるんじゃないか、と思った人いませんか。w

太陽光発電は、太陽光エネルギーの15%くらいしか利用していないので、平気なんですよ。さらにいうと、太陽光が強すぎると、パネルが熱くなって、発電効率が落ちるんです。だから、反射させちゃってるのかな。w

10年くらい前に、地球温暖化教の宣教活動で、太陽光パネルの設置が進み、近隣トラブルが起きる、というSF小説書いても、「バカじゃん!」って言われただろうな。「事実は小説より奇なり」だな。

2012.10.15 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |

 野田佳彦首相は15日昼、都内で開かれた会合で講演し、温室効果ガス排出量の削減に向け、省エネの徹底と再生可能エネルギーの普及に全力を挙げる方針を強調した。一方、2020年の排出量を1990年に比べて25%削減する政府目標について「そうした(省エネなどの)努力を尽くしても、原発によって賄うことを想定していた二酸化炭素排出の抑制を代替するのは難しいものがある」として、事実上撤回する考えを示した。

 25%削減は、09年9月、鳩山由紀夫首相(当時)が国連でのスピーチで表明、国際公約となっていた。しかし、政府は先月策定した「革新的エネルギー・環境戦略」で、温室効果ガスについて30年時点でおおむね2割削減を目指し、20年時点は「5~9%削減となる」とした。(2012/10/15-13:37)

「25%減」撤回を事実上表明=温室効果ガス排出-野田首相

公約無視の“野豚ん”だから、まあ、これくらい平気でするでしょうね。w

この件について、オイラは、二酸化炭素が地球温暖化の原因だと思っていないので、これで地球温暖化が進んでしまう!とは、微塵も思っていない。

しかし、真に持続可能な社会をめざすのなら、原発もやめ、二酸化炭素の削減もしなくちゃならない。原発事故が起きたら、持続可能な社会どころか、人間そのものが住めなくなってしまうからね。また、二酸化炭素削減は、地球温暖化を防ぐためではなく、資源のムダづかいをやめるため、必要なのだ。

「二兎追う者は一兎も得ず」というが、エネルギー消費量を減らせば、二兎得られるんだよね。

オイラは、パッシブ・デザインの高断熱・高気密住宅を建てることを提案する。パッシブ・デザインとは、太陽・風・地熱など自然環境をうまく利用して住みやすい家をつくる思想だ。一方、高断熱・高気密住宅は、真夏の高温・多湿と真冬の低温・乾燥から家族を守る、シェルターとなる家だ。この2つを組み合わせることで、日本の高温・多湿の夏と低温・乾燥の冬を健康に過ごせるようになる。

そして、省エネルギーが達成できる。なぜなら、家庭のエネルギー消費は、暖冷房、給湯、照明・家電がほとんどで、暖冷房はパッシブ・デザインと高断熱・高気密住宅で、給湯は太陽熱温水器とエコジョーズで、照明・家電はエコ家電で、かなり省エネできてしまう。

さらにいうと、長期優良住宅にすれば、三世代くらい建て替える必要がなくなるので、省資源にもなる。

家を建てるには、ん千万円かかるので、そう易々と建てられるわけではない。しかし、リフォームなら、それほどかからない。でも、1000万円は超えるか。orz

だから、政府はそーゆーことに補助金をもっと出せば(・∀・)イイ!!んだよ。(爆)

2012.10.15 | ├ 政治ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

なかなかオモシロそうな映画だな。

ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユング。心理学界における永遠の二大巨頭である彼らの名前は知っていても、2人のデリケートな関係性について詳しく知る人はそれほど多くはないかもしれません。『危険なメソッド』は、フロイトとユングの出会いから蜜月時代、そして決別までの軌跡をたどったヒューマンドラマ。2人の関係の変化には一人の女性の影があったことにまで踏み込んだ、ちょっとスキャンダラスな物語なので、心理学に興味のない方であっても、歴史の陰にあるミステリアスな“三角関係”にはきっと興味を持つことでしょう。

実話! ユングとフロイト…偉大な心理学者の関係と、歴史の陰にあるスキャンダル

フロイトは、学問的には“性”に固執していたが、実生活上はよき父親を演じていた。対して、ユングは、学問的にはフロイトの性的一元論を否定したが、後年、愛人をたくさんつくっている。この性格の不一致wが2人の決裂にいたるって視点は、オモシロすぎる。w

ところで、例の事件は出てくるのかな。フロイトとユングの討論中に大きな音が鳴る。フロイトは驚くが、ユングは平気な顔でまた起きるであろうと予言する。再び論争がはじまると、また、大きな音が鳴り、フロイトは驚く。後年、フロイトはそのような事実自体を否定した。ユングの『自伝』に出てくる有名な事件で、フロイトとユングの決裂につながるんだけどね。w

フロイトが言語に注目したのに対して、ユングはイメージを重視した。夢分析は、フロイトがはじめたものだが、自由連想法の確立後は使われなくなる。ジュリア・クリステヴァがフロイトの精神分析を言語学に応用したのは、フロイトの方法が言語との親和性が高いからなのだろう。逆に、ユングは、夢分析を通して、集合的無意識とそこに現れる元型の理論を確立した。子どもの心理療法にイメージが使われるのは(箱庭療法など)、子どもは言語能力がじゅうぶんに発達していないからなのだろう。

…というわけで、かなりオモシロそうな映画なんだけど、引越し+解体で忙しい時期なんだよね。orz

特集:『危険なメソッド』/愛と心理学の三角関係 - cinemacafe.net

2012.10.15 | 日記らしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |