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ロバート・ゲラー(著)『日本人は知らない「地震予知」の正体』(双葉社、2011年)


ロバート・ゲラーさんと言えば、関西の某番組で有名な日本語があまり上手でない東大教授で、日本の地震予知の批判で知られています。

彼の主張はひじょうに単純で、現在の科学のレベルでは地震予知は不可能なので、それにかけている膨大な予算を地震の基礎研究や耐震工学にかけるべきである、です。

地震予知が可能であるとする研究者は、以下の2つを前提としています。

(1)大きな地震はくり返して起こる。
(2)大きな地震の前に確実に前兆現象がある。

そして、こんなパンフレットをつくっています。


しかし、実態は下図のとおり、まったく地震を予知できていない(クリックすると大きな図になります)。



地震が起きる可能性が高いとしたところとは、ぜんぜんちがうところで、10人以上の死者・行方不明者を出した地震が起きているのです。

また、第2章では、福島第一原発事故は「想定外」とする主張に対して、1990年代には東北の大津波は想定されていた、と批判しています。

2014.04.20 | | トラックバック(0) | コメント(0) |