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指原莉乃(著)『逆転力 ~ピンチを待て』(講談社MOOK、2014年)

いまさらながら、さしこの『逆転力』を買って読んだ。w はっきり言ってオモシロイ本だ。ただね。すべての人の役に立つ「一般解」と、さしこだけしか通用しない「特殊解」が混ざっていて、この本に書いてあるとおりに実践しても、失敗する可能性があると思った。

ちなみに、この本にこのような

さしこは男性ホモソーシャルw

批判が出てくるのは、「特殊解」と「一般解」を区別していないからだと思われる。

やりたい企画を通すために、「絶対無理」な企画を混ぜる話(p.116~117)が出てくるが、それが許されるのは、運営から認められている(好感度を貯金したw)さしこだから。フツーの人がこれをやったら、二度と企画会議には呼ばれなくなるだろう。ダメな企画を検討するのは、時間のムダだから…。ダメな企画を出したら、ダメな人間だと思われて、他の企画も通らなくなる。それが現実だ。ダメな企画を混ぜても相手にされるのは、さしこが信用されてるから。信用されてない人がやったら、ダメ人間とみなされるだけだ。

いちばん笑えたのは、「すごく偉い人にはフランクに、ちょっと偉い人には丁寧に」の部分(p.121~123)。じつは、オイラ、読む前に勘違いしてて、ちょっと偉い人って若手のAD(アシスタント・ディレクター)あたりだと思っていたこと。こういう人に横柄だと、その人が出世したとき、干されるって話だと思っていた。実際に、そういう目にあったタレントの話を聞く。ところが、つまらんことに腹を立てる「小物」対策だった。すごく偉い人=大物/ちょっと偉い人=小物で、若い人がなれなれしくしても、大物は腹を立てないけど、小物はすぐキレるから気をつけろの意味だった。さしこ、若いくせに、世慣れしすぎ。でも、いちばん笑えた部分だ。

第3章「振られたキャラは否定せず受け入れる」(p.54~67)は、たぶん若い人にとって、いちばん役立つ部分だと思う。「キャラは作るのではなく、受け入れるもの」「『自分』は、他人が見つけてくれる」。この部分は「本当の自分」にこだわって「自分探し」してしまう人には是非とも読んでもらいたい部分だ。自分で認識できる「自我」ではなく、「自我」には認識できない(無意識の)部分を含めた「自己」を育て、「自己実現」を果たすことを説いたのはユングだ。「自己」は、「自我」が考えるほど、大きくも小さくもないし、強くも弱くもない。「自己」を客観視する(=他者の目を通して考える)ことは、ひじょうに大切なことで、まちがった「自分探し」をしている人の「気づき」になると思うよ。

…というわけで、使える部分(一般解)と使えない部分(特殊解)を見極めて読めば、とっても役に立つ本だ。まあ、オイラがさしこを褒めることなんて、滅多にないんだけどね。(爆)

2014.09.21 | | トラックバック(0) | コメント(2) |

昨夜(9/20)、放送されたNHKスペシャル「巨大災害 MEGA DISASTER ~地球大変動の衝撃」第3集「巨大地震~見えてきた脅威のメカニズム」を見た。

インドネシアや日本、チリなどで相次いで発生している巨大地震。地球を揺るがすほどの膨大なエネルギーは、どのようにして生まれるのか。いま科学者たちは、地震波データを解析することで地下の構造をレントゲン写真のように可視化する最新の“地震波トモグラフィー”を使って、そのメカニズムに迫ろうとしている。巨大地震が危惧される南海トラフでは、地下の構造データからプレート境界の2か所に、膨大なエネルギーを蓄積する領域があることが分かってきた。観測史上最大M9.5の巨大地震が発生している南米チリでは、より大きな地震が起きる可能性が指摘され始めている。地震波トモグラフィーは、さらに「巨大地震を引き起こすプレート運動が、なぜ起きるのか?」という地球の根源的なシステムの謎にも答えを出そうとしている。日本の地下600km付近には地球最大のプレートの残骸が横たわり、その塊が地球内部に下降流となって落下している様子が捉えられている。この下降流が地球規模のマントル対流を引き起こし、プレートを動かす原動力の一つになっていることが、最新の解析結果から明らかになってきた。地球内部の大循環システムの鍵を握っていることが分かってきた日本の地下。番組では、地震波トモグラフィーが解き明かし始めた地球内部の挙動から、巨大地震の発生メカニズムを読み解いていく。

第3集 巨大地震~見えてきた脅威のメカニズム

この番組に対するロバート・ゲラーさんのツイート。











同じ浅い角度でプレートが沈み込んでいるのに、チリでは巨大地震が頻繁に起こり、南海トラフでは70年も地震がないのか、まったく説明できてなかったような気がする。

しかし、ゲラーさんの「地震後知」は名言だな。w

2014.09.21 | ├ TVネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |