2万5000分の1の地形図に山荘などをマッピングした。

うさはかせ:○と、早川由紀夫氏:○の火口列予想図。地獄谷にあることは同じなんだけど、ちょっとちがう。

うさはかせ:○と、早川由紀夫氏:○の火口列予想図。地獄谷にあることは同じなんだけど、ちょっとちがう。
はいよ。RT @HayakawaYukio: 地図を回転させて北を上にして。 pic.twitter.com/2rb63r8iOz
— うさはかせ Prof.Lievre (@usa_hakase) 2014, 9月 27
御嶽山噴火地図。火口、火砕流、降下火山灰10cm、山小屋。 pic.twitter.com/EOfTGfi75Q
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) 2014, 9月 27
2014.09.28 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |
昨日(9/27)、長野県と岐阜県の県境にある木曽御嶽山が噴火した。
不可解なのは、火砕流が発生したのに、発生していないと、気象庁の防災官が言い張っていること。
これには火山学者さんたちも呆れ顔のようです。
原発事故でもないのに、被害をなるべく小さく見せようとしているのは、あまりに不可解だな。
リンクがキレてたら…
長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)が27日、大きな予兆なく噴火し、秋の行楽シーズンでにぎわう大勢の登山客が巻き込まれた。御嶽山は、日本に110ある活火山のうち、特に警戒が必要だとして気象庁が24時間体制で監視している47火山の一つ。専門家は噴火を事前に察知することの限界を指摘し、今後の火山活動への厳重な警戒を呼び掛ける。
▼クローズアップ2014:御嶽山噴火 大きな予兆なく
不可解なのは、火砕流が発生したのに、発生していないと、気象庁の防災官が言い張っていること。
気象庁の宮下誠火山防災官は28日、名古屋市内で記者会見し、御嶽山の噴火直後に南側斜面で確認された噴煙について「上空から見た限り、樹木が燃えた痕跡がなく、火砕流が発生したとは認められない」と述べた。
宮下火山防災官は28日午前、ヘリコプターを使って上空から御嶽山の状況を調査。山頂付近にできた三つの火口のうち、一つからは時折、黒っぽい噴煙が上がっているといい、「今後どのくらい噴火が続くか分からないが、風下になる南側では降灰への注意が必要だ」との見解を示した。
▼御嶽山、火砕流は認められず 上空から調査の気象庁
これには火山学者さんたちも呆れ顔のようです。
あれだけ鮮明な動画を無視して、残された地形だけから判断を下すって、とても新しい。
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) 2014, 9月 28
かつて火砕流の定義中には高温という条件があったが、三宅島2000年噴火で「低温火砕流」があることがわかった。火口付近では十分高温だったことが噴煙の中の上昇流の映像からわかるけど、流れてくるうちに低温になった。こないだの口永良部島の火砕流も低温。
— うさはかせ Prof.Lievre (@usa_hakase) 2014, 9月 28
火山学的な「低温」と「高温」の境界は100度Cな点に注意してね。99度Cでも低温で湿った火砕流と呼ぶ。
— うさはかせ Prof.Lievre (@usa_hakase) 2014, 9月 28
低温火砕流ついては、三宅島2000年8月29日の噴火で決着がついたはずだ。高温でなくても火砕流だ。荒牧重雄先生もきのうNHKで低温火砕流と言った。低温でも火砕流だ。宮下誠火山防災官はそれを、知ってか知らずか、全部無視した。まもなく噴火予知連の臨時会合が始まる。
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) 2014, 9月 28
原発事故でもないのに、被害をなるべく小さく見せようとしているのは、あまりに不可解だな。
リンクがキレてたら…
2014.09.28 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |