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死者にむち打つのはよくないが、いちおう書いておく。

  オペラ歌手の中島啓江さんが亡くなったと所属事務所が28日(2014年11月)に発表した。死因は呼吸不全。肥満のために血液中の酸素が不足するという信じられない症状で、4オクターブの声が消えた。まだ57歳だった。165センチの身長に体重170キロの巨体で、明るいキャラクターでシリアスなものからバラエティーまで何でもこなして人気だった。

オペラ中島啓江さん急死!肥満で酸素不足?肺圧迫で呼吸できず...

いろいろマチガイがある。

まず、中島さんはオペラ歌手ではない。オペラに出演する歌手がオペラ歌手で、オペラに出ない歌手はオペラ歌手ではない。実際、彼女は、歌はうたっていたが、オペラには出ていないので、オペラ歌手ではない。

そして、4オクターブの声というが、実際に4オクターブ出ているか調べたわけではあるまい。4オクターブをウリにしている歌手はけっこういるが、すべて自己申告なのだ。実際、どのパートでも使うのは2オクターブくらいであり、それ以上出しても意味がない。というか、出ない音をムリやり出すことは、声帯を痛めるので、やるべきではない。音が出たとしても、聴いて心地よいものでなければ、意味がない。

また、太っていることとオペラを歌うこととは何の関係もない。実際、最近のオペラ歌手は、ビジュアルも重視され、太っている人には声がかからない。声帯は筋肉で、それを振るわせて音を出すので、筋肉(とくに速筋)が発達した人がオペラ歌手(というよりも歌手)向きである。デブよりも、アスリートの方が、歌手向きなのだ。ジジイ(小田和正)は、60歳過ぎても、ライブの前には走り込みをしてるから、あの声が維持できてるんだぜ。ちなみに、相撲取りは、太っているが、脂肪の下には立派な筋肉がある。

彼女の体重が170kgもあったのは、体調管理がなってなかったからだ。こんなに太っていては、歌にもよい影響があるとは思えない。声帯は呼吸器の一部であるわけだから、呼吸困難で亡くなったということは、歌手としての生命も終わっていたということだろう。さっさと痩せてしまった森久美子さんの方が賢いと思う。まあ、彼女もオペラ歌手ではないけれどね。

日本人はオペラになじみがないので、自称「オペラ歌手」がひじょうに多い。オイラなんて、家で妹が練習すると、むりやりオペラを聴かされる。ついでに業界話も聞かされるので、好きでもないのに、オペラに詳しくなってしまった。《○○さんはオペラに出ていない自称「オペラ歌手」》なんて話もよく聴かされるのだ。

ちなみに、彼女についてコメントしてる連中は、オペラに詳しいわけじゃないぜ。

2014.12.01 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(4) |

名古屋大学大学院准教授・内田良さんの記事

児童虐待 本当は増えていない――「親から叩かれた」の割合が減少へ

によると、全国の児童相談所に寄せられた虐待相談の対応件数をもって、児童虐待は増えているとされているが、



実際は増えていないようだ。

内閣府による「非行原因に関する総合的研究調査」によると、「小さい時に親から暴力をふるわれた」という質問項目に対する回答を「ときどきあった/ほとんどなかった」の2択にすると、「ときどきあった」と回答した者の割合は小学生で若干の増加があるが、その他は減少していた。



そして、千葉県我孫子市「『子育て』『子育ち』環境等に関する総合調査」によると、「親にたたかれた」ことがあるかどうかの質問に対する回答を「ある/ない」の2択にすると、「ある」と回答した者の割合が減少していた。



また、虐待または無理心中による死亡児童数も、児童虐待相談の対応件数が増えているのに対して、減少していた。



以上のことから、内田さんは「複数のデータからみえてくるのは、まだまだ虐待は多く起きているけれども、それでも世の中はいま、少しずつ明るい方に向かって進んでいるということである」と結論づけている。

少年犯罪や凶悪事件が減っているにもかかわらず、児童虐待は増えているのはオカシイと常々考えていたが、やはり児童虐待も減っていたようだ。

2014.12.01 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(4) |