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ゆいはん(横山由依)がピアノを弾いたって話は知っていたが、こんなことだったとは知らなかった。

 その中で最も強い印象を残したのが「365日の紙飛行機」のピアノ弾き語りに挑んだ横山由依(23)だった。

 ステージの上で1人、ピアノに向き合う横山。小さな音も聞き逃すまいと静まり返る会場。横山は意を決して弾き始めたが、響く音がたどたどしい。観客はどうなることかと固唾(かたず)をのんでいたが、とうとう途中でピアノが止まってしまった。しかし、横山はあきらめなかった。気を取り直して再び弾き始め、歌い続けると、客席からも歌声が聞こえ始めた。それは必死に頑張る横山を励ますかのような合唱だった。

 本来なら、ステージ上では完璧な演奏が披露されるべきだ。たどたどしかったり途中で止まってしまったりする事態はプロの世界ではあってはならない。ところが、AKBでは、それもありなのだ。いや、極論すれば、そんなアマチュアっぽさこそがAKBの原点なのだと思う。総合プロデューサーの秋元康氏も以前「AKBと高校野球は似ている」と言っていた。完璧を求めるならばプロ野球やメジャーリーグを見ればいい。高度な技術よりも、夢や目標に向かって必死に汗を流し涙する姿に触れたいから高校野球を見るのだ。

ピアノ弾き語り途中で止まっても…AKBイズムを体現した横山由依

こんなこと書かれたら、高校野球関係者は激怒するのでは? 高校野球だって、甲子園に出るチームはレベル高し、そうでなくても、上手い後輩を差しおいて、ヘタクソな先輩がレギュラーになれるわけではない。

もりぽ(森保まどか)が前日に譜面を渡されて「明日、弾いて!」って言われるのは、それでも弾けるからなので、たどたどしく弾かせて、変な感動を狙っているわけではないだろう。HKT48がライブでブラスバンドやったときは、3か月前から全員で秘密裏に練習していて、それなりに仕上がっていたわけだから、今回のゆいはんのピアノとはちがう。

「ムチャぶりされてゆいはん哀れ」とか、「ふざけんな! カネ返せ!」とか、言わないのが、AKBイズムとはお笑いだ。

2016.09.23 | 48/46グループ | トラックバック(0) | コメント(0) |