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1.国内総生産と国民総生産

(1)国内総生産(GDP)

 1年間に一国内で産み出された財とサービスの総額を国内総生産(GDP)という。これは、1年間の生産活動で新たに産み出された粗付加価値の合計を意味する。すべての生産物の売上高を単純に累計した場合、原材料や半製品など中間生産物の価額が含まれてしまうので、重複をさけるため、売上累計から中間生産物の価額を差し引くことで得られる。そして、この価額は最終生産物の価額と一致する。



 A・B・Cの3企業の売上累計は60億円である。しかし、パンを作っているC製パンの生産額30億円のうち、20億円分はB製粉が生産した小麦粉を原料としており、Cが産み出した価値は(3)の10億円である。同じように、Bの生産額のうち10億円分はA農場が生産した小麦を原料としており、Bが産み出した価値は(2)の10億円である。A農場が産み出した価値は(1)の10億円である。そこで

  (10億円+20億円+30億円)-(10億円+20億円)
 =30億円

となり、最終生産物であるパンの価額と一致する。

  GDP=売上累計-中間生産物の価額

(2)国民総生産(GNP)

 海外の日本人と日本企業が産出した財とサービスの総額を海外からの要素所得、国内の外国人と外国企業が産出した財とサービスの総額を海外への要素所得という。海外からの要素所得から海外への要素所得を差し引くと、海外からの純所得が計算できる。国内総生産(GDP)に海外からの純所得を加えると、1年間に一国民が産み出した財とサービスの総額である国民総生産(GNP)が計算できる。最近では、GNPに代わって、国民総所得(GNI)が用いられている。

  海外からの純所得=海外からの要素所得-海外への要素所得
  GNP=GDP+海外からの純所得



2.国民純生産と国民所得

(1)国民純生産(NNP)

 GDPやGNPには、建物や機械など固定資本にかかった費用が含まれている。これらは、一定期間使えば、壊れてしまうので、1年間に減じた固定資本の価値を計算し、それを差し引かなければならない。これを固定資本減耗(減価償却費)という。GNPから固定資本減耗を差し引くと、国民純生産(NNP)が計算される。これが、純粋に一国民が新たに生産した価値(付加価値)の総額である。

   NNP=GNP-固定資本減耗

(2)国民所得

 最初の出発点である売上累計は、市場価格で計算されているので、間接税が含まれ、その分だけ高くなっている。逆に、政府が企業にあたえる補助金は含まれていないので、その分だけ安くなっている。したがって、国民が得る新たに生産された価値の総額を算出するためには、NNPから間接税を引き、補助金を加えなければならない。こうして計算されたのが国民所得(NI)である。

   NI=NNP-間接税+補助金

2017.11.27 | ├ 経済の基本 | トラックバック(0) | コメント(2) |


改めまして…
今日で劇場デビューから
6周年を迎えました!

いつも見守ってくださり
支えてくださりありがとうございます。

最終日の今日は
1期生のファンミーティング
(4年9ヶ月ぶりの手つな…!)から始まり
夜は特別記念公演と盛り沢山でした。

いやぁ〜〜
自分たちのことながら
最っ高の時間でした。笑

今の私たちに出来る、
成長した私たちだからこそ出来る
手をつなぎながら公演だったと思います。

智代梨もサプライズ(?)出演してくれて
現役のHKT1期生が全員集まるという…
エモいですね😭

ラストの「遠くにいても」では
スタッフの皆さんがメンバーに内緒で
VTRを用意してくださってたみたいで…

曲だけで既に泣けるのに、
昔の映像とリンクするのは
ズルいですよね😢

今回は1日目と2日目の
映画祭や生バンド歌謡ショーで
新たな試みにチャレンジする
HKTの姿も見てもらえたし、

1年に1回くらいこうやって
昔を懐かしむ日があっても
いいんじゃないかなぁって思いました!

そして特別公演では
新公演の発表と4期生の昇格発表。

まだまだ進化し続ける私たち、
絶対に目を離さないでください✨

ぐぐたすは初期の頃からやってるから、
昔から見てくれてる方も多いかな〜
って思ってこの写真のチョイス!

僕らの風と
この胸のバーコード
の衣装です♪

雨のピアニストの衣装で
自撮りする時間なかった〜😭

11月26日, 22:36

ちよりと。w
  ↓


2017.11.27 | ├ まどちゃん(森保まどか) | トラックバック(0) | コメント(0) |

軍曹がいろいろ飲み食いしている記事。w

みんみん|守屋 茜

まずは餃子を食す記事。しかし、軍曹が写っていないのでパス。

「王様のブランチ」で、ねるが紹介していた紅茶専門店のほうじ茶を飲む。



茨城のお菓子・吉原殿中を食す。





あまりの食欲にトラも怖がる。w

2017.11.26 | ├ 欅坂/日向坂46 | トラックバック(0) | コメント(0) |


生バンド歌謡ショー!
とっても楽しかったです。

プロのバンドさんの
生演奏にあわせて歌えるなんて…

昨日といい今日といい、
今年の周年イベントでは
貴重な経験が出来ていますね💫

ぜんぶ忘れられない時間です。
すごくありがたいです。

明日は1期生ファンミーティングと
6周年記念特別公演を行います。

来られる方は
全力で楽しみましょう!
来られない方はDMMで
気持ちを共有しましょう!

明日も最高な盛り上がりにしたいな…。

写真はわちゃわちゃ〜からの
すんっとした表情の切り替えです😶

11月25日, 21:54

アザトイズのタヌキちゃんじゃない方の人、発見!w

なぜか無表情。wwwww

2017.11.26 | ├ まどちゃん(森保まどか) | トラックバック(0) | コメント(0) |



愛しい人よ
せめて わたしを切る時は
瞳開けて 滅びゆく瞬間まで 看取って





花冠 / 天野月子


入山杏奈(AKB48)

2017.11.25 | └ You-Co-mix | トラックバック(0) | コメント(0) |

てちが ROCKIN'ON JAPAN スペシャルカレンダーに載るんだってね。

2017年11月30日(木)発売の『ROCKIN'ON JAPAN』1月号に、特別付録としてアーティスト写真満載のスペシャルカレンダーが付属します。

同カレンダーは、『JAPAN』が毎年制作している恒例の企画で、今回はMrs. GREEN APPLE、MAN WITH A MISSION、エレファントカシマシ、米津玄師、THE ORAL CIGARETTES、平手友梨奈(欅坂46)、WANIMA、MONOEYES、UNISON SQUARE GARDEN、back number、miwa、UVERworldが月替りで登場します。

毎年恒例! 豪華アーティスト登場の『ROCKIN'ON JAPAN』特製カレンダー、来年はこの12組

これを記念して、『ROCKIN' ON JAPAN』2001年4月号「浜崎あゆみ40000字インタビュー」に載っているアイドル時代の話を引用する。

「なんかさ、何人かまとめてサイパンとかグアムに行って、バーッと一人のカメラマンの人が撮ってってやるじゃないですか。そうすると、撮影が終わるとそのカメラマンさんと食事に行くだとか、編集の人と食事に行くだとかなって。それはべつにいいんですけど、あゆ以外の女の子とかはみんなこう、一生懸命ビールをつぎたしたり、タバコに火をつけようとしてみたり、もうどうでもいいような会話をずーっと、ぴったり横にいてグジャグジャ喋ってたりとかしてて。あゆはそういうの、絶対嫌だったんですよね。だから、たぶんかわいくなかったと思う」

「そこまではできなかった、うん。なんか、顔にアホと書いてある女がいっぱいいるなあっていう感じで見てた」

「でもなんか、あたしはこうじゃないって思ってた。そんな事しなくても大丈夫って思ってた。その大丈夫っていうのは芸能界で成功するっていう“大丈夫”じゃなくて、あたしはもっとちゃんと生きていける、そんな事をしなくても充分――って思ってた」

「ただその代わり撮影行っても雑誌に載らない写真とか、いっぱいあって。そういうのが重なってやめたんですけど、結局。合わないんだなあと思って」

これ、すでに記事にしてると思ってたんだけど、してなかった。

2017.11.25 | Ayu(浜崎あゆみ) | トラックバック(0) | コメント(0) |

前原誠司氏が慶應義塾大学教授・井手英策氏をめちゃくちゃ持ち上げていた。




そしたら、井手英策氏も前原氏を持ち上げていたので、そーゆー関係なんだと納得した。w

前原さんは「税の本質を取られる」ものから「安心を得るもの」に変えるという。そのうえで消費税も含めた税制の抜本的な改革(=「税のベストミックス」)を訴えつつ、これらを財源として、教育、医療、介護、障害者福祉、子育ての自己負担を大幅に軽減するという。

枝野さんは、法人減税等が進められるなかでの消費増税は「大衆増税」だとして、これを行わないと主張する。支出面では、保育・教育、医療・介護分野の賃金を底上げで雇用を拡大し、これらを景気対策と位置づけて、国債も財源にあてていくという。

再分配を重視する視点、不平等を正すという視点は両者に共有されている。だが、重要な違いがある。それは「現状認識」と「ビジョン」「社会像」の違いだ。

本当の争点?「ビジョン論争」に決着を?

まず、井出氏の「現状認識」とは何か?

人生には、子育て、教育、住宅、医療、老後と、極端にお金がかかる時期がある。いままでの日本は、高い経済成長率に支えられ、これらの不安に備えるべく貯金を行なってきた。高度経済成長期、あるいは借金でその穴を埋められたオイルショック後?1990年代はこれでよかった。

でも、1997年をピークに所得が低下の一途をたどり、現役世代の貯蓄は減った。年金の不足、孤独死、老老介護など、高齢者の生活不安も高まっている。いわば、自己責任ではやっていけない状況が生まれ、「みんな」が不安にあえいでいるわけだ。

     (中略)

20年前とくらべてみよう。世帯収入は2割弱低下し、400万円以下の世帯が全体の5割を占める社会になった。世帯収入400万円(ここから税が引かれる)で子どもを2~3人生み希望する子を大学に行かせる、家を買う、老後に備えるなんて、ほとんど無理な話だが、そんな不安を抱える現役世代が大勢いる社会になったのだ。

「超」富裕層の増加が批判されるが、じつは富裕層(世帯収入1000万円以上)の割合は97年の18%から12%に減少した。日本企業だって国際的な地位を確実に落とした。それは一人あたりGDPの順位がOECDのなかでもトップクラスだったのが20位にまで転落したことを見ればわかる。国際競争力も同じだ。

そして、1)前原氏と2)枝野氏の「ビジョン」「社会像」の違いとは何か?

1)経済成長だけに頼らずとも、僕たちが負担増を受け入れる代わりに、だれもが安心して生きていける社会をめざすのか

2)経済成長に頼る社会を維持し、所得の増大をめざし、限られた財源のなかで部分的に生活を保障していくのか

ということだ。

     (中略)

「不安に怯えるだれかのために税をはらい、不安に怯える自分のためにだれかが税を払ってくれる」という社会モデルを示したのが前原さんだ。だからこそ、みんなで負担を分かち合え、低い負担で爆発的な税収を生む消費税(=財源調達)はどうしても外せないし、これに大企業や不労所得への応分の負担(=租税間公平性)を足し合わせた「税のベストミックス」を打ち出したのだ。

一方の枝野さんは、「所得増=貯蓄増=将来の安心」というこれまでのモデルを踏襲している。それは成長率の回復、所得増を強調していることでわかると思う。特に「再分配」と言うとき、お金持ちに課税し、保育士や介護士など相対的に所得の低い層に分配する「これまでの再分配のかたち」を維持しようとしている。

この違いは大事だと思う。前原さんは”All for All”を訴え、枝野さんは「お互い様の支え合い」を訴える。マスコミは消費税にだけ光をあて、その違いを大きく取りあげるけれども、これらのキャッチフレーズは双方とも「同じ」だという。だが、反対だ。理念が違うからこそ、政策のあり方に違いが生まれている。

さらに、アベノミクスをつぎのように批判している。

別の角度からみてみよう。アベノミクスにオリンピック景気が重なっても将来不安が拭えない現状なのに、介護士や保育士などの雇用が生まれたくらいで本当に私たちは安心して生きていけるのだろうか。いや、それ以前にだ。「一部の労働者の賃上げ」で「アベノミクス+五輪景気」による成長を超えられるのだろうか。

     (中略)

公共事業であれ、保育士・介護士の賃上げであれ、カンフル剤では本当に痛みは消えない。そのことは有権者が一番わかっている。そして「不毛な選択肢=成長率競争」しか示されないなかで、「一番良さげに見えるアベノミクス」が支持されている。

でも争うのはそこじゃない。成長に依存し続けるのか、あるいは暮らしの保障を成長政策と切り離し、前者に政府が「責任をもつ」のか、だ。たとえ国民から信頼されなくとも、税の負担と使い途を丁寧に説得し、それを実践し、国民の生活のために政治生命を賭ける決意を示して信頼を勝ち得ていく、そんな地道な努力を続けて欲しい。

これは、民進党の党首選のとき(8月27日)の記事なのだが、井手氏には《前原>枝野>安倍》と見えるようだ。前原氏は経済成長なしの再分配、枝野氏は経済成長ありの再分配、安倍氏は再分配なしの経済成長を目指しており、枝野氏も安倍氏も成長に期待してるだけバカで、期待していない前原氏だけがマトモということらしい。

オイラが思うに、井出氏の「現状認識」はまさにそのとおりだが、そこに至った経緯はかなりちがう。日本経済が20年間も成長しなかった(できなかった)のは、金融緩和と財政出動で景気がちょっと良くなると、それらの政策をやめてしまったからだ。

それに対して、アベノミクスは、財政出動は大したことないが、金融緩和は続けており、その結果、景気がちょっと良くなっている。これをやめて消費増税をしようというのは、「いつか来た道」をもう一度歩むことで、アホの所業としか言いようがない。それを進めるのが、前原=井出路線で、まったく賛同できない。

2017.11.25 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |

オイラのパソコンが今こんな状態になっているので…
   ↓   ↓
激太り?wwwww

ねるの顔がホントに真ん丸になっている。wwwww


これはヤバイ。wwwww

2017.11.25 | ├ 欅坂/日向坂46 | トラックバック(0) | コメント(0) |


今日は6周年イベント初日
「天神映画祭」でしたね〜🎞

私も皆さんと一緒に劇場で
初めて完成した作品を観ました!

演技に自信はありませんが
銭湯の娘“楓ちゃん”として撮影の1日
元気に活発にちゃきちゃき動けたこと、
嬉しかったなぁ、、、🌟

オフショットとかupしていいのかな?
でも今日はあくまで先行上映会だもんね…
マネージャーさんに聞いてみます!

皆さん温かい目で
見守ってくださいませ🙇🏻‍♀️

明日からは歌って踊って
自分たちの6周年を盛り上げます!

お祝いムードを楽しみましょう♪

写真はみなまど〜👭

11月24日, 23:26

オイラのパソコンが今こんな状態になっているので…
   ↓   ↓
激太り?wwwww

みなぞう(今田美奈)が石原さとみに見える。wwwww


2017.11.25 | ├ まどちゃん(森保まどか) | トラックバック(0) | コメント(0) |



まどちゃん激太り。

…ではなく、オイラのパソコンが昨夜から、横長になってしまった。

1600×900の画面に1152×864しか映らない。

だから、画像はぜんぶ激太りなのだ。

何しても直らないので、パソコンを買い替えなくてはならないかもしれない。orz

2017.11.24 | 日記らしきもの | トラックバック(0) | コメント(4) |


握手会ありがとうございました🤝

たくさんの方が
並んでくださって、
本当に嬉しかったです!

めちゃくちゃ楽しかったけど
今年最後の関東握手だったから
「よいお年を〜」言いまくった😞

さみしい、、、
そのぶん年明けを楽しみに
お互い頑張りましょう!

大阪来られる方は
来月楽しみましょう!笑

今日のお洋服は
ふわふわもこもこです👀

ハートのイヤリングが可愛い💗


モバメに書きましたが
昨日は秋吉ちゃんと、
今日ははるたんと同室です😳

珍しいけど嬉しいな〜*

11月23日, 23:12

たしかにふあふわもこもこだな。w

2017.11.24 | ├ まどちゃん(森保まどか) | トラックバック(0) | コメント(0) |


今日は撮影してましたー🌟

そのあとは打ち合わせ。

充実した1日でした。
(そのぶん緊張したけど)

嬉しかったこともありました!

気持ちが落ち込んでる時に
何か1つでも嬉しいことがあると、
尚更大きく喜びを感じるな💭

頑張ってればいいことあるのかなぁ…
これからも、こつこつ。こつこつ。

早くみんなにお知らせしたいです♪

情報解禁まで暫しお待ちを🎈

明日は久しぶりにHKTの
シングルの個握です🤝

楽しみましょう!

11月22日, 21:53

>今日は撮影してましたー

数日前にも撮影していたような。あと、気持ちが落ち込むことが多いような。

2017.11.23 | ├ まどちゃん(森保まどか) | トラックバック(0) | コメント(0) |



荒れ野に花 ウラミツラミ
あれど咲けるは何故?
一瞬のため 誰かのため
美しくなれ





黒い雫 / Superfly


今日は、プライベートでは黒い服しか着ない志田愛佳(欅坂46)の誕生日。

2017.11.23 | └ You-Co-mix | トラックバック(0) | コメント(0) |

1.金融不安

(1)「バブル経済」とその崩壊

 1985年のプラザ合意以後、円高傾向が急速に進んだ。「円高不況」の対策として、日本銀行は公定歩合を戦後最低の水準にまで引き下げた。これによって、だぶついた大量の資金が土地・株式などの投機に流れ、その価格は異常に騰貴した。これが「バブル経済」である。このとき、銀行など金融機関は土地や建物を担保として多額の融資を行った。

 地価や株価の高騰を問題視した政府は、日銀に公定歩合を引き上げさせ、土地取引きの規制強化を図った。1990年代の初めから株価・地価は下落して「バブル経済」は崩壊した。

(2)不良債権問題と金融不安の高まり

 担保額が融資額を割り込んだ土地や建物を不良債権という。「バブル経済」崩壊の結果、金融機関は多額の不良債権を抱えることとなった。1998年は、実質経済成長率が戦後2度目のマイナス成長となり、不良債権を抱えた北海道拓殖銀行や山一証券をはじめとする多くの金融機関が破綻し、金融不安が高まった。

(3)BIS規制と「貸し渋り」問題

 国際決済銀行(BIS)は、国際的な銀行間取引の結果、銀行倒産の影響が海外に及ぶことを恐れ、自己資本比率8%未満の金融機関の国際業務を禁止するという規制を設けた。これがBIS規制である。日本では、国内業務に特化した金融機関も、自己資本比率が4%未満になったら、早期是正措置がとられることになった。このため、金融機関は貸付に消極的となり、中小企業が貸付を受けられない問題が発生した。これを貸し渋りという。


2.金融の自由化

 日本では、金融機関に対する規制と保護が行われており、護送船団方式と呼ばれていた。しかし、日本経済の飛躍的成長と海外からの批判もあって、金融の自由化が段階的に進められてきた。これには、金融機関の競争を促進し、より効率的で利用者本位の金融をめざすという狙いもあった。

(1)金利の自由化

 金利の自由化は、1979年の譲渡性預金(CD)の導入からはじまり、93年に定期預金の金利自由化と、94年の普通預金の金利自由化で完成した。

(2)業務の自由化

 子会社方式による相互参入が、1993年に銀行と証券で、96年に生命保険と損害保険で可能となり、業務の自由化が進んだ。

(3)金融ビッグバン

 1996年に提唱された金融制度改革を金融ビッグバンという。1986年にイギリスで行われた改革と区別するために「日本版ビッグバン」ともいう。その原則は3つである。
  1. フリー(自由)…規制緩和によって自由な取引を可能とする。
  2. フェア(公正)…情報公開によって公正な取引を担保する。
  3. グローバル(国際化)…規制緩和によって海外との自由な取引を可能とする。

(5)持株会社の解禁

 持株会社は、戦後の財閥解体によって禁止されてきたが、1997年に独占禁止法が改正され、解禁された。

(4)金融の国際化

 日本では、外国為替管理法によって、外国為替取引は外国為替公認銀行を通じて行わなければならなかった。1998年に同法を外国為替法に改め、個人や企業が自由に外国為替取引ができるようになった。これを金融の国際化という。


3.金融制度改革

(1)日銀法の改正

 1997年、日本銀行法(日銀法)が改正され、日本銀行の政府からの独立性を強化した。これによって、財務大臣の業務命令権や内閣の総裁解任権が廃止され、政策委員会の権限が強化された。

(2)金融庁の成立

 日本の金融は長らく大蔵省(財務省)の管轄下にあった。1998年、金融の検査・監督部門を大蔵省から独立させ、金融監督庁が設置された。また、金融機関の破綻処理と公的資金による資本注入のため、金融再生委員会が発足した。2001年、大蔵省の金融の企画・立案部門を切り離し、金融監督庁・金融再生委員会とともに統合して金融庁が設置された。

(3)ペイオフ制度

 ペイオフとは、預金などの金融商品について、一定限度まで元利の払い戻しを保証する制度で、2005年に完全実施された。預金保険機構が、当座預金などは全額、普通預金・定期預金などは一つの金融機関あたり元本1000万円とその利息を保証する。


4.ゼロ金利政策と量的緩和

 長びく不況とデフレから脱出するため、1999年に日銀は、短期コールレートをほぼ0%にするゼロ金利政策を実施した(~2000年/01~06年)。しかし、デフレが止まらなかったので、2001年、日銀が各金融機関の当座預金残高を増やす量的緩和政策を実施した(2001~06年)。

 両政策は景気回復によって2006年に解除されたが、2008年のリーマン=ショックで2010年にゼロ金利政策を三度、導入した。


5.リフレ政策とアベノミクス

 リーマン=ショック後に成立した民主党政権は、デフレに対して有効な対応ができず、2011年に東日本大震災が起き、経済の停滞が続いた。

 リフレーションとは、デフレから抜け出たが、本格的なインフレには達していない状態をいう。金融政策や財政政策を通じて有効需要を創出することで景気の回復をはかり、他方ではデフレから脱却しつつ高いインフレの発生を防止しようとする政策をリフレ政策という。

 2012年末に成立した自民党の安倍晋三内閣は、リフレ政策を含むアベノミクスを採用した。
  1. 大胆な金融政策…2%のインフレ目標、無制限の量的緩和、円高の是正
  2. 機動的な財政政策…大規模な公共投資(国土強靭化)、日銀による建設国債の買い入れと長期保有
  3. 民間投資を喚起する成長戦略

2017.11.22 | ├ 経済の基本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

1.日本銀行の業務

 日本の中央銀行である日本銀行(日銀)は、その業務から次の三つの役割がある。
  1. 発券銀行…日銀は日本銀行券(日銀券)とよばれる紙幣を発行する。
  2. 銀行の銀行…日銀は、市中銀行を相手に、預金の受け入れや貸し出しなどを行う。この貸し出しなどを通じて日銀券が発行されることになる。また、市中銀行は、他の銀行との手形や小切手などの取引を、日銀への預金残高を帳簿上でプラス・マイナスすることで決済している。
  3. 政府の銀行…日銀は、政府の取引銀行として、税金などの歳入金を預金として受け入れ、歳出金の支払いにあてている。また、政府が国債を発行する仕事を代行している。

2.マネーストック

(1)通貨の種類
  1. 現金通貨:日本銀行券(紙幣)と補助貨幣(硬貨)。
  2. 預金通貨当座預金・普通預金など。
  3. 準通貨…定期性預金:定期預金・定期積立など。
  4. 譲渡性預金(CD)…他人への譲渡が可能な無記名の定期預金
  5. その他:金銭の信託、投資信託、金融債、社債、国債、外債など。
  ※ 小切手手形を振り出すための預金。企業間の決済は小切手や手形を使って行われる。小切手は当座預金残高までしか振り出せないが、手形は、期日までに入金できれば、残高を超えて振り出すことができる。

(2)マネーストック

 日本国内で流通している通貨の量を通貨供給量(マネーストック)という。

【マネーストックの種類】

発行主体
  1)日本銀行、ゆうちょ銀行を除く国内銀行、外国銀行在日支店、信用金庫・信金中金、農林中央金庫、商工組合中央金庫等の国内金融機関
  2)ゆうちょ銀行、農協・信農連、漁協・信魚連、労金・労金連、信用組合・全信組連

(3)マネーストックとマネタリーベース

 後述する金融政策では、マネーストックの量をコントロールすることで、景気の調整を図っている。しかし、マネーストックの量を直接コントロールすることはできないので、マネタリーベースの量をコントロールすることで、マネーストックの量をコントロールしようとしている。

 マネーストックは、下図のとおり、現金と民間からの預金の合計である。これに対して、マネタリーベースは現金と金融機関の日銀当座預金の合計である。マネーストックの量を厳密に知るのは難しいので、通常はM2をマネーストックとしている。




3.金融政策

 日銀は、景気を回復させ、物価を安定させるために、通貨供給量を調整している。これを金融政策という。金融政策には、通貨供給量を増やす金融緩和政策と、減らす金融引き締め政策がある。
  1. 金融緩和政策…不況・デフレの場合
  2. 金融引き締め政策…景気過熱・インフレの場合

 日銀の最高意思決定機関は政策委員会である。1998年の日銀法の改正によって、独立性が強化された。委員会は、総裁、副総裁2名、審議委員6名の計9名で構成される。政府から財務大臣と内閣府の2人が出席できるが、議決権は持たない。

(1)公開市場操作

 日銀が、金融市場で国債などの有価証券を売買することによって、通貨供給量を調節することを公開市場操作(オープン=マーケット=オペレーション)という。日銀がもっとも重要視している金融政策である。
  1. 買いオペレーション(買いオペ)…不況・デフレ:金融緩和政策。日銀が、市中銀行から債券を買い取って、民間に資金を放出する。
  2. 売りオペレーション(売りオペ)…景気過熱・インフレ:金融引き締め政策。日銀が、市中銀行に債券を売り、民間から資金を吸いあげる。

(2)金利政策

 市中銀行が資金を融通してもらうときの金利を操作するので、金利政策という。市中銀行が他の銀行から短期資金を融通する際の金利を短期コールレートという。これを日銀が、政策金利として操作することで、通貨供給量を調整する。
  1. 政策金利の引き下げ…不況・デフレ:金融緩和政策。銀行は資金を借りやすくなり、貸し付け額が増加する。
  2. 政策金利の引き上げ…景気過熱・インフレ:金融引き締め政策。銀行は資金を借りにくくなり、貸し付け額が減少する。
 日銀が市中銀行に資金を貸し付けるときの金利を公定歩合という。日銀が景気の動向に合わせてこれを上げ下げすることを公定歩合操作という。操作は政策金利と同じ。かつては金融政策の中心であったが、金利の自由化以降、実施されなくなった。2006年から「公定歩合」の名称も「基準割引率および基準貸し付け利率」に変更された。

(3)預金準備率操作

 市中銀行は、預金の一部を支払い準備金として日銀に預金し、残りを貸し付けや投資にまわしている。日銀は、支払い準備金の利率(支払い準備率=預金準備率)を引き上げたり、引き下げたりすることで、銀行が貸し付けや投資にまわす資金の量を調整する。これを預金準備率(支払い準備率)操作という。
  1. 預金準備率の引き下げ…不況・デフレ:金融緩和政策。銀行は貸し付け額や投資額を増加させる。
  2. 預金準備率の引き上げ…景気過熱・インフレ:金融引き締め政策。銀行は貸し付け額や投資額を減少させる。

 しかし、預金準備率操作は、わずかな上げ下げで通貨供給量を大幅に変動させてしまうため、細かな調整には不向きである。そのため、1991年以降は実施されていない。

2017.11.22 | ├ 経済の基本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

1.金融機関

 おもな金融機関は次のとおりである。




2.銀行の業務
  1. 預金業務…個人や企業から金を預かる業務:当座預金・普通預金・定期預金・通知預金*1・譲渡性預金(CD)*2など。
  2. 貸付業務…預金を元手に資金を貸し出す業務:証書貸付*3・手形貸付*4・手形割引*5・当座貸越*6・コール資金*7など。
  3. 為替業務…遠方に送金するとき、銀行に金を振りこみ、銀行間の決済によって相手に支払ってもらう業務:内国為替と外国為替。
  4. その他:証券業務・保険業務など…1990年代の「金融の自由化」以降。
  *1 高い金利で運用され、最低7日間据え置き、引き出す2日前に通知する。
  *2 無記名の預金証書を発行し、金融市場で自由に譲渡できる。
  *3 貸付先から借用証書を徴収する貸付方法。
  *4 借用証書の代わりに手形を振り出させ、手形額面から満期までの利息を差し引いた金額を貸付る。
  *5 支払い期日前の手形を、期日までの利子を差し引いた金額で、買い取ること。
  *6 融資の限度額を設定し、その範囲内で自由に資金を借りたり返したりできる融資方法。
  *7 金融機関の間で貸し借りされるごく短期の大口資金。

3.銀行の信用創造

(1)信用創造のしくみ

 銀行に預金をした場合、預金者は必要に応じていつでも銀行から預金を引き出せる。しかし、すべての預金がいっせいに引き出されることはないので、銀行が預金の引き出しに備えて用意しておく現金支払い準備金は、預金全体のほんの一部でよく、残りの大部分は貸し付けなどにまわすことができる。貸し付けられた資金は、いろいろな取引などに使われるが、再びどこかの銀行に預金される。このような過程をくり返すと、銀行全体としては、最初の預金額の何倍もの預金をつくりだすことになる。これを銀行の信用創造という。



 図のような連鎖が途切れることなく続くとすると、理論上考えられる預金の総額は、以下の式から求められる。

   信用創造=最初の預金÷支払準備率-最初の預金

最初の預金が100万円で、支払い準備率が10%とすると、

   100万÷0.1-100万=900万

となり、900万円が新たに産み出されることになる。

(2)信用創造のはたらきと金融危機

 信用創造は、当初の通貨供給の何倍もの資金供給が発生するしくみである。これによって、資金不足に悩んでいる企業に資金を提供し、経済活動を活発化させる。

 しかし、借り手が滞りなく債務を返済できないと、貸付は不良債権となる。不良債権の増加は、預金者を不安にさせ、預金の引き出しが殺到して取り付け騒ぎが起こり、その金融機関は破綻する。ひとたび金融機関が破綻すると、その金融機関から融資を受けていた企業は、資金調達が困難になり、連鎖倒産が起こる。この企業が他の金融機関から融資を受けていると、その金融機関に不良債権が発生する。この連鎖が大規模に発生したのが金融危機である。

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1.金融の役割

(1)金融

 金融とは、資金の借り手と貸し手との間を橋渡しして資金の融通をはかることである。
  1. 企業…運転資金の不足や設備投資のため、自己資本だけでは足りない。⇒借り手
  2. 家計…さしあたり必要でない資金や老後の生活のための貨幣が貯蓄されている。⇒貸し手

(2)金融市場

 このような資金の貸し借りをおこなう市場を金融市場という。
  1. 短期金融市場…1年未満の短期資金が取引される。
  2. 長期金融市場…年以上の長期資金が取引される。

2.直接金融と間接金融

 金融にはつぎの2種類がある。
  1. 直接金融…企業が有価証券(株式や社債など)を発行して長期にわたる設備資金を集めること。企業は、その資金を運用して得た利潤の中から、株式には配当、社債には利子を支払う。これを仲介するのが証券会社で、有価証券は証券市場で自由に売買される。
  2. 間接金融…家計が銀行などの金融機関に預金し、金融機関は、その資金を企業に貸し付けたり、証券投資(株式・社債の購入)を行う。企業は借入金の利子や配当を銀行に支払い、銀行はその一部を預金利子として家計に支払う。

【金融と資本の関係】


※ 他に減価償却積立金など。

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 価値が一定量の金属と関係づけられ、一国の基本となる貨幣を本位貨幣という。これに、銀行券、補助貨幣(硬貨)、政府紙幣、さらに預金通貨を加えたものを通貨という。しかし、現在、貨幣と通貨はほとんど同じ意味で使われている。

1.金本位制

 近代的な通貨制度は、金本位制からスタートした。これは、1816年にイギリスがはじめ、その後、各国で採用されるようになった。

(1)金本位制のしくみ

 金本位制は、を本位貨幣とする通貨制度であり、金または金貨との交換が保証された兌換紙幣が発行される。兌換紙幣は金または金貨との引き換え券のようなもので、発行当局は金または金貨の準備高以上に発行することはできない。したがって、兌換紙幣の価値は安定するという長所がある。

(2)金本位制の機能

 国際取引は、世界貨幣である金で決済されるから、金本位制は、金の輸出入の自由を前提として、国際収支の均衡化をもたらす。

 1)好景気が続くと、需要が拡大して、物価が上昇する。2)輸入が増加するとともに、価格競争力が低下して輸出が減少し、3)国際収支が赤字になる。4)その支払いのために金が流出するので、5)中央銀行の金準備は減少する。それとともに、6)発行できる通貨が少なくなり、金利が上昇する。その結果、7)景気が抑制され、物価が下落する。



 1)不景気が続くと、需要が縮小して、物価が下落する。2)輸入が減少するとともに、価格競争力が強化されて輸出が増加し、3)国際収支が黒字になる。4)その支払いによって金が流入するので、5)中央銀行の金準備は増加する。それとともに、6)発行できる通貨が多くなり、金利が下落する。その結果、7)好景気となり、物価が上昇する。


2.管理通貨制への移行

 第一次世界大戦により、イギリスなどヨーロッパ諸国は、アメリカからの武器輸入のために金流出が続いたため、金の輸出を禁止し、金本位制を一時停止した。戦後、各国は金の輸出を自由化して金本位制に復帰した。これを金解禁という。しかし、このころ各国の経済は戦後の一時的安定期から、大恐慌の時代へと突入しつつあった。経済恐慌が深刻化すると、企業の倒産や失業が増大する。そこに金解禁にともなう金の流出や物価下落がおこると、国内経済はいっそう不景気になる。そこで各国は、金本位制の維持による貨幣価値の安定よりも、国内経済の安定と景気の回復を重視して、いっせいに金本位制をやめて管理通貨制へと移行したのである。


3.管理通貨制

(1)管理通貨制のしくみ

 管理通貨制は、金または金貨の準備高とは無関係に通貨を発行できる制度である。したがって、金との交換が保証されていない不換紙幣が発行され流通する。われわれが持っている現在の「お札」がこれである。しかし、無制限に発行すればインフレになるから、政府または中央銀行が発行量を管理する。

(2)管理通貨制の特色

 管理通貨制では、経済情勢に合わせて、人為的に通貨量の管理ができるから、財政・金融政策を通じて経済の安定や景気の調整をはかることができる。その反面、通貨が増発されやすいので、貨幣価値が下落してインフレを招きやすい。

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1.貨幣の発達

 貨幣は、歴史的に、つぎのように発達してきた。
  1. 物品貨幣…物々交換の過程でだれもが交換に応ずるような特定の品物:生活必需品の塩・布・稲や装飾品の貝がら・象牙など。
  2. 鋳造貨幣…国家によって、一定の目方・品質・形に鋳造され、持ち運びに便利な金貨・銀貨・銅貨など。
  3. 信用貨幣…それ自体には価値のない紙幣・手形・小切手など。

2.貨幣の機能

 貨幣には、つぎの5つの機能がある。

(1)基本的機能
  1. 価値尺度…価値を計るモノサシ。
  2. 交換手段…商品交換の仲だち。

(2)派生的機能
  1. 貯蔵手段…富をたくわえる。
  2. 支払手段…信用取引を清算する。
  3. 世界貨幣…国際取引を決済する。

 これらの機能をすべてもちあわせているのは、だけである。だから、人々は、社会の混乱や通貨不安に際して、いちばん頼りになる金をためこもうとするのである。

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『朝日新聞』に2017年11月21日に掲載された「検証・民進分裂 下」。

《「リベラルつぶしだ」立憲結党》
 《枝野氏、前原氏と決別決断》
 《対政権 3党連携見えず》
《立憲民主党結党の経緯》


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