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BSテレ東で放送している「天下騒乱 ―徳川三代の陰謀」がけっこうオモシロイのでビデオに録って見ている。まあ、もうすぐオシマイなんだけど…。w

新春ワイド時代劇 天下騒乱~徳川三代の陰謀:テレビ東京

土井利勝(西田敏行)、荒木又右衛門(村上弘明)、柳生十兵衛(中村獅童)の3人が主人公で、徳川家康の死(1616年)から鍵屋ノ辻の決闘(1638年)をあつかう。

土井利勝が徳川家康(山崎努)の隠し子だとか、2代将軍秀忠(山下真司)の妻・お江代(かたせ梨乃)が、家光(池内博之)を排除して、忠長(海東 健)を将軍につけたくて「天下騒乱」の陰謀をめぐらすなど、フィクションだらけなんだけど、それはそれでオモシロイ。

ちなみに、前半をほぼ見逃したので、後半の鍵屋ノ辻の決闘に至る部分しか見ていない。
鍵屋ノ辻の決闘は、渡辺数馬(平山広行)と荒木又右衛門が数馬の弟の仇である河合又五郎(石垣佑磨)を伊賀国上野の鍵屋ノ辻(三重県伊賀市小田町)で討った事件。曾我兄弟の仇討ち、赤穂浪士の討ち入りとならぶ日本三大仇討ちの一つである。

1630(寛永7)年7月、岡山藩主・池田忠雄(保阪尚希)が寵愛する小姓の渡辺源太夫に藩士・河合又五郎が横恋慕して関係を迫るが、拒絶されたため又五郎は逆上して源太夫を殺害してしまった。いきなり同性愛での痴情のもつれが原因というのはヤバイので、ドラマでは又五郎の出生の秘密を源太夫にバカにされての刃傷に変えられていた。w

又五郎は脱藩して江戸へ逐電、旗本の安藤次右衛門正珍(山西道広)にかくまわれた。激怒した忠雄は幕府に又五郎の引渡しを要求するが、安藤次右衛門は旗本仲間と結集してこれを拒否し、外様大名と旗本の面子をかけた争いに発展してしまう。外様大名vs.旗本の対立になってしまったのが、この決闘に最後まで影を落としている。さっきも書いたけど、お江代がこれを利用して「天下騒乱」をたくらむし、それを阻止するために土井利勝は苦悩するわけ。

ちなみに、仇討にはルールがあって、親の仇を子どもが討ったり、兄の仇を弟が討ったりするのはOKだけど、逆はOUTなんだって…。だから、弟・源太夫の仇を兄・数馬は討てないし、姉の夫である又右衛門も討てない。しかも、途中で忠雄が死んでしまうので、主命による上意討ちもできない(ホントは上意討ちを遺言しているので有効なんだけどね)。それでもなお仇討をしたら、完全な私闘となり、幕府は取り締まらなければならない。

柳生十兵衛は、父・宗矩(柄本 明)に反発し、諸国をめぐって武芸を磨いていた(史実は家光の怒りをかってのこと)。その途中で又右衛門と出会い、又右衛門の人柄にほれ込む。妻・みね(田中美里)が好きになってしまい、女忍者の白狐(佐藤江梨子)に嫉妬される。十兵衛は、尾張藩主・徳川義直を動かして又五郎を御三家の1つ水戸藩に仕官させ、決闘を阻もうとする。それには成功するが、江戸に向かう又五郎を又右衛門と数馬が狙い、鍵屋ノ辻の決闘となる。

又五郎には、叔父で元郡山藩剣術指南役・河合甚左衛門(林隆三)と、妹婿で槍の名人の桜井半兵衛(榎木孝明)が護衛につき、総勢11人。待ち伏せ側は又右衛門と数馬、又右衛門の門弟の岩本孫右衛門、川合武右衛門の4人。ドラマでは、甚左衛門と又右衛門は旧知の仲であり、互いを尊敬している。さらに、又右衛門の妻の下女のさわ(加藤夏希)は甚左衛門を慕っている。

早朝、又五郎一行に又右衛門、数馬らが切り込み、決闘が始まる。孫右衛門と武右衛門が馬上の半兵衛と槍持ちに斬りつけ、半兵衛に槍が渡らないようにした。又右衛門は馬上の甚左衛門の足を斬り、落馬したところを切り伏せた。そして、又右衛門は孫右衛門と武右衛門が相手をしていた半兵衛を打ち倒した(ドラマでは、半兵衛は、槍を手に入れて戦うが、壁に刺さってしまい、又右衛門に斬り殺された)。武右衛門は斬られて命を落とした。

甚左衛門と半兵衛が討ち取られたので、多くは戦意喪失して逃亡した。又五郎は数馬、又右衛門らに取り囲まれた。又五郎を倒すのは数馬の役目で、この二人は剣術に慣れておらず、延々5時間も斬り合い、やっと数馬が又五郎に傷を負わせたところで、又右衛門がとどめを刺した(ドラマではとどめも数馬が刺した)。

本懐を遂げた数馬と又右衛門は世間の耳目を集めた。とくに、仇討ちを主導した荒木又右衛門は賞賛を浴びた。数馬と又右衛門、孫右衛門は伊賀上野の藤堂家に4年間も預けられ、この間、又右衛門を鳥取藩(池田家は鳥取に国替えとなった)が引き取るか、旧主の郡山藩が引き取るかで紛糾する。結局、3人は鳥取藩が引き取ることになった(ドラマではすぐに鳥取藩に向かう)。

3人は鳥取に到着するが、その17日後に鳥取藩は又右衛門の死去を公表した。又右衛門の死があまりに突然なため、毒殺説、生存隠匿説など様々な憶測がなされている。ドラマでは、土井利勝の命で又右衛門は切腹して果て、外様大名と旗本の対立を終焉させる。


小学生か中学生の頃、NHKの歴史番組で、「荒木又右衛門三十六人斬り」はウソで、本当は4人しか斬っておらず、しかも死んだのは2人だけ、というのをやっていた。それ以来なんだけど、なかなか面白いドラマだった(まだ、終わってないけどw)。

2018.11.08 | ├ 歴史ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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