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これらの動画なんだけど…







イマイチ理解できないのは、ケンカの原因をつくっているのは撮影者本人だって自覚がどの程度あるのか?ってこと。

自分自身も、たぬ動画を撮っていて、その際、足止めに餌(少量のドッグフード)を使っている。だから、「同じ穴のムジナ」なんだけど、撮影者はわざわざ争いが起こるように餌やりしているとしか思えないのだ。
同じ場所で定期的に大量の餌を与えたら、そこが餌場となり、周りの不特定多数のタヌキが集まって来る。タヌキは、家族は仲が良いが、他のタヌキとなれば話は別だ。餌場でかち合えばたちまちケンカに発展する。それがわかっているのに餌やりするってどういうつもりなんだろう。

野生のタヌキは分散して暮らしていて(つがいはいっしょに行動していることが多い)、子作りと子育ての時期だけ家族を形成する。餌は基本的に「拾い食い」なので、ナワバリが重なっていても、かち合わなければ争いは起きない。餌場が固定され、大量の餌で長時間そこに留まれば、かち合う確率が上がるのだ。

ケンカだけじゃなく、疥癬の感染だってこのように不特定多数のタヌキが集まる場所で起きる(角化疥癬は簡単な接触でも感染する)。撮影者は、疥癬タヌキにイベルメクチンを与え、疥癬を治してあげてはいるが、そもそもここに集まることが疥癬感染の原因だから、マッチポンプなのだ。

下2つの動画で、他のタヌキに襲われている「マルちゃん」というタヌキ(疥癬で毛が抜けて丸裸なので「マルちゃん」)は、ここが自分のナワバリだと思っており、他のタヌキが侵入してくると威嚇する。しかし、弱いので、逆にやられてしまう。

いちばん下の動画で、最初に襲っていたタヌキが2度目には襲わないのは、「マルちゃん」が体を低くして降参しているからなのだが、そういったタヌキの習性を撮影者はまったく理解していない。


「マルちゃん」にはかつて片足を負傷した疥癬にかかった「ケンケン」という「つがい」がいたが、5月に「マルちゃん」の子を出産することに失敗して死んだと思われる(姿を現さない)。その後、「マルちゃん」は、別の子育て中のタヌキ(乳房が大きくなっている)に好意をいだき、ちょっかいを出しているのだが、撮影者はそのタヌキを「ケンケン」と呼んで同一視している。


ケンケン(5月5日)


新ケンケン(6月8日)


そのタヌキは、「ケンケン」ほど毛が抜けておらず、足も負傷してないので、一見して別のタヌキだと判別できる(「ケンケン」より顔が長く、なかなかの美タヌキwな)のだが、撮影者とその取り巻きは「ケンケン」として扱っている(足も治り、毛も生えたとの認識か? わかりにくいので以後「新ケンケン」と呼ぶ)。

撮影者によると、「マルちゃん」は餌場でずっと「新ケンケン」を待っているらしく、子育てに参加していない。だから、「新ケンケン」の子どもは「マルちゃん」の子ではないのだが、父タヌキが子育てに関与するというタヌキの習性を撮影者は知らないようだ。

「ケンケン」の死因も餌やりが原因なのではないかと思えるフシがある。というのも、「ケンケン」が無類のパン好きでパンばかりどこかに運び食べていた(「新ケンケン」もパン好きだが…)。

人間の食べる食料は、自然界の食料(昆虫や木の実、草の葉)と異なって、すぐに消化して栄養過多になり、胎児が大きく育つ。胎児が育ちすぎると、出産時に出て来れず、親子ともに死ぬことがある。これが死因なんじゃないかと推測している。

タヌキのポチを育てていた人の話だと、タヌキは、放っておくと好きなものばかり食べ、それを放置していたら、極度の貧血と糖尿病、運動不足になっていたという。ポチの直接の死因は毛球症だったのだが、偏食で体力が落ちたのも死因の1つだったと考えられる。


餌やりしてる本人が、餌やりの危険性を説くなんて矛盾しているのだが、餌やりは、タヌキの習性を理解したうえでやらないと、たいへん危険である。

2019.07.18 | └ たぬたぬ(タヌキ) | トラックバック(0) | コメント(0) |












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