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脚本・演出を手掛けるモトイキシゲキ氏とは、「[山崎]富栄はこういう女性だよね」という話をしてイメージの擦り合わせをしているという。その中で、富栄を現代の人に当てはめてインスピレーションを得ているそうで、「現代の人で富栄に近いのは、ホストに通う女性。まっすぐな愛ですが、男性に尽くしてその愛に溺れてしまうという点は似ているのかなと。他にもその人のことが好きだけど苦しいという女の子はたくさんいると思うので、共感していただける部分もあるのではないかなと思います」と語った。

富栄は、出征中の夫を持つ美容師で、貯金を20万円!も持っていた。1947年5月、太宰から「死ぬ気で恋愛してみないか」と持ちかけられ、太宰との関係をもってしまう(その後、夫戦死の公報が入る)。肺結核が再発した太宰の飲食費と薬品代、訪問客の接待費に貯金を使い果たしてしまう。この間に別の愛人・太田静子が太宰の子を産んでおり、富栄は大きなショックを受ける。翌年5月から太宰との関係に齟齬をきたし、捨てられることを予感し始める。そして、6月13日、太宰とともに玉川上水に投身した。

1947年の20万円の価値だが、1950年の国家公務員初任給は今の44分の1なので、単純に計算すると880万円となる。しかし、1945年から49年の間に物価は70倍になっているので、数千万円の価値があったはずだ。それを1年で使い果たしてしまったら、まあ死にたくなるな。w

2020.08.22 | >48G | トラックバック(0) | コメント(0) |












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