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舞台「スマホを落としただけなのに」のアンコール上演を前に、インタビューを受けることが多くなったアホやねん。ここでは、舞台の魅力と、この一年で成長したことについて取り上げる。


アホやねんが語る舞台の魅力とは…

――ここまで様々な舞台の経験をされてきましたが、舞台の魅力に気づいたりしますか。

昨年出演した即興ミュージカル『あなたと作る~etude The 美4』は、配信だったので不思議な感覚になりました。やっぱり、舞台は目の前にお客様がいることが大切だなって。私は誰にも話せない秘密を共有することができる舞台が大好きです。毎公演、少しずつ違うお芝居になるし、台詞の間やアドリブも違います。同じ舞台はひとつもないので、その日いらっしゃったお客様にしか私たちの特別な想いを届けられないことが演劇の魅力だと思います。

アホやねんが成長したと思えることは…

――ミュージカルやラジオなど、活動の幅を広げていらっしゃいますが「ここは成長したな〜」というポイントはありますか?

うーん、喋れるようになったことですかね(笑)。取材ではあまり緊張しなくなったかもしれないです。ラジオのお仕事をすることも増えたことも影響があるかもしれないですけど、お話することに対する怖さはあまりなくなったと思います。

あとは、画面を通してのお仕事が圧倒的に多かったので、四角い枠の中で、どれだけ魅せられるかというのは鍛えられた気がします。歌唱のパフォーマンスだったら表情だったり、バラエティだったらトークだったり。経験が増えて、得たものはすごく多かったかなと思いますね。

ドラマ「ボーダレス」での金井紘さんからの教えと、彼女の役づくりの特徴については…

早川聖来が語る「スマホを落としただけなのに」

自信喪失したときの久保ちゃんからのアドバイスは…

久保史緒里はスゴイ


以下、全文



舞台『スマホを落としただけなのに』でヒロインを務める乃木坂46・早川聖来が初演で抱いた悔しい想いや再演にかける意気込みを語る
〔 2021年5月14日 〕

舞台『スマホを落としただけなのに』でヒロインを務める乃木坂46・早川聖来が初演で抱いた悔しい想いや再演にかける意気込みを語った。

原作は志駕晃のデビュー小説。シリーズ累計発行部数97万部を突破、2018年に公開された映画も大ヒットを記録している。今作は初演と同様、第36回岸田國士戯曲賞を受賞した稀代の劇作・演出家の横内謙介の書き下ろしで、『スマホを落としただけなのに』とシリーズの続編『囚われの殺人鬼』を掛け合わせた物語となる。出演者も初演から引き続き実力派が続投。サイバー犯罪の事件解決に奮闘する若手刑事・加賀谷学役を辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、ハッキングを繰り返す連続殺人鬼・浦野善治役を浜中文一、恋人が落としたスマホをきっかけに事件に巻き込まれるヒロイン・稲葉麻美役を早川聖来(乃木坂46)、その恋人・富田誠役を佐藤永典、加賀谷の先輩捜査官・後藤武史役を原田龍二が演じる。

昨年3月から4月にかけて上演された舞台『スマホを落としただけなのに』だが、新型コロナウイルスの影響で千秋楽まで走ることが叶わなかった。そして多くのファンの熱い要望に応えて、今年6月4日(金)から大阪・松下IMPホールにて、6月9日(水)から東京・日本青年館ホールにてアンコール上演の幕が上がる。

今回、本作が舞台単独初ヒロインの早川が、初演で抱いた悔しい想いや再演にかける意気込みを語った。また、 公式サイトでは新たな舞台映像が公開されている。


――舞台『スマホを落としただけなのに』の初演は、コロナウイルスの影響で、公演の途中で中止を余儀なくされました。

複雑な心境でした。たくさん稽古をしていくうちに作品に対して愛情が芽生え、本番で回を重ねるごとに最後まで駆け抜けたい気持ちが強くなっていきました。それでも、コロナウイルスの影響で、私たち以上に医療従事者の方やコロナに罹った方が苦労されているわけですから、最後までやり遂げたかったと素直に言えないもどかしさもあって……とにかく悔しかったです。

それでも、今回、優しくて信頼のおける皆さんと再び集まって本作を上演できるのは楽しみです。


――改めて稲葉麻美はどんな役だと思いますか。

一見すると精神的に強い女性ですが、本番で演じてみると、実際はか弱い女性だと感じました。初演は強い女性に見せようと必死に演じましたが、本当は影のある女性で、自分を強く見せようと取り繕って生きていたんだなって。彼女は自分の過去を隠し、深い闇を抱えています。再演では、弱い女性が強く装っていることに重点を置いて演じたいです。強くなければ生きていけなかった女性の姿をお客様に観ていただきたいです。

――ご自身はこの1年でどのように変化されましたか。

取材で緊張せずに喋れるようになったことかな(笑)初演から1年の間に、個人のお仕事も増えたし、乃木坂46の4期生としてラジオやテレビの歌番組、コント番組で多くのことを経験したおかげで、自分の引き出しが増えて成長することができました。

――舞台に活かされることも増えそうですね。

そう思います。ドラマのお仕事で「ゼロか100の演技ではなくて、その間の感情を表現して人間味を出してほしい」と言われたんです。嬉しいとか悲しい想いに振り切れるだけでなく、その間の繊細な感情を使って人間味のあるお芝居ができることを学びました。たとえ、舞台の客席から観えない細かい感情表現だって、板の上のキャストのみんなに伝われば、私たちの表現力が上がるし、それがお客様に伝わって、もっと感動していただけると思います。私だけでなく、他のキャストの方も演出の横内(謙介)さんも、この1年で考えていることがあると思うので、それらを持ち寄って素晴らしい舞台にしたいです。

――ここまで様々な舞台の経験をされてきましたが、舞台の魅力に気づいたりしますか。

昨年出演した即興ミュージカル『あなたと作る~etude The 美4』は、配信だったので不思議な感覚になりました。やっぱり、舞台は目の前にお客様がいることが大切だなって。私は誰にも話せない秘密を共有することができる舞台が大好きです。毎公演、少しずつ違うお芝居になるし、台詞の間やアドリブも違います。同じ舞台はひとつもないので、その日いらっしゃったお客様にしか私たちの特別な想いを届けられないことが演劇の魅力だと思います。

――それではお客様にメッセージをお願いいたします。

前回よりも良い作品にしないといけない使命感はありますが、こういった状況だからこそ、舞台を上演できる感謝の気持ちを大切にしながら、絶対に熱い作品にするので楽しみにしてください。大好きな地元の大阪から幕が開くので、良いスタートダッシュを切って、東京で無事に千秋楽を迎えられるようにみんなで頑張りたいと思います。ぜひ観に来てください。

(文・竹下力)



早川聖来「目の前にお客さんがいることはすごく大切」 舞台『スマホを落としただけなのに』が待望の再演
21/5/15(土) 10:00

人気のミステリー小説『スマホを落としただけなのに』(宝島社文庫)が昨年初めて舞台化されたが、新型コロナウイルスの影響で千秋楽を迎える前に公演が中止に。再演を待ち臨む観客の声に応え、2021年6月、大阪と東京でアンコール上演が行われることになった。初演に引き続き、恋人がスマホを落としたことで事件に巻き込まれていく稲葉麻美役を演じるのは、乃木坂46の早川聖来。途中で中止になってしまった初演の思い出や、再演に向けた意気込みを聞いた。

■ 強いけれど、弱いところもある、より人間味のある稲葉麻美を演じたい

――初演は残念ながら途中で中止になってしまいました。どんなお気持ちでしたか?

複雑な心境でした。

たくさん稽古もしてきたし、作品に対してすごく愛情があったし、温かいカンパニーのみなさんと一緒にいい作品を作っていきたいという気持ちもあった中で、迎えた本番。回を重ねるごとに、思いは強くなってきている部分もあったし、よりたくさんの人に観ていただきたいという気持ちを持ってやっていたので、途中で終わってしまうというのは、本当に悔しかったです。

でも、それ以上に世の中も変わって、コロナの感染状況もどんどん大変な状況になっていって、みんなが敏感になっている時期だったので、一概に「やりたかったです」とも言えなくて。そんな状況もまた悔しかったですね。


――そうですよね。そこから約1年を経て、今回は同じ座組みでの再演が決定しました。その点はいかがですか?

また同じメンバーで、同じ作品を上演することって、なかなかないじゃないですか。またみなさんと集まって、舞台に立てることは嬉しいです。また、お客さんにこの作品をお届けできることが何より嬉しいですね。

――初演はどんな部分が思い出深いですか?

私は稲葉麻美という役を演じたのですが、舞台って、1、2時間ぐらいの短い尺の中で、ひとりの人生を生きるわけなので「麻美はこの空白の何年間、どういう思いをして生きてきたんだろう?」などと作品で描かれていないことも考えていましたし、作品の中でも役と一緒に生きている感覚を味わうことができたんです。

それから、カンパニーのみなさんの温かさも思い出深いですね。私の出番は中盤以降なのですが、出演する直前の舞台裏で、他のキャストの皆さんが「ここから聖来のシーンが始まるね。旋風、巻き起こしていけよ」なんて声をかけてくれて、円陣を組んで、盛り上げてくれたりして。あの瞬間はすごく好きでした。


――初演から再演にかけて、何か心境の変化はありましたか?

そうですね。コロナ禍で、リモートでのコミュニケーションが増えて、ネット犯罪も増えていると聞くので、今まで以上に今の時代にぴったりの作品になったなと思いました。

個人的なことを言えば、この1年、いろいろなお仕事を経験させていただいて、「もっとこうすればよかったなぁ」という反省点が見えてきたし、「こういうアプローチもできるかも」と自分の中の引き出しも増えたかなと思います。

例えば、ドラマのお仕事をさせていただいた時に「人間味が一番出る瞬間は、0か100かではなくて、間の感情だよ」と言われたことがあって。「嬉しい」と「悲しい」だけではなくて、例えば「嬉しいけど悲しい」みたいな間こそ、人間味が出ると教えていただいたんです。

それを稲葉麻美役に置き換えてみると、今まで「強い女性」か「弱い女性」かという二択で役作りをしてきたんですが、「強いけれど、弱いところも織り交ぜる」ということもやっていきたいと思うようになりました。

それから、映像のお仕事を通じて学んだのは、細かい表情の作り方ですね。これまで舞台上ではあまり細かい表情を作ってこなかったんですよ。でも、口角の上がり方など、お客さんには伝わらないかもしれない細かい表情も、同じ舞台上に立っているキャストには伝わるかもしれない。そうすると、何かまた新しい表現が生まれたかもしれないと思うようになって。お客さんに伝えることばかりを優先してきたのですが、もっとキャストとの掛け合いのためにも作っていったら変わったのかなと考えました。

そういったように、発見や反省が大きかった1年でした。きっと他のキャストの方や、演出家の横内(謙介)さんも、それぞれ思っているところを温めてきたと思うので、そこを活かして、更にいい作品にできるのかなと。すごく楽しみです。


■ この1年で、四角い枠の中でどれだけ魅せられるかというのは鍛えられた

――実は昨年も早川さんを取材させていただいたのですが、その時はとても緊張されていました。でも今は、堂々とされていて! ご自身、一皮剥けたという感覚ありますか?

一皮剥けたのかなぁ?(笑)。でも、新しいお仕事やひとりでやるお仕事をありがたいことにたくさんいただけたので、成長できているのかは分からないですけど、いい意味で慣れてきたのかもしれないですね。

確かに、去年は「取材でうまく喋れない!どうしよう!」と思ってましたけど、今は作品をたくさんの方に観ていただきたいという気持ちの方が大きいですから。去年は支えてくださるスタッフさんを覚えるのに必死でしたけど、今は信頼できるスタッフさん達と集中して作品に関するお話ができているのかなとも思います。


――ミュージカルやラジオなど、活動の幅を広げていらっしゃいますが「ここは成長したな〜」というポイントはありますか?

うーん、喋れるようになったことですかね(笑)。取材ではあまり緊張しなくなったかもしれないです。ラジオのお仕事をすることも増えたことも影響があるかもしれないですけど、お話することに対する怖さはあまりなくなったと思います。

あとは、画面を通してのお仕事が圧倒的に多かったので、四角い枠の中で、どれだけ魅せられるかというのは鍛えられた気がします。歌唱のパフォーマンスだったら表情だったり、バラエティだったらトークだったり。経験が増えて、得たものはすごく多かったかなと思いますね。


――コロナ禍でおうち時間も長かったと思うのですが、何か始めたことはありますか?

自炊とお散歩をするようになりました。

これまで近所に何があるか知らないぐらい、毎日ばたばたしていたんですけど、コロナ禍になって、おうちにいる時間が増えたので、自然と、自分の私生活と向き合うことになって。今まで自身のことは二の次で、目の前のことに一生懸命だったんですけど、自分を大事にしてこそ、お仕事も頑張れるということに気づいたんです。セルフメディケーションというか、自分自身をもっと大切にしなきゃいけないなと思うようになりましたね。


■ 舞台の秘密の共有感が好き

――改めて、早川さんが思う舞台の魅力とは何でしょう?

この作品の初演のあとに、即興ミュージカル『あなたと作る~etude The 美4』という作品に出演したのですが、それは配信作品だったんですね。そのときに感じたのは、目の前にお客さんがいることはすごく大切だなということでした。

私、舞台の秘密の共有感が好きなんです。そこにいる人しか観られないという、秘密。舞台って、毎回毎回ちょっとずつ違うじゃないですか。アドリブや間も違うので、全く一緒の舞台はひとつもない。今日来たこのお客さんに届けるものという感覚は、舞台ならではの魅力的だなと思います。


――最後に、公演を楽しみにされている皆さまにひと言お願いします!

初演は公演が途中で中止になってしまって、舞台ができることへの感謝やありがたみをすごく感じました。1年間温めてきた分、前回よりも絶対いいものにしなくてはいけないという使命感が大きいです。

同じ作品をやるからには、もっといいものをお届けできるようにしたいですし、上演することが当たり前ではないという感謝を込めたいです。きっと初演に比べて、懸ける思いが増して、絶対熱い作品になると思うので、ぜひ観ていただきたいです。

大好きな地元の大阪で公演ができるようになったのも嬉しいですね。大好きな大阪でいいスタートダッシュを切って、東京の千秋楽を無事に迎えられるようにみんなで頑張りたいと思います。


取材・文:五月女菜穂

2021.05.17 | >>>早川聖来 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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