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内田せんせのブログにクニ~(鈴木邦男)登場!。w

クニ~の著書『失敗の愛国心』(理論社、2007年)についての感想である。

その本の中で鈴木さんは以前長崎市長テロ事件のあと『朝まで生テレビ』に何人かの右翼活動家とゲスト出演したときのことを書いていた。司会の田原総一朗が活動家たちに「テロを支持するか」と質問すると、鈴木さん以外の全員が「支持する」と答えた。

そのときのことをこう書いている。

「僕は『テロを否定する』と発言し、あとで右翼のみなに批判された。(・・・)『裏切り者』だと言われた。『仲間が愛国心で、命をかけて行動したのだ。警察やマスコミや一般の人々が批判しても、我々仲間だけは支持し、守ってやるべきだ。それなのに何だ』『仲間としての情がない』『マスコミ受けをねらった卑怯なやつだ』『自分だけがいい格好をしている』と言われた。」(鈴木邦男、『失敗の愛国心』、理論社、2007年、167頁)

それに対して鈴木さんは「それは違うだろう」と言う。

「それから十年以上たって思うのは、僕らはべつに人を殺したり、傷つけるために愛国運動をしているわけではない、ということだ。愛国心は人を殺すことではない。愛国心とは、この国を愛し、この国に住む人を愛することだ。殺すことではない。殺しては愛にならない。」(168頁)

右翼の行動主義のロジックは「自分たちの言い分に誰も耳を傾けてくれない」という被害者意識にドライブされている。直接行動をすると新聞が書き立てる。そして「何のために事件を起こしたのか?」という理由を書く。「それで我々の主張も間接的に伝わる。それでいい。そう思っている人が多いのだ。本当は言論でやりたい。だが、それがないから事件を起こす・・・と。後退した理屈だ。それに、せっかく『朝生』のような『言論の場』が提供されたわけだ。それで『テロは必要だ』はないだろうと僕は思った。言論の場があるのに、それから逃げて、暴力を訴えるのでは、かえって卑怯だ、そう思った。」(168-9頁)

ずいぶん率直な人だ。

愛国心とは、この国を愛し、この国に住む人を愛することだ。私もそう思う。その意味でなら、私も「愛国者」である。

国を愛するとはどういうことなのか

長崎市長テロ事件とは、1990年1月18日、当時長崎市長であり、昭和天皇の戦争責任に言及した本島等氏(当時67歳)が右翼団体幹部に銃撃され、全治1ヶ月の重傷を負った殺人未遂事件のことです。

オイラ、たぶん、このときの「朝生」を見たと思う。「うよ」にも話せる人がいるんだねって感想を持った。その後も、いまほど「うよ」になってなかった頃の「よしりん」のマンガにもしばしば登場してました。

彼は、もともとガチガチの右翼だったんだけど、それでは誰も意見を聞いてくれない!ことに気づき、いまのスタンスになったらしい。だから、ホントはコワい人なのかもしれない。

でも、こんな記事を読むと、やっぱりクニ~はクニ~だなって思ってしまう。

 映画「靖国」の上映を新宿の映画館が中止した。「右翼の妨害が恐いから」という理由だ。「反日映画を潰した! 我々右翼の勝利だ」と言う人もいる。そんなことはない。日教組問題と同じで、右翼の敗北だ。「ほらみろ、右翼はだ騒いで妨害してるだけだ」と思われる。これでは誰も思想団体だとは思わない。

靖国が危ない!

クニ~のサイト

鈴木邦男をぶっとばせ!

2008.03.31 | 日記らしきもの | トラックバック(0) | コメント(2) |

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2008.03.31 18:38  | # [ 編集 ]

具体的に「変わった行動」が何だかわからないので、答えようがないんですけど、日教組の人がべつに日本が嫌いなわけではないと思います。

まず、「日の丸」を掲揚し、「君が代」を歌い、「天皇陛下万歳!」と唱えれば愛国心があると思っているところがおかしいんですよ。平和時だったら、誰でもできますからね。日本が外国に侵略・占領され、そのような行為が禁止されたときに、それができるかでしょう? たぶん今「うよ」をやっている多くの人はそんな根性ありませんよ。

むしろ、罰せられても「日の丸」掲揚や「君が代」斉唱に反対している日教組の人の方が、そーゆーことをする可能性が高いんじゃないんですかね。

世界史を勉強すればわかることなんですが、外国に侵略されて政府が降伏した後でも抵抗運動してるのは左翼のほうが多いんですよ。第二次世界大戦中のフランスのレジスタンスやユーゴスラビアのパルチザンはどちらも共産党が指導してたんですから…。

ふだん声高に「愛国!愛国!」と唱えてる人はまっさきに逃げてしまい、祖国を守っているのはふだんは愛国なんて唱えていない左翼だったというのが、世界史の常識です。

もちろん左翼にも「根性なし」はいて、そいつらは安全な場所から人々を「指導」してたんですが、実際に戦場で指揮していた連中(ユーゴスラビアのティトー、中国の毛沢東、ベトナムのホー=チ=ミン)との権力闘争に敗れてしまったようです。

あと、日教組が「日の丸」「君が代」に反対しているのは、戦中(この場合は1931年の満州事変勃発時から1945年の日本の降伏までの15年間をさす)、多くの教師が天皇陛下のために死ぬことを生徒に教え、その結果、大勢の教え子が戦死してしまったことへの反省からなのです。「日の丸」「君が代」は、その際、戦争に人々を駆り立てるための象徴だったからなのです。


まあ、組合活動ばかりして学校でろくに教えていない教師や、左翼思想ばかり生徒に押しつける教師も、むかしはいましたが、いまはあまり見かけません(少なくともオイラの周りには…)。

2008.04.01 11:20 URL | 王子のきつね #NVCdQGYY [ 編集 ]












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