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池田信夫さんのブログにこんな記事があった。

馬鹿なIMEと頑固なATOK

VistaのIMEがおバカなのは有名な話で、オイラが買ったVista搭載機も速攻でIMEからATOKに変えたもんね。


ぜんぜん関係ないけど、池田さんは自分のブログで、ケインズ主義者を「地底人」、マルクス主義者を「最底人」と呼んでバカにしてるけど、

ガラパゴス経済学と最底メディア

この人の書いた『ハイエク』を読むと、いきなり失神しそうなことが書いてある。

たとえば、17ページ。

一九一七年に革命によってオーストリア皇帝は退位し、ハプスブルク家の支配は終わった。敗戦後の講和条約によって、帝国はオーストリア、ハンガリー、チェコスロバキアの三国に解体された。

1917年の革命で皇帝が退位し…ってロシア革命とまちがえてるよ。

オーストリア=ハンガリー帝国は1918年11月3日に連合国との休戦協定に署名、皇帝が、12日にオーストリアでの国事へのいっさいの関与を放棄すると宣言し、13日にハンガリーの統治権を放棄した。これで帝国は解体した。

その間、12日にオーストリア、16日にハンガリーが共和政を宣言し、それより前の10月28日にチェコスロバキアは独立を宣言した。でも、旧オーストリア=ハンガリー帝国領は、この3つの国になっただけではなく、ポーランド・ルーマニア・ユーゴスラヴィア・イタリアの領土の一部になっているんだよね。

高校生レベルの世界史の知識がない人が、経済学部の教授で、高校生が読むかもしれない新書を書いているんだからスゴイ。

…ていうか、本で専門外のことを書くのなら、フツー調べないか?


あと、18~19ページにも「おっちょこちょい」なことが書いてある。

ウィーンは、科学分野でも二〇世紀の方向を決めるような重要な発見を生み出した。シュレーディンガーが波動方程式を発見し、量子力学の基礎を築いたのはウィーンである。同じ時期、ドイツでもハイゼンベルクが不確定性原理を独立に発見し、両者は数学的に同一であることをシュレーディンガーが証明した。

シュレーディンガーって猫の人だよね。w

う~ん、シュレーディンガーは確かに波動方程式を発見した人なんだけど、ハイゼンベルクの不確定性原理ときたら、それにつづくのは、ニールス=ボーアの相補性原理ですよ。

ハイゼンベルクの「不確定性原理」ではなく、「行列力学」にすれば、シュレーディンガーの「波動方程式」と対になるんで、正しい文になるぞ。wwwww

ちなみに、シュレーディンガーは、自分で波動方程式を発見したのに、量子力学の「素朴実在論では理解できない」ところが嫌いで(その点ではアインシュタインと同じw)、「シュレーディンガーの猫」みたいな思考実験を考えたわけ。その意味でシュレーディンガーも「地底人」なんだよなぁ。アインシュタインは「最底人」か?wwwww

だから、この本の文脈上、登場してはいけない人なんだよなぁ。

ところで、このあたりの話ってNHKの「アインシュタイン・ロマン」でやってたんですけど…。池田さんてNHKの職員だったんじゃなかったっけ…。

こっちはさすがに高校生レベルの知識ではないが、調べてから書けよ!と突っ込みたくなる内容ですね。(爆)

てか、テキトーに調べたのかな? なんか、烏賀陽弘道 著『Jポップの心象風景』に通じるものがあるぞ。

読んでもいない本を引用できる烏賀陽さん


「頑固」なケインズ主義者やマルクス主義者が「地底人」や「最底人」なら、「○○」な池田さんはいったい何なんでしょ。(爆)

2008.10.20 | 日記らしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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