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2008年5月から、日本銀行が、社会全体で流通する通貨量を、それまでのマネーサプライに替えて、マネーストックで表すようになった。

この変更の原因は郵政民営化にある。ゆうちょ銀行が、民営化されて、ふつうの銀行になったんで、いままでM1やM2に入ってなかったゆうちょ銀行の預金を入れることになったからだ。

面倒くさいので、いままでのM1・M2を旧M1・旧M2とし、今のM1・M2・M3を新M1・新M2・新M3とする。

M1とは、現金通貨(紙幣と硬貨)と預金通貨(要求支払預金=普通預金と当座預金)を足した金額のこと。これは新・旧どちらも同じ。ただし、旧M1にはゆうちょ銀行の預金通貨が入っていない。旧M2は旧M1に準通貨(定期制預金など)を加えたものだった。これにもゆうちょ銀行分は入っていない。そして、日銀が金融政策の指標としたマネーサプライは、旧M2に譲渡性預金(CD)を加えたもので、2007年では723兆5653億円だった。

さっき、日銀のサイトを見たら、2010年9月のマネーストックが載っていた。新M1が491.0兆円で、これに準通貨とCDを加えた新M3は1079.1兆円だった。そして、これに、金融債、銀行発行普通社債、金銭の信託、その他の金融商品を加えた、広義流動性は1445.1兆円だった。ちなみに、旧M2+CDを引き継ぐのが新M2で、778.9兆円だった。

でも、教科書ではあいかわらずマネーサプライを教えることになってるんだよね。

てか、教師でこのことを知っている人はどれくらいいるんだろうか?w

2010.10.19 | 日記らしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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