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武田邦彦さんはプルトニウムも通常の放射性物質以上の毒性はないと書いています。

わたくしはこのブログで常に国際放射線防護委員会 (ICRP)の勧告に基づいて作られた日本の法律の考え方と数値を使っていますが、それによると、プルトニウムはごく普通の放射性元素として分類されています。

わたくしがウラン濃縮研究をしているときに、ウランとプルトニウムの人体内での振る舞いがかなり似ていることを知りました。

ウランもプルトニウムも、

1)比較的、消化器表面を損傷する放射線を出すこと、

2)人間にとってウランもプルトニウムも必要のない元素なので口から入ったら比較的短時間で排泄されること、

3)ウランやプルトニウムは腎臓に行きますが、それは排泄のためであり、だから早期に排泄されること、

4)ウランを間違って飲んだ例では、障害がでていないこと、

等です。

生物関係の方面ではよく知られているように、「人間は必要なものは取り込み、不必要なものを排泄する」という機能を持っています。

例えば人間の血液に必要な「鉄」を考えますと、鉄の放射性同位体が体の中に入ると、人間の身体は「放射性かどうか」を見分けることができないので、その鉄を体に取り込んでしまいます。

体に取り組むとそのあとずーっと放射線を浴びることになります。

逆に、ウランが入ってきてもどこに使っていいかわからないので、すぐ排泄してしまうのです。

このように、ウランやプルトニウムが人間に対して強い毒性を持たないのは、人間が使う元素ではないということが決定的な理由だとわたくしは考えています。

原発 緊急情報(32) プルトニウムの毒性

上杉隆さんが「東電がプルトニウムの検出器を持っていない」との応えを東電から引き出したことで騒ぎになっていますが、あまり慌てる必要はないのではないでしょうか。



これはあくまでも食べた場合の毒性だそうで、吸い込んだ場合はこちらで…

プルトニウムの説明&防御方法

2011.03.27 | └ 福島第一原発事故 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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