FC2ブログ
東日本大震災から1年ということで、最近また地震のニュースが増えてきた。

 首都を直撃する東京湾北部地震について、文部科学省の研究チームは、これまでの想定を上回る震度7の揺れが東京都や神奈川県の湾岸部などを襲う可能性を指摘した。

     (中略)

 都心部を震度7の地震が襲った場合、最も懸念されるのは建物の損壊だ。

 同会議は、阪神大震災など過去3回の大地震での被害から、現行の耐震基準を満たす木造建物がどのくらい全壊するかの目安を算出している。震度6強だと全壊率は1%以上だが、震度7に達すると16%以上になる。

 耐震基準は1981年の建築基準法改正で厳しくなっており、それより古い建物の全壊率は高くなる。62~81年の建物は震度6強で10%以上、震度7では65%以上が全壊する。特に老朽化した61年以前の建物は、震度7で84%以上が全壊する。

首都「震度7」で、老朽建物84%以上全壊も

オイラの家は、1962年ごろ建てられたらしい。「らしい」と書いたのは、1978年に中古住宅として買ったからで、建てられた年が正確には分からないからだ。ただ、母親によると、生まれたばかりのオイラを連れて、この家の前を通ったら、ちょうど建設中だったらしい。

ってことは、震度7の地震では65%の確率で倒壊するわけだな。w

今年で築50年になるので、建て替えようって話が出ているんだけど、わが家では、こーゆーときは自動的にオイラが調べることになっている。orz

で、分かったんだけど、建築基準法では、木造2階建て、延べ床面積500m2(約150坪)以下の建物は構造計算が免除されているんだそうだ。

構造計算とは、構造上十分な強度があるかどうか確かめる計算で、木造3階建て、延べ床面積が500m2を超える建物は、計算しなければならない。逆に、木造2階建て、延べ床面積が500m2以下の建物なら構造計算はしなくてもかまわないのだ。

構造計算って言えば、姉歯だよね。w

あの事件のとき、マスコミは、さんざん騒いだけれど、例によって、ホントに危険なことを報道しなかった。つまり、構造計算されていない建物は、大きな地震が起きた場合、倒壊するかどうか分からないのだ。

構造計算にはだいたい60万円くらいかかる。数千万円の買物をするわけなんだから、60万円くらい余計にかかっても(・∀・)イイ!!んじゃないか?とオイラは思うんだけど、ハウスメーカーや工務店はもちろん、多くの施主もそうではないらしい。

構造計算の費用を上乗せすると、その分、建築費が増えてしまうので、ハウスメーカーや工務店は利益を出すために、施主は少しでも安く家をつくるために、構造計算をやりたがらないんだそうだ。もっとも、施主の多くは、構造計算しないと、ホントは危険だということを知らないため、しないんだろうけど…。orz

で、構造計算をしない代わりに、耐力壁(=建物の自重を支え、地震力や風圧力などの水平力に抵抗させる目的でつくられた壁)を増やすことでお茶を濁す。でも、構造計算されていないから、ホントに安全かどうか分からないんだよね。

あと、耐力壁の多い建物って、リフォームしにくい。リフォームため壁を壊そうとしても、その壁が耐力壁だったら、その家自体が倒壊してしまうので、壊せないのだ。

…とうわけで、地震について騒いでいる割には、例によって、ホントに危険なことは隠されるのであった。(爆)


リンクがキレてたら…
首都「震度7」で、老朽建物84%以上全壊も

 首都を直撃する東京湾北部地震について、文部科学省の研究チームは、これまでの想定を上回る震度7の揺れが東京都や神奈川県の湾岸部などを襲う可能性を指摘した。

 拡大が予想される被害に対し、耐震補強などの備えを急ぐ必要がある

 8日、東京大学安田講堂で開かれた文科省研究チームの成果報告会。会場を埋める数百人の聴衆に対し、代表研究者の一人である平田直(なおし)・同大地震研究所教授は、「フィリピン海プレート(岩板)の境界が従来の想定より10キロ浅いことが分かった。東京湾北部地震が起きれば、東京の揺れが大きくなる」と話した。

 報告会でスライド投影された東京湾北部地震の震度分布図によると、東京23区東部から神奈川県北東部にかけて震度7が発生。震度6強は23区や川崎、横浜市の一部、千葉県の東京湾岸沿いに広がり、国の中央防災会議が2004年に発表した想定より拡大していた。

 都心部を震度7の地震が襲った場合、最も懸念されるのは建物の損壊だ。

 同会議は、阪神大震災など過去3回の大地震での被害から、現行の耐震基準を満たす木造建物がどのくらい全壊するかの目安を算出している。震度6強だと全壊率は1%以上だが、震度7に達すると16%以上になる。

 耐震基準は1981年の建築基準法改正で厳しくなっており、それより古い建物の全壊率は高くなる。62~81年の建物は震度6強で10%以上、震度7では65%以上が全壊する。特に老朽化した61年以前の建物は、震度7で84%以上が全壊する。

 実際の建物被害は、揺れの周期にも左右される。沖合で起きた東日本大震災では、震度7を記録した地域でも、木造住宅を破壊しやすい短周期の揺れが比較的弱かった。小刻みな揺れは、遠くまで伝わりにくいためだ。これに対し、直下で起きる東京湾北部地震では、最大震度7の阪神大震災と同様、小刻みな揺れがあまり減衰せずに都市を直撃すると懸念される。

(2012年3月9日11時08分 読売新聞)

2012.03.09 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://kitsunekonkon.blog38.fc2.com/tb.php/4096-e4dfbf05