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藤田修一先生の『現代文入門~記号でつかむイイタイコト』(駿台文庫、1982年)を買ってきた。


この本は、絶版であり、神保町の古書店で3000円(消費税抜き)で売っていた。もともと780円の本だから、ものすごい値段である。1982年出版なので、オイラが使っていたのは『現代文要説』のほうであったことがわかった。こっちのほうは、行方不明で、誰かにあげてしまったか、捨ててしまったのだろう。
『現代文入門』の「はじめに」はつぎのとおりである。



  駿台文庫発行の「現代文要説」の弟分や妹分のつもりで書いたのがこの本である。現代文読解の入門書であり、「現代文要説」ヘの橋渡しの書でもある。
  国語、とりわけ現代文ができないという話を聞く。できないのではない、読まなかったのだ。いや、読まなかったのではない、読めなかったのだ。なぜ読めなかったか――その理由の一つは、ホボ、ワカルからである。ホボ、ワカレば、モット、ワカロウとするよりも、ナンニモ、ワカラナイものをやった方が、やりがいがあると思うのは人情だ。
  読めなかった理由のもう一つは、シッカリ、ワカルための読み方を知らなかったからである。現代文は、ホボ、ワカッタだけでは少しも面白くない。シッカリ、ワカッてくると、とても面白い。そのシッカリ、ワカル方法をつかむ訓練をする教習所がこの本だと考えて頂きたい。現代文をドノヨウニシテ読ミトルカについて書いたが、要点は次の通りである。

1“ナゼ”文章は書かれているのだろうか――イイタイコトがあるからである。
2“イイタイコト”をとらえるためには――記号の論理」と「ことばの論理」を
身につけて。
3“論理的に”文章をとらえるためには――“A⇔B”、“A=A'”、“}”、“Aカラ→Bヘ”の
四つの記号を武器とする。

  イイタイコトをつかまえるために、「記号の論理」と「ことばの論理」をイカニ生カスカを精神の働きを活発にして身につけてほしい。

2006.03.28 | | トラックバック(0) | コメント(0) |












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