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こーゆータイトルの映画(山谷―やられたらやりかえせ)があったな。昨日(9/23)の大河ドラマ「平清盛」もこのタイトルにすればよかったのに。w

昨日の「平清盛」は、殿下乗合(てんがののりあい)事件についてだった。これは、嘉応2年(1170年)7月、摂政・藤原基房の一行が女車に乗った平資盛に遭遇し、基房の従者が資盛の車の無礼を咎めて恥辱を与え、10月、資盛の父・平重盛の家人が基房の従者を襲撃して報復を行った事件である。でも、『平家物語』では、報復を行った首謀者を平清盛として改変され、「平家悪行の始め」として描かれている。

ドラマでも、重盛はガマンするだけ、報復は清盛が時忠にやらせたことになっていた。しかも、報復しないのは根性なし=器が小さいって感じで…。

これまでも、自分の出生について悩み、アイデンティティの危機に陥る清盛が描かれていて、「近代人」かコイツらって思っていたけど、今回は、偉大な父親の存在に耐えられない重盛って、ますます「近代的自我」の問題になっている。

しかし、その一方で、禿(かむろ)が出てきた。

禿とは、14・15歳の童を300人えらんで、肩までで切りそろえさせ(5歳以下の髪型)、赤い直垂を着せ、京の市中を徘徊させ、平家のことをあしざまにいうものがあれば、これを聴きだして、その家に乱入し、資財、雑具を没収し、当人をとらえて六波羅に検束した。自由に宮中にさえではいりし、禁門をとおっても姓名をたずねる者さえなかった、とのこと。

この話、『平家物語』に出てくるんだけど、実在したかどうかはわからない。

ただ、都の治安維持を司る検非違使は、実際の追捕・投獄・処刑などには「放免=非人」を使用していた。14・15歳の青少年が、禿で赤い直垂の「異類・異形」の姿となり、「非人」と同等の能力を持つ。う~ん、網野善彦の世界じゃん(実際に『異形の王権』に出てくる)。w

なんか、近代的自我と中世的世界がぐちゃぐちゃになった感じ。wwwww



ぜんぜん関係ないけど、「山谷―やられたらやりかえせ」は、極左が山谷で日雇い労働者を組織して、搾取するヤクザと闘うドキュメンタリー映画。しかも、監督がヤクザにガチで刺殺されるシーンあり。

しかも、25年前、某国立大学で、社青同解放派が、この映画を見せることで、学生をリクルートしていた。リクルートされると、成田に連れて行かれて、機動隊とガチで衝突。国家のむき出しの暴力を見せつけて、極左思想(国家=支配階級の暴力装置)を信じ込ませる。凄まじいマインドコントロールだと思った。wwwww

2012.09.24 | ├ TVネタ | トラックバック(0) | コメント(2) |

平家物語では重盛が温厚な人物として描かれ、
清盛と対比され、重盛が先に死んだから、
清盛の悪行が止まらず、平家滅亡の道をたどった。
が、実際は、重盛がやったことまで清盛のせいになってるとか???
何が本当か分からないけど、
細川茂樹さんの基房はとても教養があるように見えなかった…。
輿を揺さぶりたい衝動には駆られましたね。

2012.09.25 21:57 URL | cha-cha #- [ 編集 ]

九条兼実(被害者である藤原基房の異母弟)の『玉葉』、慈円(兼実の同母弟)の『愚管抄』、『百錬抄』などの日記(同時代の史料)には、重盛が部下に命じてやらせたとあるようです。『平家物語』は、鎌倉時代につくられた軍記物なので、いろいろ創作されているんでしょうね。

しかし、慈円は『愚管抄』に、重盛はひじょうに心が立派な人であったが、不可思議なことをひとつした(たぶんこの事件のこと)、と書いているそうです。だから、温厚な人物だったのは事実のようです。

『平治物語』だと、平治の乱のとき、重盛が悪源太義平(源頼朝の異母兄)と騎馬で戦った話が出てくるので、重盛にも荒々しい武人の顔があったのかもしれません。あと、病気で清盛よりも前に死んでいるので、病気で神経が参っていたのかもしれません。

まあ、ホントのことは分からないですけどね。w

2012.09.25 23:07 URL | 王子のきつね #NVCdQGYY [ 編集 ]












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