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 地震予知研究が提案されてから50年を迎え、日本地震学会は16日、北海道函館市で予知の是非を考える特別シンポジウムを開催した。国は予知の実現に向け多額の予算を投じたが、東日本大震災を想定できなかったことへの批判は強い。4時間に及ぶ議論で、地震学者からも予知研究の見直しを求める声が上がった。

     (中略)

 東大のロバート・ゲラー教授は「予知は研究費獲得のための単なるスローガンだ。清算すべきだ」と呼びかけた。議論は平行線をたどった。【鳥井真平】

地震学会:予知研究の見直し求める声も 函館でシンポ

このゲラー教授、東日本大震災の後にも、同じ主張をしている。

 [香港 14日 ロイター] 東京大学のロバート・ゲラー教授(地震学)は14日、現代の科学技術では地震の予知は不可能であるとし、日本政府は国民に対し予測不可能な事態に備えるよう呼び掛けるべきだと強調した。英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された論文について、ロイターが電話取材を行った。

     (中略)

 同教授は「予知できる地震はない。これは鉛筆を曲げ続ければいつかは折れるのと同じことだ。それがいつ起きるのか分からない」と指摘。地震は予知不可能であることを率直に国民に告げる時期が来たとし、日本全土が地震の危険にさらされており、地震科学では特定地域でのリスクの度合いを測ることはできないと述べた。「われわれは(地震を予知するのではなく)想定外の事態に備えるよう国民と政府に伝え、知っていることと知らないことを明らかにすべきだ」と提言した。

地震予知は「不可能」、国民は想定外の準備を=東大教授

ぜんぜん関係ないけど、ゲラー教授の名前を出すと、“陰謀厨”が湧いてきて「ゲラーはユダヤの手先。日本の地震予知研究をジャマするため工作している」って言うんだよね。w

じつは、地震予知は科学的に否定されている。非線形物理学によると、鉛筆がいつ折れるかは予測不能である。鉛筆を両手で徐々に曲げていった場合、崩壊するか崩壊しないかは歪みに比例しない。だから、鉛筆がいつ折れるか予測できない。地震もまた、同じしくみで起きるので、予測できない。

では、なぜ日本の地震学者は、科学的に不可能なのに、その研究をしているのか。答えはゲラー教授の指摘どおり。自分の研究のための予算が欲しいから。でも、自分の生活のためっていうチープな理由ではなく、地震のメカニズムを正確に知りたいんだろうね。

でも、日本の政治家や官僚は、選挙に勝つことや天下り先をつくるためにはいくらでもお金を使うくせに、真理探究のためにはぜんぜんお金を出してくれない。だから、地震学者は研究費のための口実が必要になってくる。それが地震予知なんだよね。

まあ、その政治家や官僚に“丸投げ”してるのが、日本国民なんだから、結局、自業自得なんだよね。


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地震学会:予知研究の見直し求める声も 函館でシンポ
毎日新聞 2012年10月16日 22時00分

 地震予知研究が提案されてから50年を迎え、日本地震学会は16日、北海道函館市で予知の是非を考える特別シンポジウムを開催した。国は予知の実現に向け多額の予算を投じたが、東日本大震災を想定できなかったことへの批判は強い。4時間に及ぶ議論で、地震学者からも予知研究の見直しを求める声が上がった。

 この提案は、予知研究を推進するための提言書で1962年に約80人の学者が作成。「地震予知がいつ実現するかは答えられない。しかし10年後には信頼性をもって答えられる」とあり、65年から国の予知研究計画が始まった。

 この50年で地震活動や地下構造の理解は進んだ。東京大地震研究所の平田直教授は「努力し、いくつかの地震を予知できるようにする必要がある」と述べ、継続の重要性を訴えた。

 東大のロバート・ゲラー教授は「予知は研究費獲得のための単なるスローガンだ。清算すべきだ」と呼びかけた。議論は平行線をたどった。【鳥井真平】


地震予知は「不可能」、国民は想定外の準備を=東大教授
2011年 04月 14日 11:03

 [香港 14日 ロイター] 東京大学のロバート・ゲラー教授(地震学)は14日、現代の科学技術では地震の予知は不可能であるとし、日本政府は国民に対し予測不可能な事態に備えるよう呼び掛けるべきだと強調した。英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された論文について、ロイターが電話取材を行った。

 ゲラー教授は、地震学者が現在使用している予知器などは、差し迫った地震を予知するには不十分だと指摘。「理論的には一両日中に地震が起きると予知しようとしているが、私の考えではこのシステムは科学的に完全ではなく、中止されるべきだ」とし、「(地震の予知は)無益な努力だ。不可能なことを可能であると見せかける必要はない」と切り捨てた。

 同教授は論文で、東海地域で今後想定される地震に対する日本政府の防災計画についても触れ、3月11日に発生した東日本大地震が予測できなかったように、東海地震も予測できないとした。東海地域では1498年、1605年、1707年、1854年に大地震が発生している。同地域で新たな大地震が起きた場合、死者数は数千人、数百万棟単位での建物倒壊が予想されており、中部電力浜岡原発への懸念も高まっている。

 同教授は「予知できる地震はない。これは鉛筆を曲げ続ければいつかは折れるのと同じことだ。それがいつ起きるのか分からない」と指摘。地震は予知不可能であることを率直に国民に告げる時期が来たとし、日本全土が地震の危険にさらされており、地震科学では特定地域でのリスクの度合いを測ることはできないと述べた。「われわれは(地震を予知するのではなく)想定外の事態に備えるよう国民と政府に伝え、知っていることと知らないことを明らかにすべきだ」と提言した。

 またゲラー教授は論文で、東日本大震災で津波の被害を受けた東北地域では過去にも巨大津波が2度発生していたと指摘し、沿岸部の原子力発電所はそうした津波にも耐えうる構造に設計すべきだったと批判。1896年の明治三陸地震で起きた津波は最大38メートルに達したほか、869年の貞観地震の発生時でも東日本大震災と同等の津波が観測され、明治三陸津波では2万2000人が犠牲になったとしている。

 1カ月以上にわたって放射線物質の流出が続く東京電力福島第1原子力発電所は、最大6メートルの津波を想定して設計されており、3月11日に観測された14メートルだけでなく、過去に発生した大津波の高さを下回っている。

 同教授は電話取材で、「この地域ではこれまでに発生した大規模な津波の記録が多数残っている」とし、すべては東日本大震災で福島原発を襲った津波を防ぐには十分な大きさだったと強調した。「(高い津波が)以前にも発生していたことはよく知られており、記録もある。原発設計時には想定する津波の高さを過去と同レベルに設定すべきだった」との見解を示した。

 また、日本で運転中の原発は大半が沿岸部に建設されており、大規模な津波に対応できるよう「これらの原発はすべて津波対策を見直すべきだ。冷却には大量の水が必要になる」と指摘した。

2012.10.17 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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