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ジブリのアニメってどこかがヘンで、今まではストーリーがめちゃくちゃだったんだけど、今回は主人公の人格がめちゃくちゃな気がする。

主人公の堀越二郎は、実在の人物で、戦中は零戦の設計主任で、戦後はYS-11の設計に関係した人物。零戦といえば、帝国海軍を代表する艦上戦闘機で、驚異的な航続距離を稼ぐため、徹底的に軽量化されており、そのため防弾装備がなく(のちに改良されて付けられるが)、人命を軽視した設計になっていた。まあ、当時の日本の技術水準では、航続距離と人命がトレードオフの関係になっていた。でもね、海軍に言われなかったから付けなかったって言っちゃう人なんだよね。w

一方、タイトルは堀辰雄の小説から採っており、美しい自然に囲まれた高原の風景の中で、重い病(結核)に冒されている婚約者に付き添う「私」が彼女の死の影におびえながらも、2人で残された時間を支え合いながら共に生きる物語なのだ。作中の「私」の婚約者・節子のモデルは、堀辰雄と1934年9月に婚約。1935年12月に死去した矢野綾子である。

この2つをくっつけちゃったのが、アニメ「風立ちぬ」なのだ(宮崎駿の書いた同名の小説もあるが)。

婚約者の死の影に怯えながら、残された時間を支え合いながら生きた主人公が、人命軽視の戦闘機をつくる。矛盾に満ちてますね。w

なんか、興行的にも成功しており、宮崎アニメのわりにストーリーがまともなので、評価が高いんだけど、根本的にヘンな気がするアニメだな。(爆)




松任谷由実 / ひこうき雲

2013.07.23 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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