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木曽御嶽山の噴火で死亡・心肺停止となった人の状態がわかってきた。

 陸自や警察関係者によると、死亡が確認されたり、心肺停止状態で見つかったりした計31人のうち約20人が山頂の剣ケ峰周辺で見つかった。さらに約10人は剣ケ峰から王滝頂上山荘に向かって南に下る登山道沿いの約500メートルの間に倒れていた。この周辺では大量の噴石が見つかっており、火山灰に埋もれた状態の人もいたという。

死亡・心肺停止31人、山頂から500mに集中

剣ヶ峰周辺で20人、剣ヶ峰から王滝山頂山荘にかけての登山道で10人が倒れていたようだ。やはり、噴火した地獄谷周辺に集中している。



これらを、山頂北側に下ったくぼ地(一ノ池)まで担架で運び、そこからはヘリに乗せて平地に運んでいるようだ。

 午前10時半過ぎ、隊員たちが山頂南側にいたとみられる登山者を乗せた担架を、山頂北側に下ったくぼ地へと運び込んだ。6人分ほどだろうか。その後、褐色のヘリが近くに着陸し、隊員らが次々と担架を運び込んだ。

巻き上がる灰、次々に運ばれる担架 御嶽山、上空ルポ

いつ噴火が活発化するかわからないので、警察・消防・自衛隊は危険を冒しての捜索だ。オイラは、まず生存確認をして、死亡していたら、噴火がおさまるまで遺体収容は中止すべきだと思う。遺族は耐えられないだろうが、人命第一ならそうすべきだ。


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死亡・心肺停止31人、山頂から500mに集中
2014年9月29日12時34分

 長野、岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)の噴火で、死亡が確認された4人と心肺停止状態で見つかった27人の大半が、山頂から南に延びる登山道沿いの約500メートルの間に倒れていたことが自衛隊と警察関係者への取材で分かった。噴煙が確認された三つの火口の東側で、降灰や噴石が確認された範囲と重なる。重軽傷者は両県のまとめで計63人になった。

 長野県王滝村の災害対策本部の説明では、陸上自衛隊や長野県警、消防は29日早朝、計約400人態勢で捜索・救出活動を再開。ヘリコプター3機で心肺停止状態の27人を順次ふもとに運び、地上からは岩陰などに残されている人がいないか捜した。正午までに心肺停止の8人をふもとに運んだ。

 陸自や警察関係者によると、死亡が確認されたり、心肺停止状態で見つかったりした計31人のうち約20人が山頂の剣ケ峰周辺で見つかった。さらに約10人は剣ケ峰から王滝頂上山荘に向かって南に下る登山道沿いの約500メートルの間に倒れていた。この周辺では大量の噴石が見つかっており、火山灰に埋もれた状態の人もいたという。

 気象庁の観測では、御嶽山では27日昼に始まった火山性微動が29日も続いており、午前8時45分現在も噴火は続いているとみられる。噴煙は火口から約500メートルまで上がって東に流れている。火口から4キロ圏内は大きな噴石や火砕流への警戒が必要という。

 捜索・救出活動に当たっている隊員らは火山ガスの検知器を携帯しているが、山頂周辺は有毒な硫化水素ガスの濃度が上がっており、一部の地域では捜索を中断した。29日早朝の時点で山頂は気流も安定していないといい、自衛隊や県警、消防は残る19人の救出を優先しながら捜索を進める。



巻き上がる灰、次々に運ばれる担架 御嶽山、上空ルポ
高田正幸 2014年9月29日12時22分

 噴火から3日目の29日午前、御嶽山に残された、心肺が停止した人々の救出の様子を、上空のヘリコプターから確認した。

 午前8時、山頂北側の二ノ池近くにあるわずかな平地で、自衛隊のヘリ3機が離着陸を繰り返していた。降りてきた隊員たちは巻き上がる灰を避けるように、低い姿勢のまま、駆け足で機体を離れていった。

 灰で白く染まった登山道には、緑や青色の着衣で山頂に進む、自衛隊員やレスキュー隊員の姿が見られた。多くの隊員がオレンジ色の担架を持っている。

 午前10時半過ぎ、隊員たちが山頂南側にいたとみられる登山者を乗せた担架を、山頂北側に下ったくぼ地へと運び込んだ。6人分ほどだろうか。その後、褐色のヘリが近くに着陸し、隊員らが次々と担架を運び込んだ。灰が積もった地表に、隊員らの足跡が点々と刻まれ、1本の線のようになっている。10分ほどたって運び込まれた人々を乗せたヘリが上空に飛び立つと、灰が舞い上がり、すぐに別のヘリが到着した。

 同じころ、山頂の神社のあたりで、他の隊員らが10人近く集まり、スコップのようなもので地面の灰を掘り起こしていた。近くに、まだ搬送されていない人々が横たわっていた。

 この日も火口からは入道雲のような白い噴煙が上がり、時折、黒い煙が混じる。ただ、以前ほどの勢いはなく、上空ではいわゆる硫黄臭も感じなかった。(高田正幸)

2014.09.29 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(4) |

ツイッターで流れてきたんですが江川某氏が自衛隊の投入や装甲車の投入に反対していたようで、この手の人ってなんでこんなに自衛隊を毛嫌いするんでしょうか。自衛隊以上の装備のある自己完結組織は日本にはないと思うのですが...。
http://togetter.com/li/724568

今回の噴火で仲間を置いて自分達だけが下山するという厳しい状況がかなりあったそうでその人たちが自分自身を責めないか心配です。

2014.09.30 03:20 URL | aska #- [ 編集 ]

政府の自衛隊優遇はまぎれもない事実。

海外で災害がおきたときも、国際緊急援助隊(JDR)よりも自衛隊を行かせたがる。すぐ出動できる部隊より、一報があってから準備を始める方を先に出すのは意味不明。ちなみに、JDRの救援チームは、警察・消防・海保の混成チームで、2011年に国連人道問題調整事務所から国際都市型捜索救助チームの能力評価で最高レベルの認定を受けている。

山岳事故の場合、山岳警備隊(警察)や山岳救助隊(消防)の方がはるかに優秀だが、自衛隊のように予算がないため、装備や人員を確保できない(とくにヘリ。これは後述)。海難事故についても、海上保安庁は、自衛隊に比べて、はるかに少ない予算で働かなくてはならない。

登山経験が少ない自衛隊員に標高3000mで重労働させるのは残酷。心肺停止者の運搬の途中で何度も休んでいるのをテレビで見た。安全なニノ池付近ではなく、危険な一ノ池にヘリを着陸させるようになったのも、隊員の疲労が尋常じゃないからだろう。地上の常識が通用しないのが山。運動能力の高い人(速筋>遅筋)の方が死にそうな顔色になり、運動オンチ(速筋<遅筋)が生き生きしている。これは警察や消防でも同じだから何とも言えない。高山病の危険性もあるから、人選は慎重にしないと…。

自衛隊のヘリは、大きすぎて、山岳救助には向かない。山頂付近に着陸した陸自のUH-60JAは、海難救助用のヘリを改良した多機能用ヘリ(中型)だ。小型ヘリの方が、航続距離が短くて収容人員は少ないが、ホバリングの風が弱いので、すぐ近くまで降りて行って短時間で救助できる。まあ、長野県警も、予算が少ないので、山岳救助用のヘリを小型から中型に変えてしまったけどね(小型2台より中型1台)。

装甲車を山頂に上げるって夢物語は誰が言い出したんだろう。装甲車が行けるのは林道の終わりの標高2100m(ロープウェイの終点)まで。あと、約1000mは人が登らなければならない。しかも、森林限界の2500mまでは森林だし、登山道は狭くアップダウンが激しいので、絶対に走行できない。何のために出動したのかまったく不明。政府内に軍事オタクがいて、机上の空論で盛り上がっているんだろうな。

2014.09.30 11:53 URL | 王子のきつね #NVCdQGYY [ 編集 ]

松本駐屯地は山岳能力が高いそうで、今回の件ででています。
個人装備は防塵マスク、防塵ゴーグル、弾性ヘルメット、防弾チョッキ等の通常の装備と比べてかなり重いそうですね。
時折休むのはそのせいでしょう。
装甲車は山頂に上げるのが目的ではなく前線基地として行ける所まで行くと言う感じではないでしょうか。
その上で万が一大規模な噴火の場合シェルターになるように。
ならば数はもっと必要かと思いますが。
登山は素人なので何が最善かわかりませんが、持ちうる装備と組織を最大限初動に投入するのが大切だと思ってます。

2014.09.30 14:14 URL | aska #- [ 編集 ]

松本と髙田の普通科連隊がでてるんだ。さっきのまとめには出てないって書いてあったよ。

調べたけど、装甲車で火砕流を防ぐのは無理みたい。完全に埋まったらやっぱり助からない。今回、出動している場所も、火口から3kmも離れている。民間人の立ち入り禁止が4kmだから、そこよりは近いけど、中途半端な感じ。

登り降りの時間が無駄なので、大型ヘリで隊員を輸送するらしいが、それも火山ガスと火山灰で無理みたい。まあ、山頂には遺体しかないのだから、無理する必要はまったくないんだけどね。

2014.09.30 14:59 URL | 王子のきつね #NVCdQGYY [ 編集 ]












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