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3B juniorの12歳のメンバーがヘリウムを吸って死にそうになった事故の詳細がわかったそうだ。

 同学会が公表した報告書によれば、事故発生は、メンバー5人が同時にガスを吸い、1人の声が変わるというロシアンルーレットのようなゲームの収録中。Aさんが鼻をつまみ、司会者の合図でヘリウムガス入りのスプレー缶を吸引したところ、約4秒後に右手を震わせ始め、後方へ卒倒。受け身を取れずに後頭部を強打し、全身性の強いけいれんを起こしたという。

 病院に救急搬送されたAさんは、意識障害が遷延したためICU(集中治療室)へ。その後、意識状態と左半身のけいれんに改善が徐々にみられたものの、入院6日目に再度けいれん。空気塞栓症や、高次脳機能障害を残す可能性があると判断され、転院。以降は、高圧酸素療法が続けられたという。

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いろいろ疑問のあった事故だけど、集中治療室の実態を知った今なら、そのたいへんさがよくわかる。と同時に、つぎのような記者の発言の“うさんくささ”にも気がつくのだ。

「Aさんの容態など、不明点が多かった同事故だが、今回の報告書により、テレビ朝日の発表以上に壮絶だったことがわかる。これにより、ネット上では、事故を詳細にしようとしなかった局側や制作会社、続報を深く伝えようとしなかったマスコミにも、疑問の声が上がっています。一方、Aさんは現在、3B juniorのライブに参加するまでに回復。後遺症の心配は残りますが、同グループのブログでは彼女の笑顔を見ることができます」(芸能記者)

集中治療室に入院すると、患者の家族からキーパーソンを選び、医師はその人だけに病状を説明をする。だから、患者の家族に嫌われている(と思われる)テレビ局や制作会社は詳しい情報を得られなくなる。詳細に説明なんてできるわけないのだ。

集中治療室に入院すると、家族でも面会時間に制限がある。父親が入院した大学病院では、昼2時間と夜1時間半だけ。家族のうち集中治療室に入れるのは2人までで、多い場合は代わり番こになる。そして、15分間、キーパーソンだけに担当医による病状説明がある。キーパーソンになり、病状が安定しないと、ほぼ毎日、病院に行かなければならなくなる。けっこうしんどいよ。しかも、救急搬送や緊急手術があると、それすらなくなるのだ。看護師が代わりに説明してくれることもあるけど、医師じゃないので限界がある。

キーパーソンになると、医師の「この管を抜いたら死にますが、よろしいですね」に同意しなければならないときがある。父親の場合、人工透析装置の管を抜くことの同意を求められた。同意して抜いた後に、意識が回復し、再びつけられたけどね。まあ、結局、死んでしまったが…。

こんなこと、家族が集中治療室に入らないと、知ることはない。ゆえに、いいかげんなコメントがまかりとおるわけだ。

2015.05.26 | └ 父の病気と死 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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