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鬼怒川の堤防決壊から荒川の堤防決壊の危機を煽る番組が増えた。今すぐにでも荒川の堤防が決壊するような煽り方である。

もちろん、荒川の堤防には欠点がある。東北本線・京浜東北線と京成線(上野行き)の鉄橋部分が低くなっていて、そこから越水する危険性がある。以前は京成線(押上行き)の鉄橋が異常に低かったが、こちらは解消されている。

しかし、笹目橋より北側に、洪水を防ぐため、最大幅2.5kmの「河川敷」、流速を落とすための「横堤」、そして「遊水地」が設けられていて、簡単に堤防が決壊しないようになっている。そのことを知らせないで、危機を煽るのはいかがなものだろうか。

下図は、埼玉県吉見町と鴻巣市の糠田橋から、埼玉県と東京都の境にある笹目橋までの地図である(クリックすると大きくなる)。緑色の線がふつうの堤防、黄色の線が横堤、深緑の線が背割堤などである。赤は水門。地図が古いので、現在使われていない橋は×で示した。


糠田橋~太郎右衛門橋


御成橋の河川敷が幅2.5kmで日本一広い。この橋にも「横堤」があり、その上に人家があって人が住んでいる。左岸(川下を見ての左手側)は、台地になっているので、堤防がないところがある(以下、同様)。
入間川との合流点から背割堤(分流堤)が4.6km続いている。


太郎右衛門橋~開平橋



開平橋~川越線鉄橋


川越線鉄橋~羽根倉橋



羽根倉橋~笹目橋


秋ヶ瀬公園と道満グリーンパーク(彩湖)は、遊水地になっている。堤防が細くなっている部分は、低くなっていて、一定の水位に達すると、遊水地に水が入るようになっている。

2015.09.18 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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