アニメ「ヤング・ブラック・ジャック」を見てたら、ベトナム戦争で負傷して間黒男(ブラック・ジャック)と米軍軍医(後のドクター・キリコ)の手術で命をとりとめた米兵が、せん妄を起こしてベッドから逃げ出し、地雷を踏んで死ぬというシーンがあった。

米軍の軍医による手術で、命を救われたスティーブ。翌朝、彼の姿が見当たらなくなっていた。ずっと意識が混濁したままだったため、いまだ自分が捕虜のままだと思っているのかもしれないと黒男は言う。彼を見つけ、説得をしたときに悲劇が起こる。スティーブが地雷を踏んで亡くなったのだ。そんなとき、黒男たちが世話になっている村の外れで、倒れていた人が見つかる。運ばれてきた人物はファンの幼なじみであるアイン。黒男たちが捕まっていた基地の兵士であり、ボブにとっては憎むべき相手だ。そんな彼を黒男や軍医は治療すると言う。自分たちを殺そうとした敵を助けることに納得のいかないボブは……。

第6話「ベトナムにて その3」

「せん妄」をはじめて知ったのは、去年、父親が病気になって認知症状が出たときだ。認知症とせん妄のちがいを知るために、本を買って読んだ。そして、父親が肺炎を起こしてICUに入院したら、病床に「せん妄対策マニュアル」が置いてあった。

 術後せん妄とは、手術をきっかけにしておこる精神障害で、手術の後いったん平静になった患者さんが1~3日たってから、急激に錯乱、幻覚、妄想状態をおこし、1週間前後続いて次第に落ち着いていくという特異な経過をとる病態をいいます。

 高齢の方に起こりやすく、術後の回復期に起こるため、術後の看護、ケアーの妨げになります。一度発症すると、生命維持に重要な管を抜いてしまう、夜間大声を上げて暴れるなど、看護スタッフによるケアーが困難になり、周囲の患者さんにも迷惑がかかります。さらに転倒・転落の危険も増大し、術後の大きな問題となってきます。

術後せん妄【原因と発症要因、予防、治療】

手塚治虫の『ブラック・ジャック』は、免疫についてかなりイイカゲンで、両腕の移植みたいなことを平然とやっていた。さすがに、「ヤング・ブラック・ジャック」では、そんなムチャなことはできないようだ。

しかし、1960年代後半の話なのに、現在の医療知識を知っているとしか思えない台詞がちょこちょこ出てきて、逆に「ちがうんじゃないか!」とツッコミを入れたくなる。上の「あらすじ」でも黒男はせん妄に詳しすぎる。w

2015.11.16 | ├ TVネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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