サウジ、シーア派指導者処刑→イラン、サウジ大使館を襲撃→サウジ、イランと断交→サウジ、イランと商業交流も遮断←今ココ。

 【ドバイ=久門武史】イスラム教スンニ派の大国サウジアラビアは2日、国内でのテロに関与したなどとして死刑判決を受けた47人を処刑したと発表した。サウジ王室に批判的だったイスラム教シーア派の有力な宗教指導者ニムル師が含まれており、シーア派国家のイランは激しく反発。抗議する群衆が首都テヘランのサウジ大使館を襲撃するなど、混乱が広がった。

イラン、サウジの処刑に猛反発 群衆が大使館襲撃



 【ドバイ=久門武史】サウジアラビアのジュベイル外相は3日、イランとの外交関係を断絶すると発表した。サウジがイスラム教シーア派の宗教指導者らを処刑したことに抗議し、イランの首都テヘランで群衆がサウジ大使館を襲撃したのを受けた措置。ジュベイル氏は、サウジ国内にいるイラン外交官に48時間以内の国外退去を求めた。

サウジ、イランと外交関係断絶 外交官に退去要求



 【ドバイ=久門武史】サウジアラビアがイランとの商業交流を遮断する。サウジ航空当局は4日、イランとの間の航空便を停止すると発表した。国営サウジ通信が伝えた。サウジがイランとの外交関係断絶を表明したのを受けた措置。サウジのジュベイル外相は同日、サウジ国民のイラン渡航を禁止し、両国間のすべての商業関係を断つとロイター通信に語った。

サウジ、イランと商業関係も断絶 航空便停止

同じイスラム復興主義(原理主義ではない)国家なのに、イランのシーア派は問題視するのに、サウジのワッハーブ派は問題にしない日本のマスコミ。泥棒したら手を切断、浮気をした妻は石打の刑がまかりとおる点ではまったく同じなのに。アメリカ一辺倒の報道で、親米=サウジ vs 反米=イランだから、しょうがないと言えばしょうがないのかも。


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イラン、サウジの処刑に猛反発 群衆が大使館襲撃
2016/1/3 19:57 (2016/1/3 21:23更新)

 【ドバイ=久門武史】イスラム教スンニ派の大国サウジアラビアは2日、国内でのテロに関与したなどとして死刑判決を受けた47人を処刑したと発表した。サウジ王室に批判的だったイスラム教シーア派の有力な宗教指導者ニムル師が含まれており、シーア派国家のイランは激しく反発。抗議する群衆が首都テヘランのサウジ大使館を襲撃するなど、混乱が広がった。

 シリア内戦やイエメン情勢などを巡って鋭く対立する両国間の関係が一段と悪化するのは避けられない。中東でスンニ、シーア両派の対立を背景とする緊張が高まる恐れもある。

 イランの最高指導者ハメネイ師は3日、処刑について「政治的な過ちだ」と厳しく非難。そのうえでサウジに対し、「神の報復を受けるだろう」と表明した。サウジ外務省は「イランはテロを支援している」と主張。両国は互いに相手国の大使を呼んで抗議するなど、対立が激しくなっている。

 イランからの報道によると、テヘランのサウジ大使館では群衆の一部が暴徒化し館内に乱入。警察が約40人の身柄を拘束した。火炎瓶を投げつける者もいたが、サウジ側の人的被害は確認されていない。抗議行動はイラン北東部のマシャドでも起こり、サウジ領事館前に集まった群衆と治安部隊とのもみ合いになった。

 イランのほかシーア派が多いイラクやバーレーンでも、処刑に抗議するデモが発生した。イラクのシーア派最高権威シスタニ師は3日、処刑を「不当な攻撃だ」とする声明を出した。レバノンのシーア派武装組織「ヒズボラ」もサウジによる処刑を「犯罪」と断じた。

 サウジが2日に処刑した47人のうち、大部分は国際テロ組織アルカイダの支持者だった。ニムル師は2012年に逮捕され、「宗派対立をあおった」などとして14年に死刑判決を受けていた。サウジはスンニ派住民が圧倒的多数を占めるが、東部など一部にシーア派住民もいる。

 サウジは隣国イエメンで台頭したシーア派武装組織「フーシ」の背後にイランの支援があるとして同国を批判。シリア内戦を巡っても、アサド政権を支えるイランとアサド氏退陣を求めるサウジが対立している。加えて昨年サウジにあるイスラム教の聖地メッカで、多数のイラン人巡礼者が死亡する事故が起こるなど、両国間では緊張が高まっていた。

 シリア内戦の解決に向けては昨年10月にウィーンで開かれた多国間の外相会議で、サウジとイランが初めて同じ交渉の席に着き、打開策を話し合った。今回の処刑を巡る反目で、両国間の建設的な対話は難しくなりそうだ。イエメンの混乱の収束や、過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討にも悪影響を与える可能性がある。

 国連の潘基文事務総長は2日、サウジの死刑執行について「非常に失望している」とする声明を発表。「各国の指導者は宗派間の緊張が高まらないよう努めなければならない」とも強調し、両国に自制を求めた。



サウジ、イランと外交関係断絶 外交官に退去要求
2016/1/4 10:44

 【ドバイ=久門武史】サウジアラビアのジュベイル外相は3日、イランとの外交関係を断絶すると発表した。サウジがイスラム教シーア派の宗教指導者らを処刑したことに抗議し、イランの首都テヘランで群衆がサウジ大使館を襲撃したのを受けた措置。ジュベイル氏は、サウジ国内にいるイラン外交官に48時間以内の国外退去を求めた。

テヘランのサウジアラビア大使館の前で抗議するイランの民衆=AP
 シリア内戦やイエメン情勢などを巡り鋭く対立しているサウジとイランの関係悪化は、決定的になった。過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭などで混乱する中東に、新たな不安定要素が持ち上がった。

 イスラム教スンニ派の大国サウジは2日、国内でのテロに関与したなどとしてシーア派の有力な宗教指導者ニムル師ら47人を処刑した。シーア派国家のイランは激しく反発。イランの最高指導者ハメネイ師は3日、処刑について「政治的な過ちだ」と非難し、サウジに対し「神の報復を受けるだろう」と表明していた。

 テヘランのサウジ大使館では処刑に抗議するデモが発生、群衆の一部が暴徒化して乱入したり、火炎瓶を投げつけたりした。イラン北東部のマシャドのサウジ領事館前にも抗議する群衆が集まり、治安部隊と衝突した。

 ジュベイル外相は3日の記者会見で、イランがサウジの安全を脅かすことは許さないと強調した。イランのアブドラヒアン外務次官は、サウジが断交で「大きな過ち」を覆い隠すことはできないと批判。抗議行動で危害を加えられたサウジ外交官はいないと述べた。イラン駐在のサウジ外交官は、既にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに避難した。



サウジ、イランと商業関係も断絶 航空便停止
2016/1/5 9:31

 【ドバイ=久門武史】サウジアラビアがイランとの商業交流を遮断する。サウジ航空当局は4日、イランとの間の航空便を停止すると発表した。国営サウジ通信が伝えた。サウジがイランとの外交関係断絶を表明したのを受けた措置。サウジのジュベイル外相は同日、サウジ国民のイラン渡航を禁止し、両国間のすべての商業関係を断つとロイター通信に語った。

 ジュベイル氏はそのうえで、サウジ西部にあるイスラム教の聖地メッカとメディナへの巡礼については、引き続きイラン人を受け入れると表明した。

 ジュベイル氏はイランがレバノンやシリアに戦闘員を送り込んでいると述べ、サウジ国内でも攻撃を企てているとしてイランの「攻撃的な政策」を批判。サウジが2日に処刑したイスラム教シーア派の宗教指導者ニムル師については「扇動し組織をつくり、武器と資金を提供した」と説明した。

2016.01.05 | ├ 政治ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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