BSプレミアムで1月3日(日)に放送された。

日本史上、空前の大火災・明暦の大火。江戸の6割が焼失し、死者は10万とも言われる。この緊急事態に、幕府のリーダーたちはどう動いていったのか?繰り広げられる対立、浮かび上がる放火の疑惑、そして巨大都市復興への逆転劇。将軍補佐役・保科正之を主人公に、彼が下した江戸再生への決断をドラマで描く。さらに保科は時空を超え現代にタイムトリップ、そこで出会う相手とは…。斬新な演出で、現代の東京につながる物語を描く

【出演】高橋一生,相武紗季,柄本明,谷川昭一朗,石井愃一,菅原大吉,小松直樹,磯田道史,中野信子,いとうせいこう,【語り】伊東敏恵

NHKドキュメンタリー - ザ・プレミアム「歴史エンターテインメント“大江戸炎上”

明暦の大火をめぐって、保科正之(高橋一生)と松平信綱(柄本明)が対立って話は、確かに斬新だったけど、史実なんですか?w

正之は、2代将軍・秀忠の子として生まれながらも、正妻・江に命を狙われ、7歳まで見性院(武田信玄の娘)に育てられた。その後は保科正光の養子となり、21歳で小藩の藩主となった。3代将軍・家光に見いだされ、山形20万石、会津23万石と大藩の藩主となり、さらに4代将軍・家綱の後見人となった。勢族の出でありながら、庶民の生活に精通していた点は、8代将軍・吉宗とよく似ている。てか、吉宗が似てるのね。w

一方の信綱は、上昇志向の強い人物で、将軍の小姓になるために、叔父・松平正綱の養子となった。島原の乱のとき、敵兵の遺体の胃を調べ、食料がないことを知って総攻撃をかけた。これらのことから酒井忠勝は「信綱とは決して知恵比べをしてはならない。あれは人間と申すものではない」と評している。

しかし、島原の乱では、反乱者だけでなく、苛斂誅求を行った松倉勝家・寺沢堅高も処罰している。そして、明暦の大火で17の大名の参勤交代を免じたのは、正之ではなく、信綱であった。また、米相場高騰を見越して幕府の金を旗本らに時価の倍の救済金として渡したのも、正之ではなく、信綱であった。彼が幕閣に「才あれど徳なし」と言われたのは、酒が飲めなかったり、茶の湯や歌会、舞、碁、将棋などを好まず、くそ真面目に政務を行なっていたためだ。

なんか、正之を持ち上げるために、信綱を悪く描くという、NHKにしてはダメな作品だと思った。

2016.01.05 | ├ 歴史ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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