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大型どころか、普通免許ももってないので、オイラには何が原因なのかよくわからなかった碓氷バイパスでのスキーバスの事故で、ギアがニュートラルだったので、エンジンブレーキが効かなかったという記事が出ていた。

 長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故で、転落後のバスのギアがニュートラルの状態だったことが関係者への取材でわかった。県警の検証で判明し、下り坂でエンジンブレーキが利かなかった可能性がある。転落直前の速度が時速約80キロだったことも、車載の運行記録計から確認された。

バス転落直前は時速80キロ ギアはニュートラルか

ネットでは、事故の原因は運転手がフィンガーシフトの使い方をよく理解していなかったからなのではないか、という人のブログ記事が紹介されていた。

フィンガーシフトとは、自動車の運転席横に設けられているごく短いシフトレバー。電気信号のスイッチで、油圧または圧縮空気で変速機が操作される。

嘗てはロッドシフト(床付近から出た長い棒の先に球みたいなのがついた、アレです)がバスの主流でしたが、特に大型バスでは、運転士の労力軽減の為に、それこそ「指だけで簡単に操作できる」、このフィンガーシフトが主流になりました。

このギアは小型バスやトラックなどの一般的な機械式シフトと違い、シフト操作からギアが実際に入るまでのタイムラグが生じたり、回転数が一致していないとギアが入らない場合もあります。

つまり、急な下り坂になって速度が上がってしまった時、慌てて回転数が合わないギアまでシフトダウンしてしまうと、クラッチをつないでもギアが入りません。

現場付近は長い上り坂の末に峠を越えると、今度は一転下り坂になって、軽井沢の街へ駆け下っていく事になります。慣れない道での急な下り勾配、速度は60…70…と上がっていく… その時慌てて、例えば4速や5速からいきなり2速へシフトダウンしても、回転数が合わないので、ギアチェンジ自体がキャンセルされてしまいます。

さらに恐ろしいのは、ギアはキャンセル前の4速や5速ではなく、ニュートラルの状態になってしまうという事です。

自動車免許をお持ちの方、想い出してみてください。自動車学校で、こんな事を習いませんでしたか?「下り坂で、ギアをニュートラルに入れてはいけません☆」と。エンジンブレーキがゼロになった車は、暴走を始めます。

でも、上記の様な事が知識としてあれば、「おかしい、更に加速していくぞ、おいおい!」と思ったら、ギアを回転数にあう所へ入れなおせばよいのです。フットブレーキを使って当座速度を落としながら、2速を3速や4速に入れなおして、あらためてエンジンブレーキを使った抑速運転に切り替えればよいのです。


気になった点はそこです。

この運転手さんは、「フィンガーシフト」の特性を知らなかったのではないかと…?

もしそうならば、セカンドにシフトダウンさせたのに、(実際には一番危険なニュートラルに入っている為)速度がどんどん増していく… 「どうしたんだ? 何が起こっているんだ?…!」「どうしてエンジンブレーキを掛けているのに、加速しているんだ?…!」

そんなパニックに陥ってしまったとしたら… 記事にある様な異常な状況も、説明できるような気がします。

碓氷の事故は、もしかしたら、「フィンガーシフト」が原因なのか?…☆

碓氷バイパスを走っていた観光バスの元運転手(運転歴20年以上)が、テレビで同じようなことを言っていた。

このことは、大型バスの運転手以外では、あまり知られていないようで、ネットでも驚きの声があがっていた。


リンクがキレてたら…
バス転落直前は時速80キロ ギアはニュートラルか
2016年1月22日05時06分

 長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故で、転落後のバスのギアがニュートラルの状態だったことが関係者への取材でわかった。県警の検証で判明し、下り坂でエンジンブレーキが利かなかった可能性がある。転落直前の速度が時速約80キロだったことも、車載の運行記録計から確認された。

 県警は、バスを製造したメーカーの立ち会いで車体を20日まで検証した。関係者によると、車体内部ではタイヤ側とエンジン側のギアがかみ合っていないニュートラルの状態だった。

 ニュートラルでは、エンジンの抵抗力を利用するエンジンブレーキや、その働きを補助する排気ブレーキが利かなくなる。転落前からニュートラルだった場合、下り坂で減速し切れなかった可能性がある。

 メーカーによると、バスは6段変速のマニュアル車。エンジンブレーキは低速ギアの方が利きやすいが、運転手が高速ギアから低速ギアに無理に変速しようとすると、ニュートラルか元のギアになるプログラムが搭載されている。エンジンの回転数が高くなりすぎて壊れるのを避けるためだという。

 国土交通省関係者は「大型車の運転に不慣れな運転手が急に低速ギアに入れようとしてニュートラルになり、エンジンブレーキで減速できずパニックになった可能性がある」とみる。ただ、事故の衝撃でギアがニュートラルに動くこともあり、県警は慎重に調べている。

 ログイン前の続き事故現場の250メートル手前の監視カメラの映像では、バスはカーブで大きく膨らんでいた。捜査関係者によると、県警が回収した運行記録計の円盤状の用紙を解析したところ、速度を示す折れ線グラフが転落直前、制限速度を30キロ超過する80キロ前後を示していた。

■今後の焦点はブレーキ

 原因解明の今後の焦点はブレーキが正常に作動していたかどうかだ。

 県警の検証では、ペダルを踏むフットブレーキの部品に異常は見られず、長い下り坂でフットブレーキが過熱して利きづらくなる「フェード現象」の痕跡もなかった。整備不良も確認できなかったという。運行会社「イーエスピー」(東京)は、先月の定期点検で不具合は見つからなかったと説明している。

 ただ、監視カメラの映像では、車体後部のブレーキランプが点灯しながら減速していないように見える。現場を年に数十回通るという首都圏のバス運転手は「あの坂ならフットブレーキで減速できるはずで、使えない状況だったのでは」と指摘。現地を視察した日本大学の景山一郎教授(自動車工学)は、転落直前の十数メートルのタイヤ痕の特徴から「ブレーキは掛かっていなかった」とみる。

 県警はフットブレーキとエンジンブレーキの状況について解析を進める。

2016.01.22 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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