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東北学院大の女子学生が卒論で「震災霊」現象を取り上げたことが、ネットで大きな話題になっているそうだ。

  朝日新聞の2016年1月20日付記事によると、この女子学生は、所属する社会学ゼミの仲間と「震災による死」をテーマにフィールドワークを重ねた。特に、幽霊の目撃談に興味を持ち、宮城県石巻市のタクシー運転手に絞って100人以上にインタビューを試みた。

  うち7人から体験談を引き出せたといい、ある50代の運転手は、震災後の初夏に不思議なことがあったと打ち明けた。季節外れのコート姿の女性客が、石巻駅近くで乗り込んだが、震災で更地になった場所に行くよう告げた。運転手が聞き返すと、女性は「私は死んだのですか」と声を震わせたといい、振り向いたときにはすでに誰も座っていなかったというのだ。

  また、40代の運転手は、夏なのに厚手のコートを着た若い男性客を乗せた。行き先を聞くと、山の名前しか言わず、到着するともう姿は見えなかったという。津波で身内を亡くしたある運転手は、幽霊が出たとしても「また乗せるよ」と言っていた。

  これらの乗車はメーター記録に残されているといい、「幽霊は無賃乗車扱いになり、運転手が代金を弁償する」と記事では紹介している。ゼミ生らの卒論は、「呼び覚まされる霊性の震災学」の本として新曜社から20日に出版された。

  幽霊の目撃談については、震災後から被災地で相次いでいる。

大震災から5年、被災地で「幽霊」目撃談が絶えない メディアも相次ぎ報道する背景とは
世間的には、NHKスペシャル「亡き人との再会」がネットで話題となったときと同じく、つきのような文脈に落とし込みたいようだ。

  13年8月23日には、NHKスペシャルも「亡き人との再会」という特集を組んだ。被災地では、「故人と再会した」「声を聞いた」「気配を感じた」といった体験を語る人が後を絶たないとし、医学界でも、こうした数多くの事例報告を受けて、専門家による調査も始まったと紹介した。番組では、被災者らの体験は、「故人に一目会いたい」「死を受け入れたくない」「自分だけ生き残って申し訳ない」といった悲しみの現れであると指摘していた。

  放送後は、「NHKがオカルト的なものを扱っていいのか」とネット上で疑問の声も出たが、被災地で「震災霊」現象の体験談が多いのは事実のようだ。

  ネット上では、目撃談が相次ぐことについて、「幽霊は心が日常を取り戻す修復過程の副作用」「記憶が浄化される過程でよくみられる現象」といった指摘も出ている。

遺族による「震災霊」体験は、「故人に一目会いたい」「死を受け入れたくない」「自分だけ生き残って申し訳ない」といった悲しみの現れや、「幽霊は心が日常を取り戻す修復過程の副作用」「記憶が浄化される過程でよくみられる現象」という解釈が成り立つと思う。

父親の通夜のとき、オイラと妹が体験したこれ

遺体から寝息とイビキ

も、上記の解釈で説明できるだろう。

しかし、「震災霊」体験すべてが説明できるわけではない。なぜなら、タクシー運転手の体験のように、体験をしているのが身内や友人を亡くした人だけではないからだ。

オイラ的には、『神道の逆襲』で菅野覚明が指摘した「景色の裏側」「景色の反転した世界」=変性意識状態に入り込んだ者の体験だと思うんだけどね。

カシコキモノ ~神道におけるカミ概念~

オイラは、2000年代の前半に、「景色の裏側」「景色の反転した世界」に入り込み、けっこう不思議な体験をした。

わたしの幽霊目撃体験

つぎの経験も不思議と言えば不思議。

2002年8月1日(木) 鷹ノ巣山・石尾根

危険な登山道を選び、結果的に人命救助してしまったが、なぜそうしたのか記憶がない。←現在ないのではなく、直後からなかった。


じつは、過去2回、心霊体験とは関係なく、「景色の反転した世界」に入り込んだことがあった。それは南北の感覚が完全に反転した世界だった。

1度目は小学生のころ、体育の授業で前転をしたとき、南北の感覚が逆になってしまった。ちなみに、前転はこのあと何十回もしたけれど、こんなふうになったのは1度だけである。下校するとき、家に向かっているのに、家からどんどん離れていくようで、とても不安だった。その状態は、一日中続き、翌朝になったら、元に戻っていた。

2度目は大学院生のとき(1988年)、ゼミの飲み会の帰り、後輩を送って帰るため、西船橋から武蔵野線に乗ったときだった。1人は新三郷で下車し、もう1人は南浦和でいっしょに降りて、彼は川越に、オイラは東京に帰った。最初の1人が降りたときから、それが始まり、南浦和に向かっているのに、西船橋に戻っているような感覚になった。京浜東北線に乗り換えた後も、南に向かっているのに、北に向かっているような感覚だった。これも翌朝には元に戻っていた。飲み会は、数限りなく体験し、ひどく酔うこともあったが、こんなことがあったのは、このときだけだった。←このときはほとんど酔っていなかった。

これらは、文字どおり、「景色の反転した世界」なのだが、心霊体験するときと入り方が似ている。入ると、感覚が変わるので、入ったと分かるのだ。そして、寝てしまうと、元に戻る。自分の意思でコントロールできないところも、似ている。

2016.01.23 | 心霊 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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