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「奪回」したのは、領地(沼田城と岩櫃城)の方で、人質は「奪回」できず。w

本能寺の変後の混乱に乗じて、昌幸(草刈正雄)は領地の奪回を狙う。滝川一益(段田安則)と北条氏政(高嶋政伸)が戦っている隙に、上州の沼田城と岩櫃城を取り戻す。信繁(堺雅人)は一益に人質に取られていた祖母・とり(草笛光子)、きり(長澤まさみ)を救出するため小諸城に潜入。信繁の知恵で成功するかに思われたが…。勢いに乗る北条に周囲の国衆たちがなびく中、昌幸は上杉景勝(遠藤憲一)に会いに行くことを決意する。

第7回「奪回」

まず、神流川の戦い(6/18-19)なんだけど、真田昌幸は不参加でその間に沼田城・岩櫃城を取り戻したって話になっていたけど、実際は参加して負けている。人質をとられているんだから、常識的に考えてそんなバカなことをするわけない。

滝川一益は、上州から引き上げるにあたって、上州の国人層の人質を解放している(6/20)。しかし、佐久郡と小県郡の人質は連れているので、昌幸が沼田城と岩櫃城を奪還したのは一益が上州を去った6/21以降のことだった。一益は、人質を木曽義昌に引き渡すことで、6/27に木曽領を通過した。

お話では、信繁が祖母・とりの奪還に失敗したのは、一益が小諸城にいた6/21-27の間のこととなっている。人質を奪還するのは謀反であり、信繁が許されるわけもなく、人質のとりも殺されてしまうはず(これについては後述)。まあ、主人公が7回目で死ぬのはアレなんで、このムダなエピソードではテキトーに許されてしまうわけだ。w

ちなみに、昌幸は、この後、上杉景勝→北条氏政→徳川家康と主人を変えるわけだが、とくに徳川家康についたのは、義昌が人質を家康に渡してしまったから。これで、佐久郡と小県郡の国人衆がすべて北条から徳川に寝返るわけだから、人質パワー最強である。

「真田丸」の昌幸は、一益が人質を押えたときは謀反を起こし、家康が押えたときは従うわけだから、行動が一貫しておらず、いかに戦国とはいえ、あまりに無軌道すぎる。←無軌道なのは、昌幸ではなく、脚本家の三谷幸喜なんだけどね。w

次回、昌幸の奸計によって上杉景勝に誅殺される春日信達(高坂昌元)は、武田信玄と男色関係wで出世し、海津城主となった高坂昌信(春日虎綱)の息子だ。高坂昌信というより高坂弾正の方が有名かな。

信達は、人質を出しているのに、北信濃の国人層を率いて森長可(森蘭丸=成利の兄)の信濃撤退の妨害をしたので、人質を殺されてしまう。また、長可の弟・忠政が関ヶ原の戦いの直前に海津城主となると、このときの報復で、信達の一族は、見つけ出されて、ことごとく虐殺された。

信繁が殺されなかったのは、滝川一益が、よほど寛大なのか、バカなのか、ってことなんだけど、やっぱり脚本が変というのが、その答えだろう。w

2016.02.22 | ├ 歴史ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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