昨日(2/24)、NHKのニュースで知った。

 埼玉県小川町腰越の自宅で介護中の妻(77)を殺害したとして今月8日に殺人容疑で逮捕されていた無職国崎誠一容疑者(83)が、その後約2週間にわたり食事をほとんどとろうとせず、搬送先の病院で病死した。同県警が23日発表した。逮捕時に「認知症の妻の介護に疲れた」と話して以降、取り調べにも応じていなかったという。

介護中の妻殺害容疑の83歳、2週間食事拒み死亡 埼玉

認知症の妻を介護してきた高齢男性が、妻を殺して逮捕されたが、取り調べに応じず、自ら食事を断って病気となり、亡くなった。行政が介護サービスを受けることを勧めたが、男性は断り続けていた。

男性は、妻の介護でそうとう参っていたようなので、その苦しみから逃れるために、無理心中をはかり、妻だけ死んで自分は死にきれなかった。「この年齢の男性は責任感が強すぎるから」などとニュースでは言っていたが、それとはちょっとちがうような気がする。「共依存」なんじゃないのかな。

「共依存」とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖(あることを好きこのんでするくせ)状態を指す。すなわち「人を世話・介護することへの依存」である。共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平安を保とうとする。

娘の依頼で食事のサービスが提供されたその日に事件は起きている。「もっと早く手をさしのべていたら」とニュースでは言っていたが、共依存者である男性が、介護サービスという第三者の介入を拒絶して、このような事件を起こしてしまったのではないだろうか。

亡父が、関節リウマチになり、認知症状が出たとき、ケアマネージャーが、介護用ベッドのレンタルや、介護保険の申請などをしてくれた。さらに、さまざまな介護サービスを受けるように勧めたが、なかなか乗る気にならなかった。介護サービスを受ければ、自分が楽になるのに、なんで気が進まなかったのだろうか。←ということを、いま考えている。

もしかして、オイラも「共依存」だったのではないか?などと思ってしまう。


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介護中の妻殺害容疑の83歳、2週間食事拒み死亡 埼玉
2016年2月24日22時19分

 埼玉県小川町腰越の自宅で介護中の妻(77)を殺害したとして今月8日に殺人容疑で逮捕されていた無職国崎誠一容疑者(83)が、その後約2週間にわたり食事をほとんどとろうとせず、搬送先の病院で病死した。同県警が23日発表した。逮捕時に「認知症の妻の介護に疲れた」と話して以降、取り調べにも応じていなかったという。

 国崎容疑者は今月5日夜、自宅で妻恭子さんの首を刃物で刺して殺害したとして逮捕された。自ら「妻を殺した」と110番通報。国崎容疑者の首には切り傷があり、県警は無理心中を図ったとみている。

 県警によると、国崎容疑者は逮捕後、留置場でおかゆを少し食べるほかは、水やお茶しか口にしようとしなかったという。衰弱したことから、14、16日に病院で診察を受け、17日に入院したが、ここでも食事を拒み、23日午前9時50分ごろ、死亡が確認された。

 近所の男性によると、恭子さんが認知症になったのは2~3年前らしい。国崎容疑者が一人で介護していたが、「5、6分前のことも忘れてしまう」と困った様子だったという。最後に会ったのは殺害前日の4日。疲れた様子で「数日間入院して点滴を打ってもらった」と話したという。

 近くの女性(73)は「買い物にも2人で連れ添って歩くような夫婦だった。自分の具合も悪いし、妻の世話も大変だと漏らしていた」と話した。

2016.02.25 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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