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豊島岡女子学園理事長で国学院大学名誉教授の二木謙一さんがNHK大河ドラマの時代考証のたいへんさを語っている。

 一本の大河ドラマを作る際に、われわれ考証関係の人間が加わるのは、放映される前の年の3月ごろ。そこからおよそ一年半かけて作っていくのですが、台本だけで三回作り直すのです。まず下書き的な準備稿ができ、ストーリーや設定が史実に反しないかどうかに始まって、いろいろと修正が加えられる。これは表紙が白だから「白本」と呼んでいました。「信長は煙草を吸っていたか」(タバコ伝来はもっと後だから、吸っていなかった)とか、「毛利元就が花火を見る場面はOKか」(花火ももっと後代)といった質問、疑問が次々に出てきます。そして、表紙がブルーの第二稿(青本)ができてきて、決定稿となり、俳優さんたちに配られる。

 撮影が始まってからも、毎週、考証会議が開かれて、セリフ回しから登場人物の衣服、髪型、料理の献立、さまざまな儀式など、ありとあらゆることを調べて、決めていかなければなりません。

カリスマ考証家が語り尽くす大河ドラマ「真田丸」の世界 - 二木謙一

その割に「真田丸」のお話の展開が雑なのはなぜだ?w

これまで、毎回、感想を書いてきたけど、

「真田丸」第1回感想
「真田丸」第2回
細かいことが気になっちゃう
直江兼続とフルボッコ
どこでもドアが存在したw
いろんな意味で迷走中の真田丸w
無軌道なのは脚本w

このようなチェックを受けてきたとは、とうてい思えない。三谷幸喜の脚本が暴走していて、誰も手綱を取ってないように見える。

長澤まさみ演じる“きり”が戦国時代の女性とは思えないと叩かれていて、それに対する三谷の反論が笑える。

  もちろん長澤さんの演技やキャラがああいったものになっているのは作・脚本の三谷幸喜さんの責任だという意見も多いのも確か。放送が始まってから「セリフが現代的すぎる」などといった批判も出た。まさに長澤さんのセリフを指しているものだが、三谷さんはそれについて16年1月28日付けの朝日新聞夕刊のコラムで、

「当時の言葉を再現するのにどれだけの意味があるのだろう。僕はそれよりも、彼らの心情をリアルに描きたい。そのためには、僕らが今喋っている形に近い言葉が必要なのだ」

などと書き、反論している。

「真田丸」長澤まさみが「ウザ過ぎる」との声続々 視聴率急落の原因?

現代的な言い回しではなく、それで表現される彼女のメンタリティの「現代性」が問題なんだけどね。

時代考証がたいへんなのは、暴走する脚本が史実と食い違いすぎて、すり合わせができないことなんじゃないの?w

2016.02.27 | ├ 歴史ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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