オイラが中学生になる直前の1975年春の出来事。「歩こう会」のバス・ハイクに参加した。バス・ハイクとは、地域で参加者を募って、バスに乗って出かけ、その先でハイキングをする催しであった。森林公園みたいなところに行ったんだけど、どこだかすっかり忘れてしまった。ただ、そこで出会った反原発オバさんは忘れられない。

オバさんは公園内に落ちているアルミ缶を拾っていた。なぜ拾っているのか聞いたら、「アルミを精製するには大量の電力を使う。私は、原発に反対だから、アルミ缶の再利用を進めて、原発をなくしたいと思っている」とのことだった。

チェルノブイリ原発事故(1986年)どころか、スリーマイル島原発事故(1979年)も起こる前の話である。

オバさんの願いは残念ながら叶わなかった。スリーマイル島原発事故、チェルノブイリ原発事故、そして福島第一原発事故が起きても、原発はなくなっていない。

ぜんぜん関係ないが、この日は大相撲三月場所の千秋楽で、帰りのバスの中でその中継を見た。横綱・北の湖と大関・貴ノ花(現・貴乃花親方のお父さん)の優勝決定戦があって、貴ノ花が悲願の初優勝を果たした日だった。

「意識高い系」が蔓延る昨今だが、このオバさんこそ真の意識高い系だと思う。

2016.03.22 | 日記らしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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