北海道で「しつけ」のため子どもを山に置き去りにし、行方不明になった事件。法律的にはどうなるのか?

「親権者には、子どもをしつける権利があり、監護・教育に必要な範囲内で子どもを懲戒すること、つまり懲らしめることも認められています(民法822条)。

しかし、その年齢の子どもを1人にしては危険な場所に、『置き去りにされた』という不安を与えるかたちで置き去りにすることは、正当なしつけの範囲を超えてしまっています。

刑法上は、保護責任者遺棄罪(刑法218条)の問題が出てきます」

保護責任者遺棄はどんな罪なのだろうか。

「幼年者を保護する責任のある人が、幼年者を遺棄した場合、3カ月以上5年以下の懲役にあたる罪となります。

遺棄の結果、幼年者が死傷した場合、さらに重く処罰されることになります(傷害の場合3カ月以上15年以下の懲役、死亡の場合3年以上20年以下の懲役)。

『遺棄』したといえるかの判断の際には、子どもを置き去りにした現場がどのような危険のある場所だったか、置き去りにした時間がどの程度だったかが当然問題になります。

また、犯罪の『故意』の問題として、保護者が、現場に置き去りにした場合に子どもに危険がおよぶ可能性があることを認識していたかどうかも問題になります」

「しつけ」で子どもを山に置き去り、親の行為は法的に問題ないのか?

保護責任者遺棄。3日たっても子どもが見つからず、最悪の場合も考えられる。その場合は、保護責任者遺棄致死となり、ひじょうに重い罪に問われる。

オイラ的には、公園と自宅との往復に使った道道からわざわざ離れて、山に置き去りに行ったことがすごく気になる。百歩譲って、山に置き去り=しつけだとしても、安全な場所で置き去りにすればよいわけで、わざわざ危険な場所で置き去りにするって、どうなのよ。

2016.06.01 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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