北海道七飯町での小学生置き去り・行方不明事件の決着があんな感じだったので、大騒ぎした人が逆に叩かれているようです。

行方不明になっていた田野岡大和君が、自衛隊演習場内の施設で発見され保護されたニュースに、誰しもがほっと胸をなでおろしたのではないでしょうか。それにしても置き去りにされた地点からは7キロ程度のところだったようですが、フェンスを張り巡らせた演習場の中というのは盲点でした。

発見できないことは、時間が経つに連れ、ご家族だけでなく、捜索にあたられた関係者のみなさまのストレスをどんどん高めていったものと察します。また世界中にニュースが広がり、躾か、虐待かの論争まで起こっていましたが、ネット界隈では、さまざまな憶測やデマが飛び交うようになっていました。例の巨大掲示板にも80以上のスレッドが立ったとか。

見つかってよかった。ネットで流言飛語は駄目ですよ

オイラも大騒ぎした方の人間なので、海よりも深く反省せねば…。

しかし、この事件、子どもが見つかってもスッキリしないのは、親のとった不可解な行動のせいである。

(1)道道からわざわざ山林に入って置き去り、(2)置き去りを「山菜採り」と偽る、(3)子どもの衣服が途中で変わる、と親がひじょうに怪しい。(4)5日間、何度捜索しても見つからない、(5)警察犬が臭いを追えない、と捜索が行き詰まる。そうなると、置き去り場所が違うのか、ひょっとして親が…、と疑うのはやむをえないのでは…。それをネットで表明するか否かはともかくとして。

少なくとも、「山菜採り」ってウソをつかなければ、最初の捜索が、近隣の山林にはならず、林道に沿って捜しただろうから、その日のうちに見つかっていた可能性が高い。
また、北海道駒ヶ岳の東麓はけっこう危険だ。林道や登山道が分岐していて、たまたま陸上自衛隊駒ヶ岳演習場の建物にたどり着き、扉が開いていて、水道があったからよいようなもの。まちがって、山に迷い込んだら、たいへんだ。

駒ヶ岳は、「噴火警戒レベル1」で、山頂付近への立ち入りと、南西の赤井川登山道以外からの入山が禁じられている。東麓には登山者がいないので、登山道は荒れているし、子どもを保護できない。

雨が降ると土石流が沢を流れ下るので、砂防ダムが多数設けられている。演習場に行く林道はその沢を渡るから、子どもが渡っているときに土石流があったら、死んでいたかもしれない。

とにかく、子どもが無傷だったのは結果論であって、ホントは危うい状態だったのだ。


今回の事件で最大の被害者は、オイラの妹だ。妹は、子どもの頃、何度も行方不明になり、そのたびに捜された。だから、この手の事件が起きると、そのときの話を蒸し返される。

公園の鉄棒に上着を置いたままいなくなり、さんざん捜したが見つからなかった。誘拐ではないのか?と疑いはじめたころ、留守にしていた親族が家に帰ったら、その家の中にいた。2階のベランダによじ登って、開いていた扉から入り、中で遊んでいたそうだ。

若くして亡くなった叔父の納骨式に行ったときも行方不明になった。このときは、たいくつだったので、犬を連れて散歩していた人についていったらしい。寺が川の近くなので、川に落ちたんじゃないかと、さんざん騒がせた後、犬といっしょに戻ってきた。

飛鳥山公園で行方不明になったときは、捜していたオイラもはぐれてしまい、危うく迷子になるところだった。このときは、一人で家に帰っていたのだった。

…というわけで、世間を騒がせた大和くんも、オイラの妹と同じく、ふつうの大人になるだろう。

2016.06.03 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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