建築エコノミスト氏が豊洲の断熱性能に文句をつけていた。w

「設計図を見たところ、仲卸売場棟の外壁に敷設された断熱材は50ミリしかありません。これは一般の一戸建て住宅と変わらないレベルで、外気温を10度程度、遮蔽する能力しか期待できません」(建築エコノミストの森山高至氏)

薄すぎる断熱材 豊洲新市場「空調費」はさらに跳ね上がる

建築エコノミスト氏は住宅の断熱性能について無知らしい。w
1.デブは汗かき


1/100は大げさ。1/5くらい。

施設概要(東京都中央卸売市場>豊洲市場について)

によると、【6街区】水産仲卸売場棟の延床面積は177,000㎡なので、縦150m横300m高さ12mくらいの4階建ての建物になる(延床面積180,000㎡で高さのみ実測w)。5階建てということになっているが、2階は1階仲卸店舗の上部棚なので、実際は4階建て。これと比較するのは延床面積50㎡(約30坪)の2階建ての四角い家(縦5m横10m高さ6m)。

体積はそれぞれ540,000m3と300m3、表面積は100,800㎡と280㎡となり、表面積/体積は0.19㎡/m3と0.93㎡/m3となる。0.19/0.93は1/5だ。これには表面積に地面に接する面も含めているので、それを除くと、1/7.4となる。

つまり、建物がデカクなると、体積あたりの表面積が小さくなるので、暖まり(冷え)にくくなる。デブがまさにそれで、体積あたりの表面積が小さく、熱が逃げ(冷え)にくいので、汗かきなのだ。


2.コンクリートは蓄冷(蓄熱)する

この建物を建築しているときの写真を見ると、ひじょうに大きな鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の建物だとわかる。その周りに断熱材を貼ると、外断熱となる。コンクリートは比熱が大きいので、なかなか冷えない(暖まらない)が、いちど冷える(暖まる)と、なかなか暖まらない(冷えない)。さらに、それに外断熱を施すと、外気温の影響を受けにくくなるのだ。

小玉祐一郎氏の「つくばの家Ⅰ」は、鉄筋コンクリート(RC)造の外断熱住宅として、たいへん有名なのだが、建築エコノミスト氏は知らないのだろうか?


3.暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降する

これは、科学的知識というよりも、常識のレベルだと思う。【5街区】青果棟、【6街区】水産仲卸売場棟、【7街区】水産卸売場棟、いずれも搬入・搬出は上層階で行い、仲卸・卸は下層階で行う。上層階でトラックの出入りがあっても、冷たい空気は下層階に溜まるので、外には出にくい。6街区と7街区はアンダーパスで繋がれているので、外気の影響を受けずに運ぶことができる。


…というわけで、はい論破だな。w

2016.09.10 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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