環境基準以下のヒ素が出ました。

 共産党都議団は16日、豊洲市場(江東区)の主要施設の地下空洞にたまる水から有害物質ベンゼンは検出されず、環境基準値を下回る微量のヒ素が検出されたなどとする独自の分析結果を発表した。

 尾崎あや子都議は記者会見で「ヒ素は雨水に含まれないので、たまり水が地下水由来であることを示すものだ」との見解を示した。

 検出されたヒ素は1リットル当たり0.004ミリグラム。同0.01ミリグラムの環境基準を下回ったものの、同都議団は、さらに詳しい調査を都に求める。ベンゼンの他に、シアンや六価クロムも今回採用した検査方法では検出されなかった。

 同都議団は14日に、豊洲市場内の青果棟の地下空洞を視察。たまり水から2リットルの水を採取し、民間の検査機関に分析を依頼していた。

たまり水から微量のヒ素=豊洲、ベンゼン検出されず―共産都議団

上記の環境基準0.01mg/l(ppm)は水道法に基づいて水道水に含まれてもよいヒ素の割合。つまり、水道水に使えるくらいヒ素が少ないということ。まあ、あの濁った水を飲みたくはないけどね。

コメ(白米)は、平均値(以下同じ)で0.12mg/kg(ppm)ほどヒ素を含んでいる(総ヒ素量、以下同じ)ので、0.004mg/lを怖がる共産党都議団はコメを食べることができない。小麦も0.009mg/kgなので、パンもうどんもダメだ。ジャガイモとサツマイモは0.004mg/kgで、サトイモは0.01mg/kgなので、根菜類もダメだ。カボチャは0.003mg/kgなので、ぎりぎりセーフ。共産党都議団はカボチャを主食にするべきだ。w

海草類はもっとも多く、ひじき(乾物)93mg/kg、こんぶ(以下同じ)53mg/kg、わかめ33mg/kg、のり25mg/kgと多い。思うに、共産党都議団が水を入れていたビンが海苔の佃煮のビンだったら、ビンにヒ素がついていた可能性もあるのだ。

果物は、みかん(皮をむいた状態)が0.003mg/kgでりんごが0.004mg/kgとなり、共産党都議団はみかんはOKだが、りんごはOUTだ。ちなみに、みかんは皮をつけたままだと0.004mg/kgあり、皮をむいた方が少なくなる。←皮がついたまま食べる人は少数派だと思うが…。w

ちなみに、これらの数字の根拠は以下のサイト。

食品に含まれるヒ素の実態調査(農水省)



上記では「総ヒ素」を問題にしているが、本当に危険なのは「無機ヒ素」である。

食品のヒ素含有量の多さに比べて、水道の水質基準が異常に厳しいのは、かつて森永ヒ素ミルク中毒事件が起きたことと、以下の理由によるものと思われる。

ヒ素は、火山活動等の自然現象や産業活動に伴って環境中に放出され、土壌や水といった環境中に広く存在しています。このため、様々な食品や飲料水は、低濃度のヒ素を含んでいます。また、農産物の中ではコメが他の農産物よりもヒ素濃度が高いことが分かっています。

食品からのヒ素の摂取に関しては、食品安全委員会は、「日本人が食品を通じて摂取するヒ素の現状に問題があるとは考えていない」、ただし、「一部の集団で多く無機ヒ素を摂取している可能性があることから、特定の食品に偏らずバランスのよい食生活を心がけることが重要」としています。

その一方で、ヒ素のように意図せず食品に含まれる有害化学物質については、食品の生産から消費までの過程において適切な対策を行い、その濃度を低減していくことが重要です。これは、国際食品規格の策定等を行う国際機関であるコーデックス委員会において合意された考え方です。

「平成24年度 国産玄米及び精米中のヒ素の含有実態調査」の結果について

「食品のヒ素含有量の多さ“に比べて”、水道水の水質基準が異常に厳しい」のではなく、「食品のヒ素含有量の多さ“ゆえに”、水道水の水質基準が異常に厳しい」のだな。

2016.09.17 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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