患者のせん妄による強制わいせつの容疑で逮捕された医師はまだ拘留されていた。

 全国の医療関係者がカンカンになっている。30代の女性患者にわいせつな行為をしたとして今年8月に柳原病院(東京都足立区)の外科医師S(40)が逮捕・起訴された事件。病院側は「不当逮捕」と徹底抗戦を続けているが、逮捕からもうすぐ3カ月。いまだに裁判所はS医師について「罪証隠滅の恐れがある」として、保釈を認めていない。

 同病院の関係者がこう言って憤る。

「検察は手術中に2度、女性の左乳首をなめ、自慰行為をしたと主張していますが、2度目の犯行があったとされる時間帯にS医師は他の病室にいたりと、矛盾点がある。病院側は麻酔後に起こる幻覚作用の影響があったと考えています。いずれにせよ、今年5月から続いた捜査もほとんど終わっているのに、いまだ勾留が解けないなんて“異常事態”ですよ」

■保釈署名2万人

 長引く勾留の影響で、S医師は心身ともに限界だという。

「独房に入れられ、精神的に参り、かなりやつれています。S医師には妻子もいて、家族の生活のことをとても心配していました。『外には仲間がたくさんいる』と何とか励ましています」(接見した関係者)

 東京保険医協会はS医師の早期釈放を求める嘆願書を先月に発表。早期釈放を求める「外科医師を守る会」も署名活動を続け、先月20日に全国の医師や看護師など医療関係者約2万人の署名を集め、東京地裁に提出している。柳原病院にも手紙や直接激励に来る医療関係者が続出しているという。医師が次々に署名しているのは他人事ではないからだ。麻酔の処置中や処置後に、患者に性的幻覚が生じるケースは、実際にあるのだという。海外では論文としても発表されている。

「署名者の中には『私も同じような目に遭った』という医師もいます。麻酔による患者の幻覚作用で、勘違いのクレームをつけられた医師は他にもたくさんいるのです。ちゃんとした証拠もなく、有罪判決が下されれば、誰も外科医になりたがらないですよ。他人事じゃないんです」(東京保険医協会関係者)

 全国の医師も注目する初公判は、今月30日に行われる予定だ。

患者の麻酔幻覚か わいせつ逮捕の医師“不当逮捕”で抗戦中

「署名者の中には『私も同じような目に遭った』という医師もいます」って、患者のせん妄で酷い目に遭った医師が大勢いることに驚いた。

2016.11.20 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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