宇都宮で自爆死した栗原利勝容疑者が、妻から起こされた離婚裁判の「本人調書」をサイトにアップしていた。ここでは被告(栗原容疑者)の「本人調書」を載せるが、前回の妻の「本人調書」で語られていた栗原容疑者の妻や三女に対するDVを本人が(正当防衛と言っているが)認めている。栗原容疑者は自分に有利だと思ってアップしたのだろうが、やはりどう考えても不利なんだよね。

本人調書の登場人物は以下のとおり。

   裁判官
   被告=反訴原告…栗原容疑者
   原告代理人=反訴被告代理人…妻側の弁護士



裁判官 まず,前提として,あなたの御主張は,これまで準備書面で出していただいたとおりということでよろしいですか。

被告 はい。

裁判官 それから,あと,あなたの陳述内容については,陳述書,あるいは関係証拠として提出いただいたもので間違いないでしょうか。

被告 はい。

裁判官 それでは,補足的にお尋ねをいたしますので。あなたは,栃木県岡本台病院主治医が判定した精神疾患病名に,理沙は統合失調症ではないと抗議したのは事実ですか。

被告 自分ではありません。妻が抗議したということであります。

裁判官 あなたは抗議したことはないんですか。

被告 抗議したことはありません。

裁判官 原告の良子さんが抗議したことはあると,こういうことですか。

被告 はい。
裁判官 それから,二つ目です。その際,主治医から,よい薬がありますから,良子さんに服用しませんかと,良子さんに主治医から勧めたことは事実ですか。

被告 良子からそのように,良子に勧めたということを聞きました。

裁判官 誰からですか。

被告 自分の妻からです。

裁判官 良子さんからですか。

被告 はい。

裁判官 つまり,良子さんから,自分は,主治医から,よい薬があるから服用しませんかというふうに勧められたということを,あなたに話したことがあると,こういう意味ですか。

被告 はい。

裁判官 三つ目にまいります。保護者選任の審判は,あなたが最初に選任されて,脱税のためと理沙の精神障害者年金治療交通費欲しさに申請したということは事実ですか。

被告 これは,妻がそのように準備書面1で述べているのであります。自分はそういうことは認めていません。

裁判官 すると,当初,あなたが保護者選任の審判の申し立てをしましたね。それは何のためですか。

被告 保護者審判の申し立ては,これは岡本台病院の主治医のアドバイスであります。

裁判官 じゃ,助言,アドバイスに従ってあなたが申請をしたと,こういうことでよろしいのかな。

被告 はい。

裁判官 それは,何のためですか。

被告 医療保護入院のためです。

裁判官 理沙さんのということですね。

被告 はい。

裁判官 次,四つ目に行きます。あなたと良子さんは,乙20ないし21号証の包丁を持って,良子さんが,理沙さんが統合失調症からじゃっ起する家庭内暴力をしたことは事実ですか。

被告 事実です。

裁判官 ちょっと質問がよく分かりません。じゃ,乙20号証の包丁を良子さんが持っていた,持ったことはあるのですか。

被告 良子はないですが,三女の理沙です。

裁判官 理沙さんが,乙20号証の包丁を持ったことがあると。

被告 はい。

裁判官 それを理沙さんが持って,何をしたのでしょうか。

被告 ハンガーにつるしてある衣類とか,あと,壁,柱に傷つけました。

裁判官 そういうふうに傷つけたところを,あなたは御覧になっていたという意味でしょうか。

被告 はい。自分が正当防衛で対処しましたので,その腹いせに,自分に傷をつけることができないので,柱と壁等に傷つけていました。

裁判官 それは,理沙さんが統合失調症であることが原因で,そういうような暴力みたいなのをしたということなんですか。

被告 はい。

裁判官 次の質問にまいります。平成20年8月25日,良子さんが乙21号証の1のさやのナイフを持って,あなたが就寝中の部屋に良子さんが来て,障害者年金振込通帳と手帳を渡せというふうに言って,ナイフをあなたの首に突き付けたということがありますか。

被告 はい,あります。間違いありません。

裁判官 それから,次の質問に行きますね。良子さんはあなたに対し,平成23年7月29日,家を去る際に,あなたに感謝している,恨みはない,共有財産約2,000万円程度を使用したと,泣きながら話したことは事実ですか。

被告 はい,事実です。

裁判官 ほかに,あなたのほうで補足的に話しておきたいことがあれば,話してください

被告 この問題は,平成17年675号審判,これを十分理解しておれば,理沙からの暴力からこのような事態になりませんでした。一度は,理沙は統合失調症で凶暴性でありましたんですけれども,入院して寛解しました。それで,パート就労までできるようになりました。その後,妻が宗教,萩原玄明のことを信じて,一切情報を入れなくなりました。それで,統合失調症の治療を拒否し続けた結果,理沙の凶暴性は,措置入院,医療保護入院,ずっと,それから凶暴性の暴力がしばしばじゃっ起しました。そのために,私は正当防衛で対処しました。



原告代理人 まず,あなたが,良子さんや理沙さんと一緒に暮らしていたときに,正当防衛をしたというふうな話が出ていますよね。

被告 はい。

原告代理人 具体的にはどういう行為なんですか。

被告 精神病からじゃっ起する凶暴性,包丁を持って暴れ回る等,対処するためです。それを制止するためです。

原告代理人 制止行為なんですか。

被告 はい,そうです。

原告代理人 そうすると,あなたとしては,暴力を振るったことはないという主張ですか。

被告 そうです。

原告代理人 その点についてはまた追って聞きますが,あなたが正当防衛行為をするようになったのは,先ほどのお話だと,理沙さんの保護者選任がなされた平成17年以降ということでいいんですか。

被告 その前からありました。措置入院,医療保護入院を繰り返しているときからです。

原告代理人 いつ頃からですか。

被告 平成13年頃からです。

甲第12号証(手紙)を示す

原告代理人 これを書いたのは誰ですか。

被告 これは私です。

原告代理人 あなたが作成したものですね。

被告 はい。

原告代理人 作成して,誰に渡したものですか。

被告 これは,良子に渡しました。

原告代理人 いつ頃書いたものか,覚えていますか。

被告 大体14年頃だと思います。

原告代理人 どんな経緯で書いたものですか。

被告 これは,理沙が統合失調症で,措置入院,医療保護入院しているのに,治療をしないのが原因で凶暴性になっているので,協力して治療に当たればこのような問題がないということで,そのように書きました。それで,このような統合失調症,障害者を持つ家族でありますので,普通の成熟子にならないのが残念ですということで,最後に書きました。

原告代理人 平成14年頃のものですよね。

被告 はい。

原告代理人 ごめんなさい,仲直りしよう,好きだから憎しみが100倍にすぐなるのですというのは,何かつじつまが合わなくないですか。憎しみが100倍になってどうした,何でごめんなさいなんですか。

被告 繰り返し繰り返し,相互扶助,統合失調症の理解ができないので。

原告代理人 何について謝っているのか聞いているんです。

被告 行き過ぎた正当防衛をしたことについてです。

原告代理人 具体的にはどんな行為ですか。

被告 治療を拒否していることから,そのいら立ちがあって,多少行き過ぎた正当防衛があったことです。

原告代理人 殴ったり蹴ったり,物を投げ付けたりしたということじゃないんですか。

被告 そういうことはしておりません。

原告代理人 行き過ぎた正当防衛行為の中身を聞きたいんですが,覚えていますか。

被告 若干力が入って,もみ合うときにそのようなけがをしたと思います。

原告代理人 そうすると,もみ合った結果,妻や三女がけがをしたということは認識しているんですか。

被告 それも,後で知りました。

甲第4号証及び甲第10号証(各診断書)を示す

原告代理人 まず,甲10号証ですが,これは平成19年12月31日受傷というふうに書いてあるものです。右外傷性肩関節周囲炎と書いてありますが,これは,まず,良子さんがこのようなけがを負ったということは知っていましたか。

被告 知りません。通常どおり勤務していましたので。

原告代理人 では,なぜ,このような診断書が出ているか,原因について心当たりはありますか。

被告 ここまで,このような傷害を負わせたのであれば,医者も警察に通報すべきであったと思います。

原告代理人 原因について,心当たりはありますか。

被告 心当たりは,良子が仕事をしていましたので,重たい荷物を持って階段の上り下りをして,時々体にあざを作っていましたので,何で作ったんだと聞きましたところ,そういう重たい荷物を持って足に当たったというような説明を受けました。

原告代理人 甲4号証の平成20年9月3日受傷というふうに書いてある診断書ですが,頭部顔面左前腕左足打撲です。これは,どのような原因でこのようなけがが生じたのか,心当たりはありますか。

被告 やはり,これも理沙の凶暴性,一方的に理沙をかばって,その際にできた傷であります。

原告代理人 具体的には,どんなふうに理沙さんをかばったんですか。

被告 理沙を押さえて,一方的に,私を全て悪いというふうに責めていました。

原告代理人 理沙さんを押さえているだけだと,けがはできないと思いますが,どうしてできたけがなんですか。

被告 その辺のところは,もみ合っているので,よく分かりません。

甲第6号証の1及び2(各写真)を示す

原告代理人 これは,良子さんの先ほどの質問だと,平成23年5月29日,自宅のリビングで理沙さんが撮った写真だということですが,間違いないですか。

被告 写真は間違いありません。

原告代理人 ここ,あなたが殴っているように見えるんですが,どうですか。

被告 違います。これは,自分が,いろいろ向かってきていますので,これをはねのけている動作であります。

原告代理人 そうすると,妻の良子さんが向かってきて,それをあなたがはねのけているところの写真ということですか。

被告 そうです。

原告代理人 ちょっと不自然ではないですか。

被告 不自然ではありません。



裁判官 1点だけ確認をさせてください。あなたは,お仕事は,現在,パートということですが,具体的には,病院の警備のお仕事をなされているということでしょうか。

被告 そうです。

裁判官 いつ頃からお勤めになっていますか。

被告 平成21年か22年頃だと思います。

裁判官 あなたは,それより前は,自衛隊にお勤めだったということでよろしいんでしょうか。

被告 はい。

裁判官 大分長くお勤めになっていたんですか。

被告 はい,36年間。

裁判官 自衛隊ではどんなお仕事をなされていたんでしょうか。

被告 自衛隊では,主に通信関係です。

裁判官 自衛隊の隊員だったということでよろしいですね。

被告 そうです。

裁判官 それで,通信関係の業務に従事していたということでしょうか。

被告 はい。

2016.11.25 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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