第4回 市場問題プロジェクトチーム会議

で、1:00くらいから、豊洲新市場の断熱性能をめぐる論争があった。前にも書いたけど、

豊洲市場の断熱性能

豊洲新市場の断熱材の厚さが50mmしかなく、それを建築エコノミスト氏が問題視していた。

オイラ的には、

   1.体積が大きく、表面積が小さい。
   2.コンクリートが蓄冷(蓄熱)する。
   3.上層階で搬入を行う。

ので、騒ぐほどではないとしていたが、断熱性能が低いことは間違いなかった。

そして、竹内昌義氏が問題視するんじゃないかと思っていたが、やはり問題視した。

この論争で、断熱材がロックウールであり、50mmの部分と、75mmの部分があることがわかった。

ロックウールの熱伝導率は0.038W/㎡Kで、わが家の断熱材である押出法ポリスチレンフォームの0.028W/㎡Kより高い(断熱性能が低い)。断熱材の厚さが同じ50mmの部分の熱貫流率(K値)は、豊洲市場が0.76W/㎡Kで、わが家の方が0.56W/㎡Kと低い(断熱性能が高い)。75mmの部分のK値は0.51W/㎡Kで、豊洲市場がちょっとだけ低い(断熱性能が高い)。

もちろん、上記の1と2が働くので、豊洲市場の方が断熱性能は高い。

ちなみに、ロックウールは耐火性能が高く、劣化しにくいので、その点では押出法ポリスチレンフォームに優っている。

オモシロイのは、竹内氏が(断熱性能への)初期投資とランニング・コスト(冷暖房費)を計算して、このような仕様にしたのか?と聴いているのに、市場関係者がワケのワカラン答えをしていた点だ。どうも、そもそもそのような発想がなかったようだ。

熱伝導率が最も低い断熱材は、フェノールフォームで、0.02W/㎡Kだ。これの厚さ100mmを使えば、K値は0.2W/㎡Kになる。毎年8億円もかかる冷暖房費を考えたら、高性能な断熱材した方がよかったのでは?と思ってしまう。

2016.12.22 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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