秋元康氏のような作詞家は、本人の思想的な部分が歌詞に反映されていて、それを見つけるのもけっこう楽しいです。

秋元氏が最初にヒットさせたのは稲垣潤一の「ドラマティック・レイン」で、稲垣の歌が好きでけっこう聞いているのですが、秋元氏作詞の歌はAKB48の歌と共通点があって(同じ人が作詞しているからアタリマエですが)オモシロイです。

AKB48「真夏のSounds good!」

>渚の Good job!
>愛しい人よ
>ずっと切なくて言えなかった
>君が近すぎて

稲垣潤一「J's LOVE SONG」

>君と会った日から
>本当は隠してた
>近すぎて言えない
>最初の告白

AKBは若者、稲垣は大人の恋愛を歌っていますが、「近すぎて」の部分でキュンとさせるのですが、それを「永遠の高校生」とつんく♂氏が評していました。

稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」

>この手を少し伸ばせば届いていたのに
>1mm何か足りない愛のすれ違い

「チャンスの順番」について、秋元氏は、チャンスがつかめないメンバーは何か1mm足りないものがある。(ピアノ・アルバムを出した/出す)チャンスをつかんだ「松井咲子や森保まどかはピアノがこの1mmだった」と評してました。

>近すぎて見えない支えは
>離れてみればわかるらしい

もともと指原のプロデューサーとしての才能を高く評価していた秋元氏は、スキャンダルでHKT48に移籍させたとき、その才能は、自分の近くにいたら開花しないから、遠くから自分のしていることを見て、そこで開花させろってキモチがあったんじゃないかと思います。

稲垣潤一「僕ならばここにいる」

>君の華奢な腕に 両方は持てない
>愛か仕事か 後にまわして

これが「恋愛禁止条例」の根拠で、一生懸命アイドル活動をしていたら、恋愛をしているヒマなんてないはずだ、と評してました。


「NEWS 23」のエンディングをヒッキーとAyuさんが書いたとき、ヒッキーは徹底的に戦うぞ!って歌詞を書いたのに対して、Ayuさんは徹底的に戦わない歌詞を書きました。

宇多田ヒカル「Fight The Blues」
浜崎あゆみ「Last Links」

これはホントに対極的でオモシロかったです。

2017.02.01 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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