金正男暗殺について、マレーシア警察が会見したが、腑に落ちない内容だった。

 マレーシア警察のカリド・アブバカル長官は22日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件を巡り記者会見し、「被害者の顔につけるため、素手に液体をつけた」と実行犯の女2人が素手で正男氏を襲撃したとし、従来の黒い手袋をはめていたという見方を覆した。

 両手の手のひらを広げて揺らし、実行犯が逃げた様子も再現。女らが毒物と認識していたため、周囲に手が触れないようにしていたと指摘し、「手をこんな感じにしながら立ち去った」と強調した。ほかにも犯行後、手を洗っていた行動などにも言及。「それが毒物と知っていたからだ」とした。液体の正体については「分からない」と言うにとどめた。

 マレーシアの中国語紙「中国報」によると、2人は北朝鮮国籍の男たちの指示で犯行に及んだ後、手や頭に痛みが残るなど体調不良を訴えており、「体が熱くなり痛みを感じた」と供述している。

 致死性の高い毒物を素手で扱ったことについて、元陸上自衛隊化学学校副校長の浜田昌彦氏は「一般的には、じかに毒物に触ることはあり得ない」と疑問を呈した。これまで使用が有力視されていた猛毒の神経ガスVXには「考えにくい。皮膚から吸収されるVXを素手で扱えば死に至る恐れもある。ただ即時に効果が表れないような濃度の低いものが使われた可能性は否定できない」と分析した。専門家の間では事前に解毒のため薬を服用していた可能性を指摘する声もある。

 ただ今回、正男氏以外の周囲の客や容疑者本人に被害が広がっていないことと、顔に液体を塗りつけるという犯行の特性から「神経ガスではなく、口、鼻、目の粘膜などから体内に入り込む特徴があるフグ毒など天然の毒物を使った」との見方も浮上。衆人環視で、大胆に行われた暗殺は毒物の特性を熟知した計画的犯行だった。

[ 2017年2月23日 05:30 ]
正男氏殺害実行犯女2人、素手で毒襲撃 天然の毒物の可能性も

致死性の高い毒だと知ったうえで、素手で触るなんて、元自衛官が言っているように、アリエナイ話だ。実行犯は、毒と知らないで素手で触った(死んでもかまわない「捨て駒」にされた)か、知っていたので素手で触らなかった(手袋をつけていた)かのどちらかだろう。オカシナ話だ。

周囲に手が触れないようにして手を洗いに行ったことが、毒物の証拠だと言っているが、それも変な話だ。スイーツや果物を手で掴んで食べ、クリームや汁が手についてしまったら、周囲に手が触れないようにして手を洗いに行く。毒物に限った行為ではない。スライムみたいなものを顔に塗るドッキリだったら、スライムが周囲につかないようにするのは、ふつうの行為だ。

北朝鮮問題の専門家とされる人が、実行犯はドッキリ番組だと思っていたと証言しているが、撮影するカメラがないのでウソの証言だと話していた。これも変な話で、ドッキリ番組の撮影は、ターゲットにわからないように隠し撮りするのだから、カメラがない(見えない)のがふつうである。

この事件、いちばんトンデモないのは金正男を暗殺した北朝鮮なのだが、マレーシア警察もオカシナことを言ってるし、日本の専門家も変なことを話している。

2017.02.23 | ├ 政治ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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