NHKが「ガッテン!」の再放送をやめてしまったのは、じつに残念だ。

  NHKは2017年2月26日夜、生活情報番組「ガッテン!」の22日の放送で、ある特定の睡眠薬を飲むことで「糖尿病の治療や予防ができる」などと伝えた件について、番組公式サイト上に謝罪文を掲載した。

  番組の放送後、医療現場を中心に放送内容を問題視する声が相次いでいた。今回の謝罪文でNHKは「(番組の内容に)行き過ぎた表現があった」ことを認め、「皆様に誤解を与え混乱を招いてしまった」と謝罪している。NHK広報局によれば、28日に予定していた再放送は取り止めるという。

NHKガッテン、再放送を中止 「睡眠薬で糖尿病治療」行き過ぎ表現で謝罪

行き過ぎとあるが、睡眠不足が糖尿病の原因の一つということは、米シカゴ大学医療センターの Kristen Knutson氏の研究が発表されてから、さまざまなサイトですでに紹介されている。

睡眠の質の低下は高血糖やインスリン抵抗性につながる
(日本生活習慣病予防協会 2011年5月20日)

睡眠の質の低下は高血糖やインスリン抵抗性につながる
(糖尿病ネットワーク 2011年11月14日)

「睡眠不足」が糖尿病の一因に?! ~そのメカニズムと、良質な睡眠をとる方法~
(知って安心! 糖尿病の治療と予防ナビ)

睡眠不足が糖尿病のリスクを上げる?! 睡眠と糖尿病の関係とは?
(糖尿病症状セルフチェック)

ベルソムラだけ目立ってしまったのは問題だが、放送中止するほど酷い内容ではないぞ。むしろ、これをきっかけに、人々が睡眠に関心をもち、糖尿病患者が減れば、良いことこの上なしではないか。なぜ、その邪魔をするのかが謎!

とくに、「糖尿病ネットワーク」の記事によると、糖尿病ネットワークが実施したアンケート調査で、糖尿病患者の約8割は血糖コントロールと睡眠障害の関連を知らないことがあきらかになったという。これは問題だ。



放送中止になったのは、厚生労働省が注意したからだそうだ。w

  NHKの生活情報番組「ガッテン!」が、ある特定の睡眠薬を飲むことで「糖尿病が治療できる」などといった特集を放送した問題をめぐり、厚生労働省が「国民の健康に大きな影響が出る懸念がある」としてNHKを注意していたことが分かった。

  厚労省医薬・生活衛生局の担当者が2017年2月27日、J-CASTニュースの取材に明かした。そのほか、問題の放送については、日本睡眠学会と日本神経精神薬理学会も「看過できない問題点が確認された」として、番組内容に抗議する趣旨の文書を同日に公表している。

厚労省、NHKガッテン「糖尿病治療」を問題視 専門学会も「許されない」抗議文

2017.02.27 | ├ TVネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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