昨日(3/4)、豊洲市場問題調査特別委員会で地下水モニタリング調査の採水業者に対する参考人招致・質疑が行われた。おときた駿都議によると、異常に高い数値(環境基準の79倍のベンゼン)が検出され、大問題となった、第9回モニタリング調査の採水が、ひじょうに杜撰な方法で行われ、採水を行った調査会社からも「数字が大幅に高くなる」と指摘されていたことが明らかになった。

【契約について】
  • 事前の現場状況説明などはなく、実際に現場を見に行ったら話とかなり違っていた
  • 提示された作業スケジュールも無理があるものであり、採水の延期または契約辞退を申し出た
  • にもかかわらず「都が責任を持つ」と強く諭され、採水が行われることになった

【採水について】
  • 現場には井戸が水没している箇所や、井戸管を切断しなければ採水ができないような場所もあった
  • 水没している箇所は、都の指示のもと極力周囲の水が入らないように(?!)アタッチメントをつけて採水作業をした
  • 水没や変形、内部づまりなど井戸の不具合は50箇所以上あった
  • それでも都には採水を求められたので、指示に従って行った
  • さらに、パージ作業(後述)後に復水の遅い井戸があり、翌日以降の採水を申し出たが、パージした水で分析するように指示された。その水は濁っていた。






【分析・報告について】
  • 11月下旬の段階で、前回の値と大幅に異なる検査結果が出ることがわかった
  • 都には口頭で連絡したが、1月上旬にまとめて報告するようにと取り合ってもらえなかった
  • 12月上旬にも再び報告・相談したが、同様の対応だった

【結論・所管】
  • 採水などすべて、都の指示に従って行い、数字が大幅に高くなることはかなり前の段階で伝えていた
  • にもかかわらず、1月14日の発表で「暫定値」という扱いをされ、会社の名誉が深く傷ついた
  • 調査結果には絶対の自信を持っている。暫定値という扱いは今すぐやめていただきたい

参考人が衝撃発言。豊洲市場の地下水採取、都による不適切な指示が発覚か

これは意図的に高い数値を出すための採水としかいいようがなく、いったい誰の指示だったのかが大きな問題である。


環境基準の79倍ものベンゼンが検出されたことについて、オイラは下記のように考えていた。

地下水位を下げるために揚水井戸から揚水すれば、下図のように、揚水井戸に向けて地下水が移動する。途中に取り切れていない汚染源があれば、途中の地下水位観測井戸で観測されるはずだ。

想定内の出来事


ところが、こんな杜撰な方法で採水されていたのかと思うと、あまりに想定外の出来事に頭がクラクラしてきたぞ。

2017.03.05 | 時事ネタらしきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |












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