「府中多摩川かぜのみち(多摩川サイクリングロード)」で自転車に衝突され、頭蓋骨骨折した方が『朝日新聞』に投書した。



この事件を南堂ちゃんが取り上げていた。

サイクリングロードで衝突事故

「府中多摩川かぜのみち」での交通ルールが事故の原因ではないかというものだ。


「府中多摩川かぜのみち」は歩行者優先です。
事故防止のため、一般道路と同様の交通ルールで通行してください。
  • 散歩やジョギングなどをする方は、みちの右側を通行しましょう。
  • 自転車の方は、みちの中央の左側をスピードを落とし、走行しましょう。また、歩行者の近くでは徐行してください。
府中多摩川かぜのみち

元ネタはこちらの方の記事なのだが…。

府中多摩川かぜのみちのランナーは走りづらくないですか?
実際に自転車で走っている方が撮った動画があるので、見て欲しい。2014年4月末に撮影したものだ。多摩川左岸(下流を向いたときの左手側)の「府中多摩川かぜのみち」を上流に向けて走っている。自転車はBD-1という小径車(車輪の直径は18インチ=45cm)。ちなみに、マウンテンバイクは26インチ=65cmで、ロードレーサーは70c=70cmである。高速を出せないように地面に設置された緑色のバンクでガタガタ震動している。



いきなり通行人が目の前に現われるので、怖いように思える。これは通行者も同じで、いきなり自転車が目の前に現われるので、やはり怖い。

対比のため、同じ人が撮影した狛江市から調子まで上流に向かう多摩川左岸の道。こちらでは、歩行者も自転車も左側通行という従来のルールが使われている。



前者に比べ、いきなり通行人が目の前に現われないので、怖くないように思える。これは通行者も同じで、いきなり自転車が目の前に現われないので、やはり怖くない。

どうも、後述する2009年6月の死亡事故に驚いた府中市議会が、利用者の意見もろくに聴かずに、条例を制定してしまったようで、埼玉県の防災ヘリ有料化と同じ愚策のように思える。

防災ヘリを有料化すれば隊員の命を守れる


しかも、2009年に起きた事故は、また別の要因で起きたようなので、このようなルール変更しても防げる事故ではなかったようなのだ。

遊歩道で自転車事故 対策へ
NHKニュース:07月28日21時19分

東京・府中市の多摩川沿いにある遊歩道で自転車による事故が相次ぎ、先月には歩行者の男性が自転車にはねられて死亡する事故まで起きていたことがわかりました。遊歩道を管理する府中市は、路面の形状を変えて自転車のスピードを抑えることなど抜本的な対策の検討を始めました。

府中市の多摩川沿いに9.4キロにわたって続く遊歩道「かぜのみち」は、全面が舗装され、幅も3メートルと比較的広いため、休日を中心に多くの人が利用しています。ここ数年は、歩行者だけでなく、健康増進のためにサイクリングを楽しむ人も増えていますが、一方で自転車による事故が年間20件余り起きています。先月2日には、近くに住む会社員の下遠野実さん(55)が遊歩道を歩いて帰宅中に、後ろから走ってきたスポーツタイプの自転車にはねられて頭を打ち、20日後に死亡していたことがわかりました。自転車は25キロ前後のスピードが出ていたということで、警視庁は、運転していた45歳の会社員を重過失致死の疑いで書類送検しました。府中市は、これまでも注意を呼びかけてきましたが、今回の事故を受けて、自転車のスピードを抑えるよう路面の形状を変えたり、夜間に注意を促すランプを設置したりといった対策の検討を始めました。府中市公園緑地課の雫石明男課長は「スピードの出しすぎが招いた痛ましい事故で、自転車がスピードを落とせるような改善を行っていかないといけないと思う」と話しています。

多摩川CRでの死亡事故に思う

事故が起きた時間について書いてないけど、会社員の帰宅時間なので、夜間の可能性が高い。6月2日なので、日没は18時52分と遅いが、9時や10時なら月明りしかない(この日は晴れで月齢8.6の月が出ていた)。夜間に、街灯もなく、自転車が走行する道を歩くのは、自転車からは見えにくいので、かなり危険な行為だ。オイラだったら、このような場所をライトを身につけないで歩くことは絶対にしない。イヌの散歩でも、イヌが轢かれないように、首輪にライトを点灯させている飼い主もいるくらいだ。

条例を制定するのなら、夜間にこのような道を歩く際は、光を反射する素材をつかった服を着るか、ライトを点灯させて、歩かなければならないという条項が必要であろう。


ところで、最初に紹介した記事の人がどこで事故にあったのか書いてないのでなんともいえないが、この時期に事故が頻発する場所には心当たりがある。府中市「郷土の森」である。

最初に見てもらった動画で「郷土の森」を通過する部分を見てもらおう。

BD-1で多摩川サイクリングロード3(府中市内)5:20~

5:20~6:20でだいたい1分くらいの動画だ。道が、最初に左に曲がり、つぎに右に曲がると問題の場所に出る。「かぜのみち」に沿って桜並木があり、これを見に来た人が事故に遭う。また、河川敷のバーベキュー場にテントやタープが張られているのがわかるだろう。ここと「郷土の森」を行き来するとき、「かぜのみち」を横断するので、そこで自転車と衝突するのだ。ここは10年以上前から問題になっていた。

花見客脅かす暴走自転車

ここは、花見の時期だけでなく、バーベキュー場を使う晴れの休日(とくにゴールデンウィークあたり)はひじょうに危険だ。

この場合、「かぜのみち」を、歩いている人ではなく、横断する人が事故に遭うので、府中市が定めたルールとは関係ないと思う。

2017.04.17 | 自転車 | トラックバック(0) | コメント(2) |

突然失礼します
まさしくおっしゃるとおりだと思います。私も10年来、この道でランニングしてきましたが、今は府中市内は走りません。危ないからです。あの走行区分は利にかなっていません。しかもあれを実施してから土日等道端で市職員等が指導したこともありません。あそこを練習コースにしている駒大や東農大の箱根駅伝選手はどうしてるのでしょう。あの区分にしてから駒大は弱くなった気がしますが。
対岸のやや下流の川崎市は道幅が調布市と同じ約2メートルで府中よりやや狭いですが、川崎市と神奈川県警連名で、すべて左側通行としています。この記事を見て、まだそのままなんだなと確認しました。このまま府中は走らない状態を継続します。
長々、失礼しました。

2017.06.21 12:53 URL | 堤防ランナー #- [ 編集 ]

ありがとうございます。

車両は左側通行、歩行者は右側通行という一般道の原則を、機械的に遊歩道(もともとは自転車道だったはず)に当てはめて、実際に利用している人の意見を聞かないという態度が最大の問題でしょう。

私は荒川で自転車に乗ることが多いのです。荒川河川敷道路は、幅7mで2車線の舗装路で、災害時に車両を通すためのものですが、土日は、歩行者や自転車、サッカーや野球少年とその家族でいっぱいになります。一時期、その一部を、1車線を自転車、もう1車線を歩行者に分け、自転車用車線をさらに2分して往路と復路として使うように強要されたことがありました。土日に職員が来て、違反しないように見張っていました。

+++++土手+++++
 自転車 →
 自転車 ←
 歩行者
 歩行者
----河川敷----

しかし、不人気だったのと、職員に見つからないところでは、誰も守らなかったため、現在はやめたようです。

2017.06.21 14:30 URL | 王子のきつね #NVCdQGYY [ 編集 ]












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